語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【料理】1日2食でも十分なワケ ~肥満防止~

2014年08月14日 | 生活
 フリーランスは仕事時間を会社に縛られない。
 1日の食事は2回で十分だ。
  (1)10時から11時ぐらいの間・・・・朝食と昼食兼用。
  (2)18時から20時ぐらいの間・・・・夕食(仕事の終わりに合わせて)

 以前、朝食をしっかり食べていた。1日3食を守っていた。朝からバターたっぷりのオムレツとトマトスープ、パンを組み合わせた献立を作ったりしていた。
 でも、朝食をこれだけしっかり食べると、よほど激しい運動をしない限り、お昼どきにはそれほど腹が減らない。食べ過ぎではないか、という思いがあった。
 そういう時に、伊豆高原の断食施設に通うようになり、その施設の院長に「間食しなければ、1日2食で十分だ」と教えてもらった。
 ちゃんと食べないとダメというのは、間食して食事の習慣が崩れてしまいがちだからだ。きちんと食習慣が規則正しく保てるのであれば、1日2食で十分だ、という話だった。
 事実、その施設における食事時刻は10時と18時の1日2回だった。
 以後、1日2食の習慣を守るようになった。
 最初はともかく、慣れてしまうと1日2食で十分なことが肌で実感できるようになった。おかげでカロリー過多になることもなくなり、健全な生活を送ることができるようになった。

 「食」は結局習慣の問題だ。
 江戸時代ぐらいまでは、日本人はたいてい1日2食だった。
 世界的に見ても、人間が1日3食になったのは、産業革命が起きて、工場などの仕事場に長時間縛られるようになったからだ、という説がある。職住接近の農村時代には、1日2食だった。
 そういう時代にいま立ち戻っていくというのは、私たちの生活の未来への再構築という視点からも大切なことではないか。

 それでも、どうしてもお腹が空いたらどうするか。
 低カロリーで高タンパクのおやつを食べるのだ。十分にお腹がふくらんで、満足感がある。
 <例>無塩のナッツ類(アーモンド、ピーナッツ、カシューナッツ)。ドライフルーツ。甘くないピュアな炭酸水。

□佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト・「TABI LABO」共同編集長)「朝ご飯、食べてますか? 1日2食でも十分なワケ ~オヤジの家めし 6~」(「週刊金曜日」2014年8月8・15日合併号)
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 【参考】
【料理】2つのポイント ~片付けの技術~
【料理】毎日もちっとも面倒くさくない ~手抜きの技術~

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