みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

悩みと精神医学

2014年06月29日 | 性格と性別
読売新聞の人生相談で精神科医が回答していたり、
精神科医が人生のアドバイスになるような本を出しているので、
悩みは精神科医に相談するのが良いと思うかも知れませんが、
精神疾患に対応するのが精神科医なので、
悩みは精神科医よりも臨床心理士やカウンセラーへの相談を
先にしたほうが、幅広い観点からの回答が得られそうです。


‘悩みって精神的なものじゃないの?’
‘精神的苦痛はどうなるの?’


雑誌「こころの科学」(2014年5月号)でも
『思春期の“悩み以上、病気未満”』という特別企画が掲載されて
いました。

横浜:みなとみらい

「横浜のみなとみらい」

  神戸のハーバーランドじゃありません。
  画像の左のほうに見えるカットフルーツみたいな建物は
  ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで、
  その手前にあるのがパシフィコ横浜です。


パシフィコ横浜が会場となった
第110回日本精神神経学会学術総会のシンポジウムにきのう行って
来ました
[関連:続々・たそがれ日記→]

‘性自認の決定メカニズムは?’
‘性別違和感のベースとなっている精神構造は?’


それはともかく、
身体の性別を変えたい理由にはいろいろあることと、
岡山市には多様な価値観を持つ人が集まってきていること
が分かりました
(東京では更に集積しているので専門分野が細分化されていて
結果としてあちこち回ることになるかも)。

概念が変わって範囲が広がることによって
性別移行(変更)や性別越境だけでなく
人生の質やどうやって生活していくかの観点からの
他の対応策が出て来るのではという感触も
児童や自閉症スペクトラムのケースから感じられました
(障害者雇用の合理的配慮に落とし込める可能性も
→障害者手帳を手配→法定雇用率に算入
→「女性として働ける職場が見つかりました」
→トランスジェンダーで満足する…ならば)。


「怠けや甘えやわがままではありません」

と相手を納得させられるのはどんな専門職?。


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