ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2024-13 将棋の未来・・羽生善治講演にて

2024年02月04日 | 日記
羽生善治53歳の講演会があった。
将棋連盟の会長であり、詳しく知るいい機会であった。
無駄がなく理路整然としていた。1時間30分よどみなく項目ごとに話していた。

今をときめく将棋のスター藤井聡太8冠の凄さを説明して下さった。
素人目にはどのくらいすごいかわからない。
野球でいうと2当流の大谷選手と同様とレベルかもしれないと。

共通する点としてハードな日程に耐えられる精神力と体力を上げた。
将棋のタイトル戦。
2日がかりの7番勝負と1日の5番勝負があると。
1つのタイトルに2~3か月要するそうだ。
8冠というと
1つのタイトル戦だけに集中出来ない。同時に別のタイトルと並行で戦う
そういう意味で、ハードな日程で勝ち続ける偉大なる記録なのだと。
7冠とった羽生さんがいうのだから重みがある。
決してとれるものではない奇跡的なことを藤井聡太が8冠成し遂げたのだ。

別の意味で凄いと釜石出身の小山玲央4段も紹介してくれた。
それは奨励会という将棋の養成機関を経ていないでプロに挑戦し合格。
これは将棋界で初めてということだと。

かつては将棋の強さに全国格差があったそうだ。
学ぶ機会の多い中央がどうしても有利だったと。
しかし今はネット社会。そこで変化が起こっていると。
どこでも学ぶことができると。
多くの人にチャンスがあるのかもしれない。
その後の将棋の歴史の紹介。そして将棋と記憶力についてもふれていた。。

放課後支援で子どもたちと将棋をうちながら
テレビや本で将棋の攻めや守りの型を覚えたのだが
将棋の打った軌跡と歌を覚えるものと同じようだということに
パターンで記憶していくことに、驚きを受けた。
貴重な話しであった。






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