気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

大和文華苑のササユリは終盤に

2018-05-30 14:06:07 | 大和文華館
今朝から雨のなか、スムージー用の野菜を採りに庭へでると、
最後の大山蓮華の蕾が一枚めくれ上がり・・・昼前には開花に
来年も楽しみにしていまから御礼肥やしを上げなくては。

伸び盛り、花盛り特にオオムラサキツユクサの株が大きくなり
よく見ると萩の若芽にモンシロチョウが雨宿り、
横のホタルブクロが傘代わりなのでしょうか。
  
カラーにも虫が・・・雨宿りが出来ないのに。

探せば、かなりの虫たちが隠れているのでしょう。
そしてシダが葉を広げて、胞子を出す準備?

梅雨を迎える庭の一時、これからも愉しめますね。

昨日も花々を見てきました。場所は「大和文華館」のお庭
『大和文華苑』、十日はまだ蕾、17日に開花した「ササユリ」
24日には見頃を迎え、早く見に行きたかったのですが・・・
ササユリの無料開放日に合わせて伺うことが出来ました。


門を入ると支柱に支えられたササユリ数本がお出迎え
 
そしてまだ紅い花の石楠花、薊やタニウツギ、そして
柘榴の花と小さな実の両方見ることが出来ました。
 
本館の前にも4本のササユリ、花に鼻を近づけ匂われる人も
『偽りのなき香を放ち山の百合』
          飯田龍太 
 
   
ササユリの谷では、カメラを抱えた人たちなどにむかって
つんっとして楚々とうつむきがちに立っておりました。
百合の花折られぬ先にうつむきぬ
               其角 
  
でも終わりかけ、6月の下旬には山百合に。

帰り際、「栴檀」の花が風に舞い散っておりました。
 
万葉集では『楝(あうち)』とよぶの花、脇役になりますが、
散り際の美学なのでしょうか。
大和文華苑の主役は、これからは『紫陽花』に。