いきごみクラブ 最新ニュース

江戸川区生ごみ堆肥化実践クラブ(いきごみクラブ)の
活動の様子を中心に掲載します。

きゅうりの収穫

2014-06-29 15:19:22 | 自宅菜園

    昨年庭で収穫したキュウリの種で今年も苗を作りました。 

              

   今年は初めての区民農園だったので 土も硬く沢山の堆肥を運んで土づくりをしました。

   周りの区画の方たちを見ていると沢山植えられるのでついきゅうりの苗を6本も植えてしまいました。

    5月13日に苗を畑に植えてから始めて収穫したのが6月17日です。

              畑の甘長トウガラシ

  そのあとは次々と実が大きくなり 毎日収穫に行かなければ2日も開ければジャンボきゅうりになってしまいます。

  2日で20本、 成り過ぎも困ります。友達や近所の方に届けて回っていましたが限界があります。

  そこできゅうりの佃煮を作る事にしました。 

           

    これならば日持ちもするし冷凍もできるそうです。(インターネットレシピ)

  大きいきゅうり6本(1㎏) 千切りにして塩をふり 1~2時間おきます。

  水が出たらしっかり絞り鍋に入れ生姜の千切りとしょう油70cc、砂糖70g、酢50cc、を入れ 

  中火で汁が無くなるまで煮ます。

  火を止め 塩こんぶとゴマをいれてできあがり。ご飯のおともに会います。

 

    とうもろこしの脇芽を収穫ヤングコーンです。  昨年プランターでとうもろこしのヤングコーンを食べたのですが、

    芯が堅かったのですが、今年畑のはとても柔らかくておいしかったです。  なぜでしょうか。

            

 

        6月10日 玉ねぎの後に植えた庭のゴーヤときゅうり とステラミニトマトずいぶん大きくなってきました。         

                     トマトの実も沢山付いています。

         

       これはミミズ箱の中から発芽したメロンです。  

       おもしろいのでポットに植えて見ました。大きい鉢に植えて観賞用になるでしょうか。

                              (mimi)

      

                                                         

 


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「種のはなし」講演会  6/21(土) タワーホール船堀 13:00~16:50 

2014-06-26 15:15:51 | 講演会

6月21日、野口種苗代表野口勲氏による「タネ屋さんに聞く種の話し」講演会を開催しました。

私たちは生ごみを堆肥化したり自家製腐葉土を作ったりして

無農薬無化学肥料の安全でおいしい野菜を育てたいと勉強を続けていますが、

この講演はその元になる種について、深く重く考えさせられる内容でした。

命の源として守られてきた種に今何が起こっているのか、

野口氏のお話に驚いたり感心したり、

衝撃的なお話もあり、

長時間の講演でしたが長くは感じませんでした。

私たちがスーパーで買って毎日食べている野菜も、

庭先やベランダで大切に育てている野菜も、ほとんどがF1種です。

F1の野菜は姿かたちの良い美味しい野菜だと思っていましたが、

「雄性不稔(ゆうせいふねん)という雄しべのない遺伝子を持った野菜だ」とのお話には、

自然の営みに人間がここまで干渉して、「将来とも大丈夫なのか」という思いとともに、

雄性不稔の野菜を、生ごみ堆肥で無農薬栽培して、

「良くできた~」と

喜んでいるいる現実に大きな矛盾を感じました。

                        F1種の小松菜(ベランダ菜園)

さらには、ターミネーター遺伝子という次世代以降は発芽しない種の研究が進んでいるとの事。

「自殺遺伝子」を組み込まれた種で、発芽しようとした瞬間に枯れる野菜、

遺伝子組み換えや雄性不稔よりもさらに不気味ではありませんか。

花を咲かせ命をつなぐはずの種が未来に繋がっていないという異常さを知った私たちにできる事は、

固定種の種をまき育て、種を取る事を繰り返して、

命のある種を未来に残す行動を起こすことかも知れません。

それは家庭菜園や集合住宅のベランダ菜園など、個人でもできる事で、

固定種の特徴を生かした野菜作りを楽しむ事ができます。

当クラブでは今年度、野口種苗の固定種、

伏見甘長唐辛子(左)とステラミニトマト(右)の種を会員で分け合って育てています。

  

白菜は芯まで白いので白菜と名付けられたそうですが、

私たちが食べている白菜の芯は黄色です。

江戸川区特産の小松菜も昔の小松菜とは違うものになっているとのお話でした。

将軍徳川吉宗が、江戸川区小松川に鷹狩りに来て食べ、

 「美味じゃ!」

と言ったという本当の小松菜や、芯まで白い白菜を栽培してみたくなりました。

当クラブの実験菜園でも固定種・在来種の野菜を育て種を取り、

その種をまく野菜作りを目指したいという思いが湧いています。

長時間でしたが途中で帰る人は一人もなく、

                みっちり勉強したという思いの講演会でした。(ikiiki)

 

 


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玉ねぎの収穫・トウモロコシの種まき

2014-06-24 13:59:49 | 実験菜園

6月17日、玉ねぎの収穫をしました。

     

毎年つゆ入り前に収穫していましたが、

今年の玉ねぎは植え付けが遅かった(昨年12月6日)ためか、

6月に入っても球が小さめで、

あと数日待てば大きくなるのではと1日延ばしにしているうちに6月4日梅雨入り、

その後は雨続きで収穫がすっかり遅くなってしまいました。

腐っている玉ねぎもいくつかあり残念でした。

玉ねぎは葉が倒れても、最後の力を振り絞るようにして球が大きくなるので、

収穫時期が難しいです。

玉ねぎの後にはコンポストで作った堆肥を入れて耕し、トウモロコシの種をまきました。

  

トウモロコシはイネ科で連作も問題ありません。

ただ草丈が大きくなり、根も広く強くく張りますので小さな菜園ではたくさん育てることはできません。

その上充実したトウモロコシに育てるには1株に実は1本だけです。

昨年は良いトウモロコシができましたが、今年は少し遅めの種まきでどうなるか、楽しみです。

4月に種をまいたステラミニトマトは、

つゆの長雨で菜園作業を休んでいる間に枝が伸びて、藪のようになってしまいましたが、

整枝して支柱を立てました。

トマト  伏見甘長唐辛子

このトマトと伏見甘長唐辛子は固定種ですので、

この菜園で種を取り、来年につなぐことができます。

菜園作業の後は毎回コンポストの切り返しを行っています。

小さいコンポストは熟成が進み、堆肥として使えるようになってきていますが、

一番大きいコンポストは底までの切り返しができず、まだ腐敗臭のする有機物が残っています。

  

このコンポストは給食の生ごみを大量に入れて土を少しかぶせただけの状態でしたので、

土や枯葉を混ぜながら切り返しを繰り返しています。

完熟して使える堆肥にするには、まだかなりの時間がかかりそうです。(ikiiki)

 

 

 


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生ごみリサイクル交流集会in多摩に参加、発表しました

2014-06-18 17:12:12 | 講演会

6月14日、多摩市で開催された第6回生ごみリサイクル交流集会に参加して

「楽しい生ごみ堆肥づくり 江戸川区で10 年継続!」

と題して発表しました。

  

当クラブは2004年から生ごみ堆肥作り講習会を継続して開催、参加者は1000名を超えました。

これまでの講習会は成人が対象でしたが、

幼稚園や保育園、小学校などにも働きかけ、子供たちに伝えて行くことが今後の課題です。

主催は「NPO法人 ごみ・環境ビジョン21」 後援は多摩市です。

多摩市は平成20年にごみを有料化していますが、

阿部裕行多摩市長からは「生ごみ入れません!袋」というユニークで大変興味深いお話がありました。

    

燃やすごみの40%を占める生ごみを少しでも減らすことを目的に、

生ごみを堆肥化するなどして出さない方に「生ごみ入れません!袋」を配布して、

生ごみ以外の燃やすごみを無料で出せる制度があるとのこと。

江戸川区にもそんな日が早く来てほしいものです。

埼玉県戸田市環境クリーン推進課とNPO戸田EMピープルネットが行っている、

「“生ごみは宝” で花いっぱいのまちづくり」も、

行政と市民の協力が実った事例として参加者から大きな共感を得た発表でした。 

 

専用バケツ(19ℓ)に溜めた生ごみを持っていくと、花と交換してもらえる。

もちろん生ごみ堆肥で育てた季節の花です。

さらには生ごみ堆肥のペレット化も試行しています。

生ごみが花いっぱいのまちづくりに活かされている戸田市は、

都市型生ごみリサイクルの未来予想図を見せてくれる先進地です。

ほかにも先進的な活動をしている3団体の発表がありました。

*鎌倉のごみ減量を進める会  市民・事業者・市が協働     

 *羽村市 生ごみ堆肥化めぐみネット  ダンボールコンポスト講座を開催 

*国立市ごみ減量課清掃係   50リットルのプランターで「ミニ・キエーロ」を作製  

多摩から周辺へ、生ごみを資源として活かそうという

行政と市民が連携した取り組みが広がっています   (ikiiki)

              


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生ごみ堆肥作り&野菜作り拝見

2014-06-06 14:31:16 | 生ごみ堆肥づくり

5月30日、生ごみを堆肥化して野菜作りを楽しんでいる当クラブ会員宅を訪問しました。

生ごみ堆肥作りを見学したいという学生さんも一緒です。

生ごみの堆肥化にはいろいろな方法がありますが

コンポスト容器、洗濯かご、発泡箱ミミズ箱など、いくつもの方法で堆肥作りを実践されていて、

その成果は庭に咲く超大輪のアマリリスや野菜を見れば一目瞭然です。

            トウモロコシ

ミミズ箱や洗濯かごを使った堆肥作りは一般的ではないものの、

この2つを併用すると、それぞれの方法の弱点を補いあって、

四季を通して楽しい生ごみ堆肥作りができる

大変興味深い方法です。

        洗濯かご  

洗濯かごを使った堆肥作りはカンナくずを基材としています。

中に手を入れるとかなり高温になっていて、「熱い」と感じるほど。

ふかふかの完熟堆肥もできていました。

    完熟堆肥

玉ねぎは昨年秋の種まきから9カ月、そろそろ収穫できそうな大きさになっっていて、

そばでキュウリのポット苗が植え付けを待っています。

   

梅雨入り前に玉ねぎを収穫、

その後に完熟堆肥を入れてキュウリを植え付け、緑のカーテンにする予定とのこと。

種まきに始まり、種取りに終わる

庭先の菜園です。(ikiiki)

 


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