昨日の雨もすっかり上がり朝から晴天、聞きなれた響き渡る声
「テッペンカケタカ」と囀り、『ホトトギス』です。
正岡子規も中国の故事「杜鵑の吐血」鳴いて血を吐く
ホトトギスと自身の病状・肺結核を重ねあわせて付けられた
ペンネーム(生涯54個も)の一つです。
この漢字の異名として「不如帰」「杜宇」「杜鵑」「蜀魂」
「蜀鳥」「杜魄」「蜀魄」などが。( 大辞林より)
明治26年に子規はこんなホトトギスの句を・・・
『鳴かぬなら鳴かぬと鳴けよ鵑』
実は「寒山落木」で抹消句になっていおります。
子規の頭のなかに、松浦静山の『甲子夜話』の逸話。
「まつらせいざん」「かっしやわ」
夜話のとき或人の云けるは、人の仮托に出る者ならんが、
其人の情実に能く恊へりとなん。
郭公を贈り参せし人あり。されども鳴かざりければ、
なかぬなら殺してしまへ時鳥 織田右府
鳴かずともなかして見せふ杜鵑 豊太閤
なかぬなら鳴まで待よ郭公 大權現様
(原文のママ)
私は「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」山口素堂
の方が・・・半年ぶりにお友達夫婦と一緒に雨の降る中、
奈良懐石料理『かこむら』さんへ。
入り口
カウンター席
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0d/7b/d05f5abdb8ae573e4f5babc268e96469_s.jpg)
予約の段階でテーブル席が埋まり、和室へと迎えられると
「かこむら」東大寺長老「守屋 弘斎」筆の額が掲げられ、
八品で5000円の懐石の始まりは、男性陣は生ビール、女性は
雨だったので車で来たのでお茶にて、母の日に乾杯!?
「八寸」、八つ橋をイメージされり、
麩?ソラマメと海老を、かきつばたは胡瓜にニラの葉先で
ポテトに雲丹を包み込み青のりをまぶすと苔に・・・
さらに一口鮨も絶品はイイダコ!で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/18/b4/d519d6401b39a7b0d62e4b9978912270_s.jpg)
「煮碗物」鱧とずいきにじゅんさいをあしらい、お出汁は絶品
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/a5/1785fa68c1cd93f8cf95d9c29b8dab05_s.jpg)
「お造り」まぐろとヒラメ、ヒラメの弾力感と繊細な味わいが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/c1/93c1eadb68cc655823be9f9c0b13f7fc_s.jpg)
「炊き合わせ」たけのこ、厚揚げ、スナップエンドウと?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/cd/bad4075e539f139b53f213f4dcd93e54_s.jpg)
「揚げ物」シラウオと野菜のかき揚げ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/a5/a6fc2c0ef4154fb8868be6564928892e_s.jpg)
「酢の物」蟹身と・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2d/24/45dceb252ac8ea4363b9d128a9214602_s.jpg)
「鯛の炊き込みご飯」「糊の味噌汁」と香物
ご飯のお代わりもおねがいしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/16/315267005dc96953247ed4ec0086d136_s.jpg)
「デザート」はスイカとスムージーのゼリー
お酒は、お友達の旦那様によると、初めてリニューアル?
食事の邪魔をしない日本酒を選ばれておられるとの事、
一つ取り下げ、新たに三種類入ったそうで、その中から
奈良三輪の今西酒造「三諸杉」純米吟醸
爽やかさと甘さのなかにクリアな旨みと綺麗な酸味が、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/6f/df0b0406d1c51cc39c2a537fe2456b56_s.jpg)
もう一つは奈良吉野の美吉野醸造「蔵王桜」純米吟醸酒で、
柔らかな口当たりとキレの良い酸が、最初はあれっとなるが、
ぐいぐいと進み食事にあうお酒にと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7d/51/707144b98d32c7c76ee228cfe236a77d_s.jpg)
一時間半、ゆっくりと愉しめ満足、お腹が御馳走様。
2017年もミュシュラン一つ星、接客がという声もあるなか
だけど寡黙な御主人、最後はお見送りまで、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/74/9d1de24772b01877b3eaab658809dd40_s.jpg)
又寄せてもらいます。
昼からの自宅稽古が終わり、ほっとすると・・・
ホトトギスの声、夕方の今は「特許許可局」と。
「テッペンカケタカ」と囀り、『ホトトギス』です。
正岡子規も中国の故事「杜鵑の吐血」鳴いて血を吐く
ホトトギスと自身の病状・肺結核を重ねあわせて付けられた
ペンネーム(生涯54個も)の一つです。
この漢字の異名として「不如帰」「杜宇」「杜鵑」「蜀魂」
「蜀鳥」「杜魄」「蜀魄」などが。( 大辞林より)
明治26年に子規はこんなホトトギスの句を・・・
『鳴かぬなら鳴かぬと鳴けよ鵑』
実は「寒山落木」で抹消句になっていおります。
子規の頭のなかに、松浦静山の『甲子夜話』の逸話。
「まつらせいざん」「かっしやわ」
夜話のとき或人の云けるは、人の仮托に出る者ならんが、
其人の情実に能く恊へりとなん。
郭公を贈り参せし人あり。されども鳴かざりければ、
なかぬなら殺してしまへ時鳥 織田右府
鳴かずともなかして見せふ杜鵑 豊太閤
なかぬなら鳴まで待よ郭公 大權現様
(原文のママ)
私は「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」山口素堂
の方が・・・半年ぶりにお友達夫婦と一緒に雨の降る中、
奈良懐石料理『かこむら』さんへ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/30/60/3a9e1965274b87aad29f82e0bff1edba_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/04/6b/b6b50088728bc37a40df424af2527b87_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/56/a6b9e86980902a7add955287a0db0cde_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0d/7b/d05f5abdb8ae573e4f5babc268e96469_s.jpg)
予約の段階でテーブル席が埋まり、和室へと迎えられると
「かこむら」東大寺長老「守屋 弘斎」筆の額が掲げられ、
八品で5000円の懐石の始まりは、男性陣は生ビール、女性は
雨だったので車で来たのでお茶にて、母の日に乾杯!?
「八寸」、八つ橋をイメージされり、
麩?ソラマメと海老を、かきつばたは胡瓜にニラの葉先で
ポテトに雲丹を包み込み青のりをまぶすと苔に・・・
さらに一口鮨も絶品はイイダコ!で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/18/b4/d519d6401b39a7b0d62e4b9978912270_s.jpg)
「煮碗物」鱧とずいきにじゅんさいをあしらい、お出汁は絶品
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/a5/1785fa68c1cd93f8cf95d9c29b8dab05_s.jpg)
「お造り」まぐろとヒラメ、ヒラメの弾力感と繊細な味わいが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/c1/93c1eadb68cc655823be9f9c0b13f7fc_s.jpg)
「炊き合わせ」たけのこ、厚揚げ、スナップエンドウと?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/cd/bad4075e539f139b53f213f4dcd93e54_s.jpg)
「揚げ物」シラウオと野菜のかき揚げ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/a5/a6fc2c0ef4154fb8868be6564928892e_s.jpg)
「酢の物」蟹身と・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2d/24/45dceb252ac8ea4363b9d128a9214602_s.jpg)
「鯛の炊き込みご飯」「糊の味噌汁」と香物
ご飯のお代わりもおねがいしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/16/315267005dc96953247ed4ec0086d136_s.jpg)
「デザート」はスイカとスムージーのゼリー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/0e/d57f9fe7a22293921a410e6736598093_s.jpg)
お酒は、お友達の旦那様によると、初めてリニューアル?
食事の邪魔をしない日本酒を選ばれておられるとの事、
一つ取り下げ、新たに三種類入ったそうで、その中から
奈良三輪の今西酒造「三諸杉」純米吟醸
爽やかさと甘さのなかにクリアな旨みと綺麗な酸味が、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/6f/df0b0406d1c51cc39c2a537fe2456b56_s.jpg)
もう一つは奈良吉野の美吉野醸造「蔵王桜」純米吟醸酒で、
柔らかな口当たりとキレの良い酸が、最初はあれっとなるが、
ぐいぐいと進み食事にあうお酒にと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7d/51/707144b98d32c7c76ee228cfe236a77d_s.jpg)
一時間半、ゆっくりと愉しめ満足、お腹が御馳走様。
2017年もミュシュラン一つ星、接客がという声もあるなか
だけど寡黙な御主人、最後はお見送りまで、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/74/9d1de24772b01877b3eaab658809dd40_s.jpg)
又寄せてもらいます。
昼からの自宅稽古が終わり、ほっとすると・・・
ホトトギスの声、夕方の今は「特許許可局」と。