ファシリテーション講座に参加される方々の中には
「子どものために・・・」という言葉を何度も何度も口にする方々がいらっしゃいます。
その度に・・・あ~!この方々のお子さん 大丈夫かしら?と心配になります。
「このような場合、あなたはどう思いますか?」と尋ねると
「子どもはこう望むから、それが良いと思います。」
と、実は質問の回答になっていない回答をされる方もいらっしゃいます。
ママたちは誰もが「子どものため」に頑張っちゃいます!!
それはとても素晴らしい事ですが、本当にそれで良いのでしょうか?
ちょっとお子さんの気持ちになってみて頂いてもいいですか?
あなたがお母さんに次のようなことを言われ続けてるとしたら・・・・
「お母さんはあなたのために頑張っているのよ。」
「あなたのためにお母さんは頑張ってるの。」
「あなたのためならお母さんどんなことでも頑張るわ!」
「お母さん あなたのために、こんなに頑張ってるのよ。」
「あなたのためにお母さんはこんなに頑張っているのに・・・」
こんな風に言われたらどう思いますか?
辛くないですか?
子どもの立場として、お母さんが自分のために頑張って、
もしかしたら人生を楽しむこともしてないとしたら
それは嬉しい事ですか?
お母さんはお母さんでお母さんらしく好きなことをして、
イキイキしててくれる方が子供としては嬉しいと思いませんか?
お母さんが自分の好きなことを頑張っていることの方が
子どもの自分も頑張ろうと思いませんか?
お母さんが「子どものため」と頑張るのは、
決して子どものためにはなりません!!
お母さんが「子どものため」「子どものため」と頑張るほど、
子どもは辛くなっていきます。
お母さん
もう頑張らないで♪
お母さんはお母さんで居てくれることこそが
子どもにとっては一番のしあわせだから♪o(^-^)o