ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2019-81 歴史探訪

2019年09月11日 | 日記
前号の続き

雨が久しぶりに降ったのでしばしの休息タイム
 
通院などに当てた貴重な1日。

さて旧松尾鉱山跡地。

明治15年 1882年 近くの兄弟が赤川を発見。
その後 大正3年、1914年松尾工業設立
硫黄の本格採掘。
大正末には国内需要の半分を生産。

昭和10年代は国内の8割。
東洋1の硫黄鉱山に成長。
雲上の楽園と呼ばれ従業員4500人、山の人口は13000人に達した。


最盛期の昭和20年~30年代は病院、小、中、高校、郵便局 文化会館など設置された。
なぜここまで発展したかというと
火薬、肥料、ゴム、マッチなどの原料となったからであった。

しかし、その後石油精製でできる回収硫黄に押され、昭和47年、1972年に廃山となってしまう。

60年の発展の歴史とその後の大量の酸性水。
北上川の中和処理の歴史。

今回は研修ということで
観光では入れない敷地に入って詳しく説明を伺った。

貴重な研修であった。
コメント
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