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「先生」という呼称

2010年07月20日 09時34分22秒 | MAMIの哲学的思考
「先生」と呼ばれる方の中で、

よく「先生と呼ばれるのは好きじゃないので、

名前を呼んでください」と仰る方がいらっしゃいます。

そんなとき、フランクな方なんだなぁ・・・と思ったり、

それでも私にとっては先生なんだけどなぁ~って思ったり、

今まで先生とお呼びしていたのに、

苗字で呼ぶ違和感を感じたりしておりました。


私自身も講師をしていますので、「先生」と呼ばれることは多々あります。

以前も書きましたが、私は「先生」と呼ばれるのは

キライではありません。(スキというのとはちょっと違いますが)

但し、受講生とか、研修担当者、事務局の方の場合のみです。


たまに異業種交流会なので、研修講師をしていると申し上げますと、

「先生」と呼ぶ方がいらっしゃいますが、

それはスキでないし、むしろ違和感を感じます。

だって、私はその方の先生ではないですから。


世の中には職業的な「先生」が存在しますね。

例えば、学校の先生、塾の先生、政治家、医師、歯科医師など。

私は、そういう職業的な「先生」ではありません。

受講生の方との関係性においての「先生」なのです。

だから、受講生が居なければ「先生」ではありえません。

職業的な「先生」は、生徒や患者さんが居ようが居まいが

「先生」ですよね。

私の場合は、受講生が存在した場合にのみ「先生」なのです。

普段は「先生」ではないのです。


受講生に「先生」と呼ばれることによって、

受講生の成長にコミットするスイッチがONになる気がします。

なので、受講生からさん付けで呼ばれたりすると、

その方の成長にコミットするスイッチは入らないかも・・・(^_^;)


よく「親」と「子」どっちが偉い?

なんて質問があります。

もちろん、普通に考えれば「親」が偉いになりそうですが、

そういう質問があるならば、答えは「子」なのかしら?

と勘ぐりたくなります。


答えは、親も子も1年生同士なので対等なのです。

親は、子供が生まれて初めて親になるのです。

あくまで、その子の親であって、

他の子の親ではありませんし、

親という職業でもありません。


私も受講生が存在して初めて「先生」なのです。

職業としては「講師」であるけれど「先生」ではないのです。


まあ、そんなのどっちでもいいさ

と言われそうなことですけどね♪(^^♪