生ごみ堆肥作りを始めるに良いのがこの季節です。
5月21日、タワーホール船堀を会場に堆肥作りの講習会を開催しました。
この時期が適している理由の一番は、
生ごみを堆肥化してくれる土の中の微生物が働きやすい季節、ということです。
5月は暖かくて湿度が低いさわやかな日が多く、
ちょっとしたコツをつかめば、生ごみは腐敗することなく分解が進み、よい堆肥ができます。
生ごみ堆肥化の方法はたくさんありますが基本は同じです。
この日はパワーポイントで堆肥化の概要を説明した後、
プランターと古土を使った堆肥作りの実演を行いながら、手順やポイントを説明しました。
参加者は熱心な方が多く、時間いっぱいまでたくさんの質問が出されました。
すでに堆肥作りを始めている方や、作成中の堆肥を持参して見せてくださった方もありましたが、
順調に分解が進んでいて臭いもなくそろそろ完熟という堆肥でした。
次のステップとして、完熟堆肥を使って野菜を育て、
生ごみ堆肥化を生活の一部として定着させていただければと思います。
当日は会員が種から育ててきたアロイトマトやイタリアンナス・日本長ナス、
昨年のこぼれ種から発芽した大葉などの苗を、育て方レシピを添えて差し上げました。
生ごみ堆肥は食べ物の残りですから安心安全、
完熟堆肥を使って野菜や花を育てて楽しみながら継続していただければと思います。
次回講習会は6月18日(土)です。 (ikiiki)