みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

平成の新型

2020年08月02日 | 公共交通
茨城県古河市で小学生が新型コロナウイルスに感染したので、
通っていた小学校は7月31日~8月3日は休校になるようです。

梅雨が明けて熱中症が心配な時期ですが、
世間では新型コロナウイルスによる感染症のほうが心配されていま
す。
令和時代の‘新型’は気分を暗くさせますが
平成時代の‘新型’はというとそうではありません。


「平成2年の新型」(左側の画像)

 1990年(平成2年)6月1日には東武鉄道の東京と日光を結ぶ特
 急列車の一部の列車が新型車両スペーシアで運転されています。
 2020年(令和2年)6月1日には東武鉄道の東京と日光を結ぶ特
 急列車の一部の列車が新型肺炎コロナで運休になっています。

平成の新型「スペーシア」

 「平成の始めのころは」(右側の画像)▲

 ビジネスライナーの快速急行しもつけ(要追加料金)が
 東京の浅草駅~東武宇都宮駅間に運転されていました。
 近郊列車にも東武日光駅を出て新栃木駅と南栗橋駅で2回連結が
 行われて10両編成で運転される列車もありました。


栃木駅から日光方面に直通する近郊列車は少ない

「栃木駅から日光方面に直通する近郊列車は縮小」

 令和2年になって特急しもつけ(要追加料金)は運行を終了し
 東京と東武宇都宮駅間を直通する列車はありません。
 近郊列車は東京~会津間どころか
 栃木駅から日光方面へ直通する列車も大幅に縮小されています。
 東武日光駅から東京方面へは新栃木駅と南栗橋駅で乗り換えが必
 要な場合が多くなっています。


日本では公共交通は民間企業の営利事業として運営されているのが
一般的なので、
外出自粛が行われて利用者が減れば一時的には混雑が緩和します
が、その後に輸送力が調整されて本数削減や編成短縮が行われま
す。
ゴールデンウィークだけでなくお盆も大幅に乗客が減少した場合は
後で利便性が下がるかも知れません。
医療機関も外出自粛で受診控えが起これば、今度は医療従事者の
冬のボーナスが危うくなるかも知れません。

新型コロナウイルス感染症にかかると、
職場へは出勤停止になり肺炎で入院すれば休職になってしまうか
も知れませんが、
ではそれを避けるために緊急事態宣言が出されればいいのかという
と、再び出されれば企業の経営状態は更に悪化してそれこそ失業
廃業につながりかねません。


休業が増えれば政府の税収は減る(歳入減少)のに、
休業補償を政府が出す(歳出増加)というのは、
経済体制を変えない限りは成り立たせるのは難しいのではないでし
ょうか?。
ペストのようにコロナも体制を変えてしまう?。


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コメント
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