今朝から良い天気で、昨秋に思い切って短く刈ってもらった
「ツツジ」、花芽は少ないですが、咲き始めてくれました。
昨年よりも一週間ほど遅くなり、昨日の雨粒がこのツツジと
もう最後の八重の椿に、朝日がさして光ります。
そして庭から現れた「かなへび」、あっという間に
隅っこへ走り去りました。
足元から目をあげると、下萌えに植えたシダ類も朝日に
あっという間に、葉を延ばすのですね。
まあ、蹲踞横の石の隙間からシダ植物が茎を伸ばしており、
万葉集 巻8、1418 志貴皇子の懽(よろこび)の御歌に
『石激 垂見之上乃 左和良妣乃 毛要出春尓 成来鴨』
「石ばしる 垂水の上の さ蕨の
萌え出づる春になりにけるかも」
訳:岩の上をほとばしり流れる滝のほとりの蕨が、
芽を出す春になったことだ
左和良妣(さわらび)は蕨の若葉が巻いて生長する初々しい姿を
指すそうで、繁栄と豊穣を祝う聖なる花とされるツツジも
月末の茶事には咲き誇り、茶事にて
蹲踞をつかわれる水の音が聞こえたように・・・
待ち遠しいですね。
そういえば、『ワラビ』と『コゴミ(クサソテツ)』が手に入り、
一晩灰汁抜きをし、水洗い後冷蔵庫にいれております。
茶事にお出しすれば、皆様方に元気を頂いてもらえるかも。
またワラビの根から取り出したデンプンを乾燥させたのが
「本ワラビ粉」といい、奈良県の名産品で、強い粘りと
コシが特徴の最高級和菓子になるのですが・・・
今回は?、お楽しみに。
「ツツジ」、花芽は少ないですが、咲き始めてくれました。
昨年よりも一週間ほど遅くなり、昨日の雨粒がこのツツジと
もう最後の八重の椿に、朝日がさして光ります。
そして庭から現れた「かなへび」、あっという間に
隅っこへ走り去りました。
足元から目をあげると、下萌えに植えたシダ類も朝日に
あっという間に、葉を延ばすのですね。
まあ、蹲踞横の石の隙間からシダ植物が茎を伸ばしており、
万葉集 巻8、1418 志貴皇子の懽(よろこび)の御歌に
『石激 垂見之上乃 左和良妣乃 毛要出春尓 成来鴨』
「石ばしる 垂水の上の さ蕨の
萌え出づる春になりにけるかも」
訳:岩の上をほとばしり流れる滝のほとりの蕨が、
芽を出す春になったことだ
左和良妣(さわらび)は蕨の若葉が巻いて生長する初々しい姿を
指すそうで、繁栄と豊穣を祝う聖なる花とされるツツジも
月末の茶事には咲き誇り、茶事にて
蹲踞をつかわれる水の音が聞こえたように・・・
待ち遠しいですね。
そういえば、『ワラビ』と『コゴミ(クサソテツ)』が手に入り、
一晩灰汁抜きをし、水洗い後冷蔵庫にいれております。
茶事にお出しすれば、皆様方に元気を頂いてもらえるかも。
またワラビの根から取り出したデンプンを乾燥させたのが
「本ワラビ粉」といい、奈良県の名産品で、強い粘りと
コシが特徴の最高級和菓子になるのですが・・・
今回は?、お楽しみに。