気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

玄関の花は一輪の薔薇と白のフリージアで春を

2017-04-17 14:20:25 | お稽古
昨日は自宅稽古があり、玄関を掃除しておりますと
門扉に土埃が、今年初めての黄砂なんでしょうか?
モンゴル平原も異常気象で恒例の砂塵嵐は吹いておらず、
安心していたのですが・・・
若草山もぼんやりと春霞のなかに、
古今集巻二春歌下の巻頭歌に
春霞たなびく山の桜花うつろはむとや色かはりゆく

奈良の気温も今年初めての25℃を超え、初夏日で
あっという間に、短い春が過ぎるのでしょうか?
若草山の桜も本当に色あせし、終わりになったのでしょう。
眺めていると突然くしゃみが・・・、あわてて屋内に。
お稽古終わりの話のなかでも”檜の花粉とのダブルパンチ”
花粉症の方々にはつらいでしょうが、あともう少しですね。
フリージアの香を嗅ぎ分けて病よし
             大間知山子
玄関の花は、頂いた薔薇を一輪と白のフリージアをアレンジ
お出での方々には、玄関をあけられると、フリージアの
甘い香りを感じてくだされば、花粉症も治まるサインかも
   
玄関の色紙は、吉野山の桜が描かれており、予想通り
上の千本も満開になり、絶好の花見日和とのことでした。
 
小間のしつらえ、軸は「和敬清寂」で
花は、残り花の「有楽」椿と「さんしゅゆ」の若葉の枝を
   
月末の茶事まで二週間、お稽古にも熱が入ります。
後炭、運び薄茶と濃茶、揺れる茶飯釜でのお点前に、
大丈夫でしょう。
有難いことに、前日にも準備を手伝っていただけますので、
大助かりに。
でも不備はないか、自分自身にも再確認が必要ですね。