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TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

NARUCO-ICE @CLUB IKSPIARI まずはメンバーから 前段

2007-03-27 00:05:03 | J-FUSION
ナルチョの新ユニットNARUCHO-ICE。素晴らしかったです。
CASIOPEAでのナルチョと向谷社長の曲をひたすら演奏するというコンセプトで、「裏」CASIOPEAとも言ってもいいような選曲でしたが、実際ナルチョも向谷社長もCASIOPEAのアルバムのためにどれだけ曲を作ってきたことか…。ライブではせいぜい新作ツアーで演るかどうか、というような使われ方では全くもってもったいない。そんな隠れた名曲にスポットをあてて演奏しよう、というのが今回のNARUCHO-ICEだったわけですね。しかもホーンセクションを加えたスペシャルアレンジで、というのが泣かせます。正直、こりゃCASIOPEAが演るよりもカッコイイ!!と思った曲がいくつもありましたね。

そんなNARUCHO-ICE、メンバーは…

鳴瀬善博 YOSHIHIRO NARUSE(b)
今回のリーダーはオレだ!ということで当然MCもナルチョ節炸裂!
だけど今回は初めてのユニットということで勝手が違ったとみえて、突っ込みする人が誰もいないものだから時々自爆してましたが。(笑)
お客さんに協力してもらったり、石川さんに助けを求めるかのように話しかけたりしますが、誰もマイク持ってないし…。今回は向谷社長にもしゃべらせませんでしたからね。

石川雅春 MASAHARU ISHIKAWA(ds)
CASIOPEAを演る石川さんというのもなかなかレアですね。ナルチョの紹介では、渡辺貞夫でチーチキインチキインチキと叩いているジャズドラマーだそうです。(笑)
ずぅ~っと譜面とにらめっこでしたが、意外と楽しそうだったのが印象に残りました。激しめの曲が多いこのライブでしたが終始パワフルなドラミングでした。お疲れになったんじゃないかな~。
ところで演奏中は何かの機材から音をとってイヤホンでモニターしながらプレイしてましたが、あれは何だったんでしょうね。別にシーケンサー使った曲もなかったですし。曲の途中でもその機材を時折いじってましたし。

鈴木俊介 SHUNSUKE SUZUKI(g)
フュージョン界では謎のギタリスト鈴木俊介、なんと、つんくファミリーなんだそうです。ナルチョが変わったギタリストいないかと探していたら青木タイセイさんに紹介されたんだそうです。モー娘のアレンジとか、つんくバンドでディナーショウとかやっているそうです。見てくれは正直びん底メガネでオタッキーな雰囲気で、出す音もかなり独特。12弦エレキギター(ナルチョいわく6本しか弦はってないそうですが…?)を使ったりエフェクターを多用したプログレチックでアグレッシブなサウンドはまさに野呂一生色とはまったく異なるもの。そんなところからもこのユニットの目指すところが見えてきます。でもそれがまたカッコイイし、曲にもマッチするんだ、これが。
さすがにこういうスタイルのライブには慣れていないのか、ナルチョのMCでいじられてもひたすらチューニングに没頭してましたけどね。ナルチョの客席乱入を舞台袖からなんか珍しいものを見ているかのように覗いていたのが印象的でした。

向谷実 MINORU MUKAIYA(kb) GUEST
ナルチョの紹介では鉄道省からやってきた体重1トンのゲストということで、後半から登場。
確かに…巨漢でした…。(DAVID PAICHを思い出してしまったのはあんまり?)
今回はMOTIF ESの8&7の二段積み。CASIOPEAでは1人でいろんなことしなきゃならないけど、今回はホーンセクションがシンセのブラスパートもやってくれますから、ソロにも集中できるのがうれしいとか。確かにCASIOPEAで聴くピアノソロよりもジャズっぽく、凝った雰囲気になってました。
今回は睨まれることもないせいか、はじけてましたね。シンセを肘でギャンギャン鳴らしたり、しまいにゃ椅子に乗っかってMOTIFに足をかけて弾いてました。こりゃCASIOPEAでは絶対見られない光景だな…。というか、あの体ですからキーボードスタンドが崩れないか見てる方が冷や冷やしましたが。張り切りすぎたせいで、登場一曲目が終わったところでドとミの音が出なくなったそうです。

この4名がステージ前段に並んでました。
コメント
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