奈良は13℃台の暖かな雨の朝に・・・
心配なのは東大寺二月堂で修二会本行中の連行衆の方々にとり、
寒さより暖かすぎる方が困ったことになると今年大導師になら
れた上司永照・持宝院住職から聞き及びます。
何故なら紙衣は、厚手の紙衣紙を揉んだり縮めたりして柔らかく
された後、刷毛で寒天糊を塗った紙を何枚も貼り合わせ、裏地に
は木綿を寒天糊で糊付けされており、木綿と紙が汗を含みむと、
その冷たさと破れやすさで始末に負えないそうです。
今朝は雨が激しくならない間に、近鉄百貨店奈良店で3月1日~
3月6日まで開催中『法華寺御流いけばな展』にお伺いしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/36/c6/d88d417ebcc247008dcf9d1930035f76_s.jpg)
「星霜千二百六十余年、草木の生命を輝かせて」と前書きが、
HPによりますと法華寺御流は”光明皇后が法華寺を建立され、
広く女人の修行場とし、心身修養のため草木幽美の風情を花瓶に
挿すことを奨励されたことに始まります。
青竹に挿された花々が迎え入れてくれました。
床飾が二つ、
一つは花入れに壇香梅、アイリスと撫子、奈良絵の香合
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/a3/1be50a3df9de52a48f1b77069b64f20e_s.jpg)
『いゃひろく 人を導ゖ八千草の 花の錦を おりいだしつゝ』
というお軸が掛けられておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3c/d3/6c5b03a11730532cc026526bb4d69aa7_s.jpg)
光明皇后さまの御意志を継がれているのでしょう。
そしてもう一つは桃の節句、雛飾りが彩りを添えており、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/a7/61f33ee009c9d8765a79def9b7609013_s.jpg)
このお雛様も歴代の門跡様の古代雛なのでしょうか。
というのも、歴代の門跡が持参された御所人形や、一刀彫り
人形等の『御所人形 古代雛人形展』が法華寺・東書院にて
3月11日まで開催され、仙洞御所移しの紅梅も見頃だとか。
さらに会場の奥に進みますと、お雛様の短冊と掛け花等と共に
杜若だけが・・・有名な歌が思い起こされますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/08/c0/203541d49e77b0acf8109e1183403fcc_s.jpg)
最後に呈茶席にと足を延ばしますと、法華寺の写真に囲まれ
お花の素晴らしさの余韻を味わいながらの一服に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/40/b4/09ee04594fa58b0f8e4e909492e1da8f_s.jpg)
草木特有の美を堪能させていただけた時間になりました。
心配なのは東大寺二月堂で修二会本行中の連行衆の方々にとり、
寒さより暖かすぎる方が困ったことになると今年大導師になら
れた上司永照・持宝院住職から聞き及びます。
何故なら紙衣は、厚手の紙衣紙を揉んだり縮めたりして柔らかく
された後、刷毛で寒天糊を塗った紙を何枚も貼り合わせ、裏地に
は木綿を寒天糊で糊付けされており、木綿と紙が汗を含みむと、
その冷たさと破れやすさで始末に負えないそうです。
今朝は雨が激しくならない間に、近鉄百貨店奈良店で3月1日~
3月6日まで開催中『法華寺御流いけばな展』にお伺いしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/36/c6/d88d417ebcc247008dcf9d1930035f76_s.jpg)
「星霜千二百六十余年、草木の生命を輝かせて」と前書きが、
HPによりますと法華寺御流は”光明皇后が法華寺を建立され、
広く女人の修行場とし、心身修養のため草木幽美の風情を花瓶に
挿すことを奨励されたことに始まります。
青竹に挿された花々が迎え入れてくれました。
床飾が二つ、
一つは花入れに壇香梅、アイリスと撫子、奈良絵の香合
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/34/78/ea671ef3325440f2ea8d46447b1e269c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/3b/e07c3606a6a24b1379a6017f890e37ac_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/a3/1be50a3df9de52a48f1b77069b64f20e_s.jpg)
『いゃひろく 人を導ゖ八千草の 花の錦を おりいだしつゝ』
というお軸が掛けられておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/50/fd76fadaa240ced148e4750380041dab_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3c/d3/6c5b03a11730532cc026526bb4d69aa7_s.jpg)
光明皇后さまの御意志を継がれているのでしょう。
そしてもう一つは桃の節句、雛飾りが彩りを添えており、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/3d/69270929345d06c0249707b3bf8769d5_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/23/76/f0dc1f1463e7e8a0cd39bb2bc06b6414_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/a7/61f33ee009c9d8765a79def9b7609013_s.jpg)
このお雛様も歴代の門跡様の古代雛なのでしょうか。
というのも、歴代の門跡が持参された御所人形や、一刀彫り
人形等の『御所人形 古代雛人形展』が法華寺・東書院にて
3月11日まで開催され、仙洞御所移しの紅梅も見頃だとか。
さらに会場の奥に進みますと、お雛様の短冊と掛け花等と共に
杜若だけが・・・有名な歌が思い起こされますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/d5/2ae9edc5e5ae0f254d174689e19beba4_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/08/c0/203541d49e77b0acf8109e1183403fcc_s.jpg)
最後に呈茶席にと足を延ばしますと、法華寺の写真に囲まれ
お花の素晴らしさの余韻を味わいながらの一服に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/a3/41a5f4a2ef956682bc56a2115c8ad419_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4f/f6/fcf563c12657d28f6c05e186253008b8_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/40/b4/09ee04594fa58b0f8e4e909492e1da8f_s.jpg)
草木特有の美を堪能させていただけた時間になりました。