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“アイスブレイク”のルーツは“世辞”

2010年07月08日 11時46分42秒 | アイスブレイク
“アイスブレイク”は場を和ませたり、

緊張をとくために今や会議やセミナーでは

当たり前になってきました。


実は、江戸時代には既に“世辞”というのがありまして、

“世辞”が言えて一人前とされていたそうです。

“世辞”とは、

「こんにちは、・・・・・」の・・・・・の部分のことで、

挨拶のあとに、「今日はお天気が良くて洗濯日和ですね♪」

などと付け加える言葉のことです。


今でしたら、朝礼や会議の場などで

「ワールドカップご覧になりましたか?○○ですね。」というのが

まさに“世辞”であり、アイスブレイクですね♪


営業の方なども、お客様と商談をする際に

いきなり「当社の商品は・・・・」と入るよりも

「ワールドカップは凄かったですね。」

と二言ぐらい話したあとで、

「あのシュートを決めた

 ○○選手がしている時計が、実は当社のニューモデルでして・・・」

というような話し方をした方が興味を持ってもらえるというものです。

もっとも、相手がサッカーがスキかどうか?

○○選手を知っているかどうか?その選手に好意的かどうか?

などを最初の会話の中で情報収集をしてから行うのがベストですね♪


ときとして、こういう話を事前にするとイイというと、

まるごとそっくりこの通り話してしまわれる方がいらっしゃいますが、

TPOや相手に合わせて話の内容を選ばないといけません。

そこの部分はまた別の機会にお話させて頂くとして。


アイスブレイクは決して外国から入ってきたものではなくて、

江戸時代から日本にはそのような

相手の気持ちを解きほぐすための“世辞”があったことを

知って頂きたいと思って書きました。


今の日本語の“お世辞”とは、ちょっと違いますね。

相手を心地良くさせる・・・という部分が

だんだんとゴマをする・・・というような意味合いが

強くなってきて今のお世辞になってしまったのかも知れませんね。