昨晩の東大寺二月堂修二会、11本の大(籠)松明に導かれ、
連行衆の方々が一人づつ二月堂へと登廊され、その度に舞台の
欄干から降り注ぐ火の粉の舞に、グループ分けされた約12000人
(読売新聞)の参拝者の方々もその度の歓声が・・・。
気温は7時過ぎでは9℃と例年より暖かい上、例年は3万人以上
ですので、今年の参拝者の皆さまはラッキーでしたね。
共同通信
毎日新聞45秒
未明にはご本尊の十一面観音菩薩様に供える香水「お水取り」
の儀式が行われました。
3年前二月堂のご香水を掌に少し載せていただき、
その甘美さを思い出させる「お水」に出会いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/25/1f7ee93c2df3e928bfd8b9e4815e5ad8_s.jpg)
日曜日の自宅稽古、釣り釜に使った大阪府三島町の景勝地、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/69/8e646972cdc2ec3e93687a64687b4dff_s.jpg)
水無瀬神宮境内の井戸に湧く『離宮の水』で、
お濃茶の美味しかったこと、この上ないものでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2a/88/cd2a00565f479652bec9b3d1eaeae4da_s.jpg)
この水は、清流・水無瀬川の伏流水で全国名水百選に選ばれ、
硬度は平均87.0㎎/lで軟水になり、水質検査も非常に良好で
ペットボトル3本まで持ち帰ることが出来ます。
なお近くにあるサントリー山崎蒸留所の仕込み水と同じ源水で、
神宮の神饌に用いられている神聖な井戸水が、茶道の初期から
その水の良さで茶の湯にも利用され続けており、現在成人の日
水無瀬神宮では大茶盛が催されます。さらに神宮内の庭園には、
重要文化財の茶室「灯心席」または「灯心亭」と呼ばれる
数寄屋風書院があり、江戸時代初期に後水尾天皇より下賜され、
御所から移築されたと伝えられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1a/c1/c4ba3f910a7a52dcd2bf273ae875344a_s.jpg)
内部は三畳台目の席と、同じ面積の勝手が並べられた造りに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/43/822e02b63255f33c73f5a1fbe5a38e0f_s.jpg)
なお「水無瀬神宮」は後鳥羽天皇が造営された水無瀬離宮跡地に
あり、水無瀬信成・親成親子が、菩提を弔う御影堂を建立され
たのが始りで、現在は後鳥羽天皇・土御門天皇・順徳天皇が祭ら
れ、特に後鳥羽天皇は、配流先の隠岐にあっても水無瀬の地を
好まれたようで、次の歌が遺されております。
『水無瀬山わがふるさとは あれぬらん
まがきは野らと 人もかよわで』
『軒あれて 誰か水無瀬の 宿の月
すみこみしままの 色やさびしき』
上皇はこの景勝地への行幸の度、歌合や蹴鞠、狩猟、刀剣鍛作等
をされていたようで、本当に水無瀬の地が好きだったのですね。
修二会も残り二日、15日の未明には終わり、奈良にやっと春が
訪れるはずが・・・、一足早くもう昨日から春本番、今日からは
5月の気候になりそうで、桜の開花も早まるのでは?。その
奈良の桜の開花予想、ウェザーマップは3月21日(12日現在)と
最早、ウェザーニュースは23日、気象協会は25日(7日予想)
どの社が当たるのでしょうか?。
連行衆の方々が一人づつ二月堂へと登廊され、その度に舞台の
欄干から降り注ぐ火の粉の舞に、グループ分けされた約12000人
(読売新聞)の参拝者の方々もその度の歓声が・・・。
気温は7時過ぎでは9℃と例年より暖かい上、例年は3万人以上
ですので、今年の参拝者の皆さまはラッキーでしたね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/ff/515fd5d03e78c8e7a6975630fbe46506_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/01/eefde3c1bc3b33295b5e3940344aff92_s.jpg)
未明にはご本尊の十一面観音菩薩様に供える香水「お水取り」
の儀式が行われました。
3年前二月堂のご香水を掌に少し載せていただき、
その甘美さを思い出させる「お水」に出会いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/25/1f7ee93c2df3e928bfd8b9e4815e5ad8_s.jpg)
日曜日の自宅稽古、釣り釜に使った大阪府三島町の景勝地、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/69/8e646972cdc2ec3e93687a64687b4dff_s.jpg)
水無瀬神宮境内の井戸に湧く『離宮の水』で、
お濃茶の美味しかったこと、この上ないものでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2a/88/cd2a00565f479652bec9b3d1eaeae4da_s.jpg)
この水は、清流・水無瀬川の伏流水で全国名水百選に選ばれ、
硬度は平均87.0㎎/lで軟水になり、水質検査も非常に良好で
ペットボトル3本まで持ち帰ることが出来ます。
なお近くにあるサントリー山崎蒸留所の仕込み水と同じ源水で、
神宮の神饌に用いられている神聖な井戸水が、茶道の初期から
その水の良さで茶の湯にも利用され続けており、現在成人の日
水無瀬神宮では大茶盛が催されます。さらに神宮内の庭園には、
重要文化財の茶室「灯心席」または「灯心亭」と呼ばれる
数寄屋風書院があり、江戸時代初期に後水尾天皇より下賜され、
御所から移築されたと伝えられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1a/c1/c4ba3f910a7a52dcd2bf273ae875344a_s.jpg)
内部は三畳台目の席と、同じ面積の勝手が並べられた造りに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/43/822e02b63255f33c73f5a1fbe5a38e0f_s.jpg)
なお「水無瀬神宮」は後鳥羽天皇が造営された水無瀬離宮跡地に
あり、水無瀬信成・親成親子が、菩提を弔う御影堂を建立され
たのが始りで、現在は後鳥羽天皇・土御門天皇・順徳天皇が祭ら
れ、特に後鳥羽天皇は、配流先の隠岐にあっても水無瀬の地を
好まれたようで、次の歌が遺されております。
『水無瀬山わがふるさとは あれぬらん
まがきは野らと 人もかよわで』
『軒あれて 誰か水無瀬の 宿の月
すみこみしままの 色やさびしき』
上皇はこの景勝地への行幸の度、歌合や蹴鞠、狩猟、刀剣鍛作等
をされていたようで、本当に水無瀬の地が好きだったのですね。
修二会も残り二日、15日の未明には終わり、奈良にやっと春が
訪れるはずが・・・、一足早くもう昨日から春本番、今日からは
5月の気候になりそうで、桜の開花も早まるのでは?。その
奈良の桜の開花予想、ウェザーマップは3月21日(12日現在)と
最早、ウェザーニュースは23日、気象協会は25日(7日予想)
どの社が当たるのでしょうか?。