今はお盆ということで
東京に進学や就職をしていてふるさとに帰省されているかたも多い
と思います。
もちろん進学や就職で東京に出るばかりではありません。
阿部 真大さんの著書の『地方にこもる若者たち』(朝日新書)
には次のような岡山県の人の声が記されています。
「・・・買い物も近くにスーパーが何個かあるし、普通に住みやすい
し。商店街とかはないけど、新婚さんとか新しく家を建てる人は
結構そのへんに来てるんで、生活に必要なもんが揃っているぐら
いの。街中でもないから、逆に住みやすいかなあと・・・」
住みやすいから住む人が増えると田んぼが次第に住宅地に…。
~~~~~~~~~~
先月に起こった西日本豪雨の実情と復興の過程を
地元メディアとヤフーニュースが連携して伝えています[→]。
それを読むと
西日本豪雨で堤防が決壊して浸水した岡山県倉敷市は
平成27年9月関東・東北豪雨で堤防が決壊して浸水した茨城県常総
市と比べ浸水面積の割に被害が大きかったと思います。
▲「大水河原交差点」(茨城県結城市)
国道50号旧道の鬼怒川と田川のあいだに大水河原交差点がありま
す。名称からして警戒が必要な場所だと感じさせられます。
実際平成27年9月関東・東北豪雨ではここも浸水しました。
向こうに見える国道50号バイパスは盛土の上を通り鬼怒川の堤防
を高架橋で越えているので、平成27年9月関東・東北豪雨で鬼怒
商業高校(写真正面)も浸水するような状態でも通行可能でした
[ブログ「いい旅 姫気分」が詳しい→]。
平成27年9月関東・東北豪雨での茨城県常総市の洪水については
国土交通省関東地方整備局下館河川事務所でレポートが出ていま
す[→]
(ボートやヘリやポンプの写真も出ているのに繰り返される)。
▼「堤防から鬼怒川のほうを見る」(茨城県筑西市)
このあたりでは普段は川の水面が見えないくらい広い
河川敷が広がっています。
ただ大雨で川の水が来てここを越えるくらいになった場合
生えている植物は水を食い止められなさそうです。
▲「堤防の近くは田んぼ」(堤防から川とは反対側を見る)
堤防があるからといって川の近くに住むと
川の水があふれて堤防を越水そして決壊した場合
浸水・洪水の被害をすぐに受けてしまいます。
▲「住宅は少し高い所に」(茨城県筑西市)
川の近く(低地)は田んぼで
田んぼの向こうの少し高い所(台地)が住宅地になっています。
田んぼの宅地化については日本農業新聞の記事[→]でも警鐘が鳴ら
されています。
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東京に進学や就職をしていてふるさとに帰省されているかたも多い
と思います。
もちろん進学や就職で東京に出るばかりではありません。
阿部 真大さんの著書の『地方にこもる若者たち』(朝日新書)
には次のような岡山県の人の声が記されています。
「・・・買い物も近くにスーパーが何個かあるし、普通に住みやすい
し。商店街とかはないけど、新婚さんとか新しく家を建てる人は
結構そのへんに来てるんで、生活に必要なもんが揃っているぐら
いの。街中でもないから、逆に住みやすいかなあと・・・」
住みやすいから住む人が増えると田んぼが次第に住宅地に…。
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先月に起こった西日本豪雨の実情と復興の過程を
地元メディアとヤフーニュースが連携して伝えています[→]。
それを読むと
西日本豪雨で堤防が決壊して浸水した岡山県倉敷市は
平成27年9月関東・東北豪雨で堤防が決壊して浸水した茨城県常総
市と比べ浸水面積の割に被害が大きかったと思います。
▲「大水河原交差点」(茨城県結城市)
国道50号旧道の鬼怒川と田川のあいだに大水河原交差点がありま
す。名称からして警戒が必要な場所だと感じさせられます。
実際平成27年9月関東・東北豪雨ではここも浸水しました。
向こうに見える国道50号バイパスは盛土の上を通り鬼怒川の堤防
を高架橋で越えているので、平成27年9月関東・東北豪雨で鬼怒
商業高校(写真正面)も浸水するような状態でも通行可能でした
[ブログ「いい旅 姫気分」が詳しい→]。
平成27年9月関東・東北豪雨での茨城県常総市の洪水については
国土交通省関東地方整備局下館河川事務所でレポートが出ていま
す[→]
(ボートやヘリやポンプの写真も出ているのに繰り返される)。
▼「堤防から鬼怒川のほうを見る」(茨城県筑西市)
このあたりでは普段は川の水面が見えないくらい広い
河川敷が広がっています。
ただ大雨で川の水が来てここを越えるくらいになった場合
生えている植物は水を食い止められなさそうです。
▲「堤防の近くは田んぼ」(堤防から川とは反対側を見る)
堤防があるからといって川の近くに住むと
川の水があふれて堤防を越水そして決壊した場合
浸水・洪水の被害をすぐに受けてしまいます。
▲「住宅は少し高い所に」(茨城県筑西市)
川の近く(低地)は田んぼで
田んぼの向こうの少し高い所(台地)が住宅地になっています。
田んぼの宅地化については日本農業新聞の記事[→]でも警鐘が鳴ら
されています。
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