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共通言語の重要性

2011年09月21日 18時44分05秒 | 極和ファシリテーション

私たちは当たり前のように日本語を話しますが、

果たしてそれは共通言語と言えるでしょうか?

実は脳タイプによって、好む言語が異なります。

左脳の人は、データ重視で論理的な会話が理解しやすいし、

右脳の人は感受性に富んだ言葉の方が理解し共感しやすいです。

つまり、同じ日本語であっても話し方や選ぶ言葉によって

相手が理解しやすかったり、共感を得やすかったりします。

分野が違えば、更に共通言語は異なる可能性が高いです。

 

現在、極和ファシリテーション協会の名刺を作成していますが、

協会の理事の皆さんと話し合うために、

最初に叩き台を作って頂き、それに対して

みんなであ~でもない、こうでもない!と

話し合ってどんどん素敵な名刺になっていったのですが、

実は話し合っている理事メンバーともスカイプだったり、

名刺を作ってくださっている方とも電話だけのやりとりです。

 

例えば、「この文字だけお客様みたいだね~」

つまり、この文字だけ他の文字と比べて浮いている、

同調していないということなのですが、

「お客様みたい・・・」という言葉で通じるのが

とてもいいなぁ~と思っています。

 

論理的な言葉だけでは表現できない

ちょっとしたニュアンスや思いが

このような言葉で伝わっていくときに

共通言語のありがたさを感じます。

 

今日は、IT系のサポートセンターの方とお話をしたのですが、

こちらの使いたい用途に応じたアドバイスではなく、

常に一方的にマニュアル化したテキストを読んでいる様な

回答ばかりに、ちょっとウンザリしてしまいました。

 

顧客は、表現力が豊かとは限りませんし、

自分のやりたいことを上手く話せない人も沢山居ると思います。

そのときに、如何に相手の方との共通言語を見つけるか?

これはサポートセンターのスタッフにとっては

重要ポイントです!

なのに、マニュアル通りにしか語らないのでは

音声テープとなんら変わりはありません。

 

音声テープでは意味を成さないけれど、

その人が対応することでできなかったことができるようになり

お客様の問題が解決できるのです。

それがサポートセンターのスタッフに求められることです。

だとしたら、如何にさまざまな言葉、表現力を持つかが

サポートセンターのスタッフの方には重要なことだと思いました。

 

こちらの意図することを汲んで、

「もしかしてこういうことでしょうか?」

「そうそう!そうなんです!!」

という会話ができると嬉しいですよね♪

 

自分の関わる人の満足を引き出すためには

更なる表現力を身につけることの大切さを

実感したのでした。