20世紀は経済活動が主軸の競争社会
21世紀はこころを大切にする共生社会
昨日は、若者の就職活動支援の研修を行ってきましたが、
20代前半の彼らは小中学生の頃に21世紀を迎えており、
競争の社会を知らずに育っています。
30歳前後の若者は、高校時代に
競争社会からいきなり共生社会への突入となり、
社会の価値観が急激に変化したために、
それに対応できずに心身に弊害が
もたらされている人も多く居るように感じます。
21世紀の共生の価値観で生きてきた彼らが、
20世紀の競争の価値観で存在する企業に就職することは
お互いにミスマッチが生じるだろうことが予想されます。
企業側にすれば、今の若者は貪欲さに欠けるとか、
モチベーションが低いとか、向上心が足りない、
と映るかも知れません。
また、競争原理を体感せずに育った彼らにとって
競争社会の駆け引きが理解できないでしょう。
企業側と若者達がお互いに、
このように違う価値観で成り立っていることを自覚し、
どうこの価値観をすり合わせていくか?
ということを行わないと、ミスマッチは
いつまでも続くと思います。
そして、この価値観の変化は、
3.11の震災で更に進んだと思います。
少し前まで、「勝ち組、負け組」という言葉が
ずいぶん取りざたされていて、
負け組にならにように頑張っていた人たちも
大勢いたと思います。
ですが、震災後この言葉は一切聞かなくなりました。
社会の、あるいは時代の価値観が変化する中で
自分達はしっかりとそれらを感じて
どう対応していくのか?
国内の原発を倍の数にすると言って、
国内与党になった民主党の菅総理は、
原発の増設を白紙撤回し、脱原発路線に
大きく舵を切ろうとしています。
政界では菅下ろしが与党内でも起きていて
この政界のドタバタ劇には呆れるばかりですが、
私は最近見方が変わってきました。
何十年後かの日本の歴史の教科書に
菅総理は何を為した総理大臣として記載されるのか?
政権野党だけでなく、与党内からも批判続出で、
総理のポストにしがみついている
リーダーシップを発揮できない総理・・・として載るのか、
党内にも賛同者が居ない裸の王様だったけれど、
脱原発を訴えた総理として載るのか?
確かに方法論的には正しくはないでしょうし、
党内の内部調整もできていないのは事実でしょう。
また、そのせいで被災地の復旧・復興支援が
遅々として進まないことは大罪であることに
変わりは無いでしょう。
ですが、手法は別として、
脱原発に大きく舵を切ったことは、
将来高く評価されるのではないか?
と思っています。
あとは、方法論でしょうか?
多分・・・「脱原発」 も 「原発再開」 も
向かっていく結論は同じではないかと思っています。
どんなに「脱原発」を唱えても、
今すぐ全ての原発を止めることはできないでしょうし、
仮に原発再開したとしても、いずれそれに変わるものに
シフトしていくでしょう。
原発は、20世紀の競争社会に必要だったもので、
21世紀に必要なものではないはず。
21世紀は、原発に変わる自然エネルギーや、
電力の供給方法など大幅に見直し、
送電関係は国のインフラ、あるいは地方自治体のインフラと
すべきではないかと思います。
この件に関しては、
まだまだ異論もあるでしょうし、
私自身まだまだ勉強不足なので
今後変わるかも知れませんが、
今はそんなふうに考えています。