いきごみクラブ 最新ニュース

江戸川区生ごみ堆肥化実践クラブ(いきごみクラブ)の
活動の様子を中心に掲載します。

コミュニティガーデン「せせらぎ農園」見学

2013-06-17 12:00:20 | 見学会

6月11日、雨が降りそうで降らない梅雨時らしい空模様の中19名が参加して

日野市の「まちの生ごみ活かし隊」が運営する

コミュニティガーデン「せせらぎ農園」を訪問、

畑での生ごみ堆肥づくりや野菜づくりを見学させていただきました。

当日は折よく、麦刈りや刈った麦を天日干しするための「はざかけ」作業も体験できました。

せせらぎ農園は新興住宅地の中にぽっかりと残っている農地です。

今回は2011年に続き2回目の見学でしたが、

子供からお年寄りまで誰でも自由に参加できて規則も会費もない、

「みんなの居場所」として受け入れられ、

コミュニティガーデンの活動が地域に根付いることを感じました。

         

10:30過ぎ車で運ばれてきた100軒分の生ごみは、畑に広げられると

発酵促進剤として米ぬかを表面にまいてから耕運機で耕し、

ブルーシートをかけて発酵させます。

5日前に生ごみを入れた場所は、この日耕運機で切り返しをしました。

土の中はポカポカと暖かく、5日間で生ごみは元の形が分からなくなるほど発酵が進み、

1ヶ月後には種蒔き、植え付けができるとのことでした。

菜園では生ごみ堆肥で育てられているキュウリやトマト・ナスなどの夏野菜が

驚くほど元気に育っていましたが、

生ごみ堆肥以外に「雑草のおかげ」かも知れないとのこと。

この農園では雑草は「お宝」です。

畑の草だけでなく近くの土手の草をもらって来る事もあるとのこと。

草を野菜の根元にたっぷりと敷くことで、土中にミネラルが補給され、

根は草のすぐ下、土の表面にまでしっかりと張りだし丈夫に育ちます。

  

追肥は、おからを土の表面にパラパラとまくだけで良いそうです。

  

この日菜園には近くの保育園児が玉ねぎの収穫作業に来ていました。

玉ねぎの葉は枯れていましたが、根はしっかり張っているようで、

かなり力を入れて引き抜いては歓声が上がっていました。

     植え付けから収穫まで子供たちが参加しているとのこと。

すばらしい

見学が終わるのを待っていたようにお昼過ぎから小雨が降り出しましたが、

午後は予定通り、神代植物公園を見学しました。

大温室の球根ベコニアが咲き揃っていて、その美しさに感動しました。(ikiiki)

 


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吉田俊道氏講演会 「もっと上手に生ごみ堆肥づくり」

2013-06-14 15:55:39 | 講演会

6月8日 「NPO大地といのちの会」理事長 吉田俊道氏による講演会を開催しました。

第1部 「もっと上手に!生ごみ堆肥りづくり」 13:00~15:00

第2部 「元気野菜づくりのコツ」 15:20~17:00

会場はグリーンパレス「高砂」「羽衣」です。

 今回の公演は2部構成で長時間になりましたが、参加者は熱心な方が多く、

事前に配った質問用紙にはたくさんの質問が書き込まれ、

一つ一つにたいして丁寧に答えて下さいました。

プランターを使った堆肥づくりの実演もしていただきました。

  

吉田先生のご講演は3回目となりますが、

生ごみ堆肥づくりや野菜づくりの話にとどまらず、食の安全や健康な体づくり、

自然界で繰り返される循環の仕組みまで、時にユーモアを交えながら

今回はたっぷり4時間、

長すぎると感じた方もあったかと思いましたが、

「長くは感じなかった」 「参加できてよかった」 「機会があればまた聞きたい」

等々の声をいただきました。

当クラブの「生ごみ堆肥づくり秋期講習会」への参加申し込みもありました。

講演会の実演で作った生ごみ堆肥のプランターの5日後は、

表面には白カビが出ていて、ポカポカとした温かさがありました。

さっそく切り返しをしてみると臭いが上がってきたので

「大丈夫かな?」と思いましたが、玉ねぎの茎や皮が残っているだけで、

野菜くずはほとんど形がなくなっていました。

  

夜は恒例の吉田俊道先生を囲む懇親会を行い、

 たっぷり3時間、和やかに楽しいひと時を過ごしました。

(ikiiki)

 


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玉ねぎ・ジャガイモの収穫

2013-06-10 12:32:09 | 実験菜園

6月4日、玉ねぎとジャガイモの収穫を行いました。。

玉ねぎは種まきから収穫まで9か月、ジャガイモは3月の植え付けから3か月、

学校給食の生ごみや会員が作っている生ごみ堆肥を使って育ててきました。

  

玉ねぎの植え付は昨年11月、会員がプランターに種をまき育ててきたものです。

立派な苗ができましたが、植え付け当日菜園の生ごみ堆肥は完熟しているとは言えず、

心配しながら植え付けをしました。

ページをご覧いただいた有機農家の方からも、

「この状態で定植は危険です」とコメントをいただきました。

11月・12月・1月と、か細い玉ねぎを見て半分あきらめの気持ちにもなりましたが、

春の気配を感じると大きくなり始め、5月末にはこ立派に育ってきました。

  

600グラム以上の玉ねぎがたくさんできて、予想外の収穫となり、

自然の恵みに感謝です。

ジャガイモは給食の生ごみを入れないで、

菜園メンバーが自宅から持ち寄った生ごみ堆肥だけで育てたものです。

1株で650グラムほど。

この菜園では、生ごみや草などを堆肥にして野菜を育てて10年になります。(ikiiki)

 

 


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環境フェア2013に出展

2013-06-07 17:28:38 | 江戸川区民行事

6月1日(土)江戸川区文化センター前広場で開催された

環境フェア2013に今年も出展しました。

併せて開催された「もったいない運動江戸川区民大会」では

当クラブの10年に及ぶ生ごみ堆肥化の普及活動に対して表彰を受けました。

当日は梅雨入りしているとは思えないようなさわやかな天候に恵まれ、

生ごみ堆肥化のミニ講習には例年以上に大勢の参加があり、賑わいました。

 ミニ講習 

講習の後は会員が育てた花や野菜のポット苗を差し上げました。

    

今年の苗は400鉢、

トマト・ナス・ピーマン・枝豆・小松菜・ゴーヤ・キュウリ・ヘチマ・レタス・ハーブ類

朝顔・ブーゲンビリア・カラー・アロエ・コキア・マツバボタン・観葉植物等々を並べ、

「生ごみ堆肥で育ててみませんか」と声をかけると

大勢の方が立ち寄って下さいました。 (ikiiki)

 

 

 


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