気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

神嘗月の茶箱は

2016-10-16 17:22:23 | お稽古
今日は月一回の大先生のお稽古日、車の中から
朝の陽を浴びた若草山が、上の方からやや金色に染まり、
秋色を呈しはじめておりました。

(午後3時ごろで、遠くからでもわかりますでしょうか?)
一年は早いもので、今週末22日(土)からは、奈良最大の
いえ、世界最大の観覧者数を誇る『第68回正倉院展』が
奈良国立博物館で始まりますね。

お稽古は中置と窶(やつれ)風炉にて初炭、お濃茶、
茶箱の月を教えていただきました。

初炭の香合は「鳴子」
お茶入れは、「阿古陀」
主菓子は、奈良樫舎の『豊穣』で、
さきほどの若草山を思い出しました。

豊穣の秋に相応しい菓子になり、
明日の自宅稽古の主菓子、どうしましょうか?

帰り道、あちこちの田んぼでは稲刈りが盛んで、
コンバインの音が響き渡ります。
 
見下せば里は稲刈る日和かな
          正岡子規
奈良では今月いっぱいまでには稲刈りは終わりなのですが、
天候が不順で、田んぼも乾く間がなく、
やっと巡ってきました晴天でした。
でも明日は雨で、暖かい日が続くそうです。