TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

京都~糸魚川~松本~新宿

2007-12-11 00:06:14 | 旅行記
今回はすんません、話を京都旅行に戻した上に鉄分100%ネタ。

TRIX冬のミニツアー@京都RAGの帰りの話。
結局時間的には急行「銀河」に乗ることもできたんですけど諸々の事情によりあきらめて、急行「きたぐに」で北陸経由で帰ったのでありました。
急行「きたぐに」といえば唯一の583系使用定期列車でありますが、国鉄からJRに以降してからこの20年間というもの京都総合運転所(旧向日町運転所)ではず~っと10両×6編成をキープしていたところ、シュプール号の廃止等の事情もあってかとうとう今年の6月にそのうちの1編成が廃車されてしまい、そろそろ京都の583系にも廃車の波が…ということもあって、もしかしたらこれも乗り納めになるかも知れん、ということでの選択となったわけです。ちなみに今回はグリーン車に乗車。(一応寝台よりは安かったもので)寝台だとわかりにくいんですが、座席車だとよ~っくわかるあの583系ならではの天井の高さ。これはいつ見ても感慨深いものがあります。写真に撮っておこ~っと。

急行「きたぐに」は糸魚川まで乗車。続いては大糸線に乗り換えて、これまたJRの古豪気動車、キハ52(昭和40年製/小生よりも年上なのです)単行の普通列車です。ちなみに大糸線のキハ52はいわゆる国鉄色に復刻され、鉄分の濃い観光客を呼び寄せる手法でその存続努力を行っているところ。
それでも朝6:13に糸魚川を出る列車なんてほとんど乗る人は…同業者が数人といったところです。終点までに乗ってきた乗客も2人だけ。赤字路線なのが手に取るようにわかってしまいます。
このキハ52、やはり古い車両は古いなりの良さとでもいいましょうか、その重々しい走行感はその辺の新しい車両では絶対味わえないもの。JR東日本における運用が全て終了してしまっただけに、残るはこの大糸線を走る3両だけの稀少な存在になってしまいました。これまたいつまで持つことやら…。

南小谷で電車に乗り換え、下車したのが信濃木崎。目的は…相変わらずの温泉です。
いや~京都では歩きまくってへとへとでしたし、それに夜行での強行軍ですから、どっかでちょっとほっこりしないと…ということで探し当てたのがこれ、ゆーぷる木崎湖という日帰り温泉施設なのです。内湯はかなり熱めでゆったりつかるには厳しかったんですが、露天は程よい温度でゆったりと。まあ、内湯と露天しかない、あまり面白みはない温泉施設ですが、駅から近いのはなんといってもありがたい。疲れた体にはたいへん美味しゅうございました。
駅を下りたときは濃霧で、100m先が見えないくらいでしたが、温泉を出た頃には見事に晴れてきて、雪化粧のアルプスの山々(写真がその景色)がこれまた大変美しく、無理してでも来て良かったな~と思う一瞬であります。

その後は松本に移動、松本からは「スーパーあずさ」で新宿まで中央線を一っ飛び。これでようやく小生のあの頃探しの京都歩き&TRIX冬のミニツアー&急行「きたぐに」と大糸線キハ52乗車体験&ついでに木崎湖温泉入浴の全行程が終了したのでありました。

まあ、ライブに遠征するついでにこんなことやってる奴も珍しいとは思いますけどね。若かりし頃はただ目的もなく列車に乗ったり、普通に観光地をめぐったりするのもそれはそれで良かったんですが、最近はどうもそれでは空しさを感じる一瞬があるので、こうしてライブ&温泉っていう目的は現在の小生にとって恰好の乗り鉄ネタなんです。いや~これだから遠征はやめられまへん。
コメント
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