(1)3月28日、都内で、「フクシマを忘れない!さようなら原発大講演会」が開催された。知識人らが設立した「「さようなら原発」一千万人署名 市民の会」が主催した。参加者1,300人。福島の現状報告があり、原発再稼働反対を訴えた。
(2)佐藤和良・いわき市議の報告。
東京電力福島第一原発では、今も放射性物質が放出され続けている。高濃度汚染水は溜まる一方だ。
現場では、毎日7,000人の作業員が働いているが、熟練者の減少に加え、劣悪な労働環境により事故が相次いでいる。
「廃炉作業は40年かかる。今のままで事故収束と廃炉作業ができるのか」
佐藤市議は、2012年に政府関係者や東電幹部を告訴・告発した「福島原発告訴団」【注】の副団長も務める。同告訴団は、2015年1月、新たな告訴・告発を行った。その参加協力の呼びかけも、この日、この会場で行われた。
(3)今中哲夫・京都大学原子炉実験所助教の報告。
4年経っても住民が帰れない避難対象の面積は1,000平方キロメートルにおよび、避難している人は12万人。原発事故の影響は実に大きい。
(4)最後に参加者全員が、「原発NO」の紙を掲げ、再稼働反対、原発ゼロの決意を新たにした。
次回は、5月3日、横浜で大規模集会が予定されている。
【注】
「【原発】福島原発告訴団の第2回総会/ふくしま集団疎開裁判の二審判決」
「【原発】福島原発告訴団、地検に東電本店の強制捜査を申し入れ」
「【原発】福島原発事故に係る集団訴訟の現在 ~2013年2月~」
「【原発】集団告訴団14,586人の「次の標的」 ~NHK、東大の学者~」
「【原発】集団告訴第二陣、ただ今7,600人 ~受付締切は10月末~」
「【原発】紫陽花革命が大手メディアを揺さぶる ~正しい報道ヘリの会~」
「【原発】「さようなら原発」17万人集会の記録」
「【原発】福島県民、東京電力を集団告訴 ~勝俣東電会長の逃げ切りを阻止~ 」
□村上朝子(ライター)「5年目のフクシマを忘れないで!」(「週刊金曜日」2015年4月3日号)
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(2)佐藤和良・いわき市議の報告。
東京電力福島第一原発では、今も放射性物質が放出され続けている。高濃度汚染水は溜まる一方だ。
現場では、毎日7,000人の作業員が働いているが、熟練者の減少に加え、劣悪な労働環境により事故が相次いでいる。
「廃炉作業は40年かかる。今のままで事故収束と廃炉作業ができるのか」
佐藤市議は、2012年に政府関係者や東電幹部を告訴・告発した「福島原発告訴団」【注】の副団長も務める。同告訴団は、2015年1月、新たな告訴・告発を行った。その参加協力の呼びかけも、この日、この会場で行われた。
(3)今中哲夫・京都大学原子炉実験所助教の報告。
4年経っても住民が帰れない避難対象の面積は1,000平方キロメートルにおよび、避難している人は12万人。原発事故の影響は実に大きい。
(4)最後に参加者全員が、「原発NO」の紙を掲げ、再稼働反対、原発ゼロの決意を新たにした。
次回は、5月3日、横浜で大規模集会が予定されている。
【注】
「【原発】福島原発告訴団の第2回総会/ふくしま集団疎開裁判の二審判決」
「【原発】福島原発告訴団、地検に東電本店の強制捜査を申し入れ」
「【原発】福島原発事故に係る集団訴訟の現在 ~2013年2月~」
「【原発】集団告訴団14,586人の「次の標的」 ~NHK、東大の学者~」
「【原発】集団告訴第二陣、ただ今7,600人 ~受付締切は10月末~」
「【原発】紫陽花革命が大手メディアを揺さぶる ~正しい報道ヘリの会~」
「【原発】「さようなら原発」17万人集会の記録」
「【原発】福島県民、東京電力を集団告訴 ~勝俣東電会長の逃げ切りを阻止~ 」
□村上朝子(ライター)「5年目のフクシマを忘れないで!」(「週刊金曜日」2015年4月3日号)
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