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TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

どてらYMO

2007-03-02 01:11:09 | J-FUSION
ここんとこYMOの映像をYOUTUBEで漁ってます。

やっぱり素晴らしいと思うのは初期のライブ映像。「ウィンターライブ」や「散開ツアー(プロパガンダ)」では「ライブ」という点ではやはり物足りない。それに比べて初期のツアーは大村憲司、矢野顕子を加えながら、テクノという先進性を持ちながらも汗をかきかき一生懸命に手作りでやっいる雰囲気があって、演奏として見るにも見応えのあるものです。
高橋幸宏のシンセドラムなんてのも、この時期(というかこの時期のYMOに限って)でしか見られないものですしね、風呂屋の番台か桔梗屋の番頭さんよろしくタンスの前にたたずみ、時々のっそりと腰を上げて機材をいじくる松武秀樹の姿というのも、当時は奇異に映りながらも尊敬のまなざしで見ていたものです。この頃の映像って、ちゃんとしたDVDにはなっていないんですね。そんなところからもYOUTUBEの映像って貴重すぎます。
思えば小生がテレビでYMOを見ていたのは中学生くらいの頃。当時と今とでは、結構違った見方ができるようにもなり、今更ながら改めてYMOの偉業には感心する次第です。

そんな中で見つけたのがこれ
WIKIPEDIAによれば、「どてらYMO」というんだそうで、2001年にBSで放送された特別番組のライブ映像です。(NHKネタですんで、いつまで残っているかわかりませんが)
YMOの3人が老人のかっこして、じいさんズラまでつけて、教授に至ってはびん底メガネまでかけて、生ドラム、エレキベース(ってところが重要ですね)、シンセ1台で「RYDEEN」を演奏してます。もちろんシーケンサーも無しの生演奏一発録り。それだけにテクノという感じじゃなくて、むしろフュージョンチック。これにエッジの効いたギターのカッティングでも入っていたらめっちゃかっこいいフュージョンナンバーになったりしません?そもそもテクノなんて、この人たちの表現方法の一部分でしかないんですね。さすが奥が深いです、この人たちは。
コメント
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