学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

福井県一乗谷

2009-12-16 20:19:09 | その他
風邪をひくたびに思うのですけれど、健康で生活していることがいかに幸せなことなのかを実感します。体調は、たくさん栄養を取ったせいか、だいぶ良くなりました。あとはあまり無理しないで生活すれば治りそう!

帰宅してデジカメのデータを整理していましたら、北陸旅行の写真が出てきました。写真は福井県一乗谷。戦国大名朝倉氏の居城です。かつては、この小さな谷に何千人と住民が居たそうですが、今はところどころに民家がある、のんびりとしたところ。今も発掘作業が進んでいるそうで、館跡、石垣、池の跡などが栄華を伝えてくれます。

夏には館前の川で蛍が見られるそう。いいですよね!広い芝生も一面に広がっていて、とてもゆとりのある復元方法が取られています。(なによりゴミが1つも落ちていないのです!)ここは風情をいつまでも残しておいて欲しい、と作家の遠藤周作は一乗谷を訪れて思ったとか。私もいつまでも風情のある場所で居て欲しい、と思います。

写真を見て、また北陸へ行きたくなりました(笑)