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発達障害中学・生徒のせい? (4)筆箱は定期的にチェック |
筆箱の中は定期的にチェックする。
具体的には、筆箱の中身をすべて机の上に出させる。
机の上に並べてあげる。
並べてあげる、のが鍵だ。
その手順を見せるのだ。
机の右に必要なもの、左に不必要なものを教師が分けて並べて見せてあげる。
不必要なもののほとんどは
「細いカラーペン」
と
「使わないシャープペンシル」
だ。これが20本から30本並ぶ。
不必要なものを輪ゴムでとめてあげる。
とめてあげる、のが鍵だ。
そうすると、生徒は嫌な気はしない。
数十本のペン類を、その場で、すぐ、カバンに入れさせる。
その場で、が鍵だ。
「意地悪じゃないんだよ。これは、家で好きなように使っていいんですよ」
と言って。
必要なほんのひと握りのものだけを、筆箱に入れてあげる。
そして、もちろん終わったら
「きれいになったね。よくやったね。」
とほめるのだ。
四十人全員に徹底させたければ、一人にしてあげていることを、
全員に見せながら、同じようにやらせればよい。
趣意をきっちり伝えることができれば、まず全員同じようにやる。
喜んで競ってやる。
■ブログ内発達症対応リンク■
発達障害の基礎 定義・授業対応等①
ADHD児を叱っても無駄
発達障害・掲示物を黒板周りに貼ってはならない
発達障害の基礎 発達障害研修会感想2006年度
発達障害の基礎1・ADHD特徴と褒める事
発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安
●発達障害中学(1)ほめられたことがない
(2)一度に一つのことしか覚えられない
(3)筆箱の中には必要なものだけを
(4)筆箱は定期的にチェック
(5)片付けるってどうすること