気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

姫檜扇水仙も移入規制種に

2017-04-24 17:25:03 | 季節の花々
今朝からお稽古(且座)に伺おうと表に出ると、ご近所の
生け垣のベニカナメモチ(紅要黐)は若葉で赤く燃え、
 
車道沿いの林からは遅咲きの桜の花びらが舞いちり、
古都の路地から覘く大仏殿の鴟尾も柔らかい光で満ち溢れ
背景の若草山の萌黄色に映し出されておりました。
「山笑う」季節ですね。
大仏の鴟尾に負けじと山笑う
             愚句
 若草山の遠望
(お稽古では、本当に且座は難しく・・・・・、
 二回目の半東ですが疲れました。)

庭でも「ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)」、別名
モントブレチアの仲間、深紅色のルシファー(ルキフェル)
が咲き誇りっており、
 
昨日の月末の茶事に向けた自宅稽古にも活けてみました。
玄関は、満天星躑躅、フリージア、常盤金縷梅と
 
床は掛け花として、満天星躑躅と
 
少し色がどぎつく、茶花としては不適かも?と思い、
調べているうちにでもこれも野生化しており、
佐賀県では独自に、移入規制種として、
佐賀県環境の保全と創造に関する条例』で、
栽培や持ち込みが禁止されていました。
やはり、手に負えなくならないうちに
始末してしまわなければなりませんね。