ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2019-7 横綱 稀勢の里引退

2019年01月18日 | 日記
稀勢の里32歳が遂に引退した。
2017年横綱になった直後の春場所、13日目に負傷
その後も出場し感動的な逆転優勝。
全国民が湧いた。

これは怪我をしながらも執念で勝ち仁王立ちした貴乃花と似ていた。

しかしその後は休場を余儀なくされ
たった2年で土俵を去ることにつながった。

2人の力士がここで途中休場して治療に専念していたなら
好きな相撲をもっと長く続けられていただろうにと残念に思えてならない。

国民の期待に応えなければという使命感だったのだろうか。
力士としての本能敵判断だったのだろうか。

自分自身、数年前に転倒し右肩のけんばんを痛めて治療に専念。
1年以上右肩を上げると痛さを伴い力が入らず
ボールを思うように投げられるまでに1年半も費やしたのだった。
特に寒い冬は疼痛で眠れないこともあった。

稀勢の里は左大胸筋の負傷から
最後まで怪我の前のようには回復しなかったと引退時に語っていた。

あの当時、誰もが強行出場で逆転優勝した稀勢の里を国民やマスコミは讃えていた。

ただの転倒の怪我で回復に1年6ヶ月も要した経験から
激しい格闘技の相撲をとり続けることが今後のことを考えた時、
大丈夫なのだろうかと疑問符を抱いた自分がいた。

状況判断し期待に応えない勇気を持って
怪我の治療に専念したならと思わずにはいられなかったのだった。










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