サッカーワールドカップで世界一に輝いた
なでしこジャパンを率いた佐々木則夫監督は
まさにファシリテーター監督だったのではないでしょうか?
ファシリテーターは向かい合う関係ではなく、
横並びの関係が大切です!!
佐々木監督は上から目線ではなく、
「横から目線」を心がけた・・と仰っています。
選手に対しては上からモノを言うのではなく、
偉ぶらず、心を開いて接しただけ・・・とのこと。
現に選手達からは「のりさん」とか「のりお」と
親しげに呼ばれています♪
親子ほどの年の差がありながらも
そう呼ばせる親しみやすさがあったのでしょうね♪
コーチ時代にのりさんと呼ばれていた延長だったそうですが、
いきなり監督とは呼びにくいだろう・・という配慮。
そして、ファシリテーターは観察力が大事!!
佐々木監督は選手の・・・特に控えの選手の様子を
常に観察していたそうです。
誰が調子良いか?をしっかりと観ていたのですね♪
そのおかげで?
選手の起用、選手交代は驚くほど素晴らしいものでした!
まさに選手の能力や脳力をベストなタイミングで
引き出しています!!
そして、最後のPK戦が始まる前にも
オヤジギャグは思いつかなかったようですが、
まるでPK戦が “棚からボタ餅” とでも言いそうなぐらい
やった~!ラッキ~!!と思ったそうです。
その捉え方が選手の笑顔を引き出したのですね♪
その結果、みんながリラックスして蹴ることができたようです。
選手との横並びの関係
選手の力を信じきっていたこと
目指すは頂点(全員がブレませんでしたね♪)
そして成果は選手たちのおかげ、
責任は自分にある
という考え方!!
まさに理想のリーダーです!!
決勝戦の前半は、日本チームのシュート数が少なかったので、
宝くじは買わなきゃ当たらないように、
シュートも打たなきゃゴールにはならない・・・
というようなことを仰ったそうです。
前半のシュート数はアメリカのおよそ半分だったのが、
後半は同じぐらいのシュート数になっていたそうです。
楽しみながら和気藹々と頂点を目指したのですね♪
極和ファシリテーションが目指すものと
とてもリンクして見えました。(^^♪