MARCOS SUZANOと沼澤尚のコラボレーションシリーズ、「NENHUMA CANCAO, SO MUSICA」第二弾、「THE COPACABANA SESSIONS」です。セットに「LIVE IN NAEBA ’06」というライブDVDもついていて、更にはそのDVDのオーディオ盤CD-Rまでおまけでついてきて、いわば3枚組。これで値段は3,000円ナリ。メタボが心配になるくらいに太っ腹ですね~。
ところで、「THE COPACABANA SESSIONS」は前作に引き続き、ひたすらMARCOSのパンディロとTAKAさんのドラムだけでがんばっているのかと思いきや、キーボードやパーカッション、更に佐藤タイジのギターも加わっていて、ある程度普通な音楽になってます。ただ全体的に「静」なイメージがあって、物静かで幽玄なSUN PAULOか、THREE’S CO.みたいな趣。それにしても曲のタイトルすらない、ひたすらアドリブだけの演奏でCDまで作って、しかもそれが結構聴ける出来ですから面白いものです。
ただドライブで聴くにはあんまり向かないですけどね。(笑)
対する「LIVE IN NAEBA’06」はMARCOSとTAKAさんにVIOLINの勝井祐二が加わってますが、こちらも1時間を超える熱演。やはりひたすら即興演奏が続いてますが、TAKAさんドラミングの静と動のコントラストが見事で、これまた聴き(見)応えのある作品です。こちらはTAKAさん結構叩きまくっていて気持ちがいい。
それにしてもマニアックな作品です。ただ普通に音楽を音楽として聴きたいと思う人が聴いてもなかなか理解ができないでしょう。
ただひたすらその時湧き出てきたグルーヴ感をそのまま記録したに過ぎないと言えないこともない。
だけど特にドラマーとか打楽器をやる人にとっては目から鱗のようなシーンがあちらこちらにちりばめられているような気がします。
打楽器のもつポテンシャルをグルーヴオンリーで最大限に引き出したこの怪(快)演、TAKAさんファンも含め、打楽器を愛する者にはたまらない1枚になろうかと思いますが、ファンでない人が聴いても難解すぎちゃって訳わからんという、面白いけどのるかそるかのキワモノ的作品です。
とはいえよくもまあこんな不思議な作品をCDにして売るものだと感心しつつも、やはり素朴な疑問として、このアルバムってどれだけ売れてるんでしょうかね…。他人事ながらもちょっと心配。
NENHUMA CANCAO, SO MUSICA
「THE COPACABANA SESSIONS」
MARCOS SUZANO(pandeiro)TAKASHI NUMAZAWA(ds)FERNANDO MOURA/ALEX MEIRELLES(keys)TAIJI SATO(g)MARIO MOURA(b)C.A.FERRARI/CELSO ALVIM/FRED CASTILHO(perc)NAOYUKI UCHIDA(mix)
「LIVE IN NAEBA ’06」
MARCOS SUZANO(pandeiro)TAKASHI NUMAZAWA(ds)YUJI KATSUI(violin)NAOYUKI UCHIDA(dub mix)
ところで、「THE COPACABANA SESSIONS」は前作に引き続き、ひたすらMARCOSのパンディロとTAKAさんのドラムだけでがんばっているのかと思いきや、キーボードやパーカッション、更に佐藤タイジのギターも加わっていて、ある程度普通な音楽になってます。ただ全体的に「静」なイメージがあって、物静かで幽玄なSUN PAULOか、THREE’S CO.みたいな趣。それにしても曲のタイトルすらない、ひたすらアドリブだけの演奏でCDまで作って、しかもそれが結構聴ける出来ですから面白いものです。
ただドライブで聴くにはあんまり向かないですけどね。(笑)
対する「LIVE IN NAEBA’06」はMARCOSとTAKAさんにVIOLINの勝井祐二が加わってますが、こちらも1時間を超える熱演。やはりひたすら即興演奏が続いてますが、TAKAさんドラミングの静と動のコントラストが見事で、これまた聴き(見)応えのある作品です。こちらはTAKAさん結構叩きまくっていて気持ちがいい。
それにしてもマニアックな作品です。ただ普通に音楽を音楽として聴きたいと思う人が聴いてもなかなか理解ができないでしょう。
ただひたすらその時湧き出てきたグルーヴ感をそのまま記録したに過ぎないと言えないこともない。
だけど特にドラマーとか打楽器をやる人にとっては目から鱗のようなシーンがあちらこちらにちりばめられているような気がします。
打楽器のもつポテンシャルをグルーヴオンリーで最大限に引き出したこの怪(快)演、TAKAさんファンも含め、打楽器を愛する者にはたまらない1枚になろうかと思いますが、ファンでない人が聴いても難解すぎちゃって訳わからんという、面白いけどのるかそるかのキワモノ的作品です。
とはいえよくもまあこんな不思議な作品をCDにして売るものだと感心しつつも、やはり素朴な疑問として、このアルバムってどれだけ売れてるんでしょうかね…。他人事ながらもちょっと心配。
NENHUMA CANCAO, SO MUSICA
「THE COPACABANA SESSIONS」
MARCOS SUZANO(pandeiro)TAKASHI NUMAZAWA(ds)FERNANDO MOURA/ALEX MEIRELLES(keys)TAIJI SATO(g)MARIO MOURA(b)C.A.FERRARI/CELSO ALVIM/FRED CASTILHO(perc)NAOYUKI UCHIDA(mix)
「LIVE IN NAEBA ’06」
MARCOS SUZANO(pandeiro)TAKASHI NUMAZAWA(ds)YUJI KATSUI(violin)NAOYUKI UCHIDA(dub mix)