TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

スジ屋の仕事

2010-02-03 22:46:53 | Weblog
昨日のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ました。
取りあげられていたのは東京メトロの「スジ屋」。一言で言うなら鉄道の時刻表を作る人、ということになるのでしょうか。

ちなみに鉄道の運転は「ダイヤグラム」というスジで構成された線図を用いて計画されます。そのスジを引く仕事をするから通称「スジ屋」となるわけです。よく駅でダイヤ改正とかダイヤの乱れとか言いますよね。そのダイヤというのはこの「ダイヤグラム」からきているわけです。小生も若かりし頃には時刻表からスジを引いてダイヤを作ってみたりしたものだ。

いろんな意味で興味深かったですね。単に列車を1本増発する案を作るだけでもあっちこっちに了解を取り付けた上で、全てが整ってからようやくそこで「案」として提出できるということ。もちろんそれが通るかどうかはわからない。まさに組織の中で動かざるを得ないサラリーマンのお手本みたいな仕事です。自分一人ですべてが進められるわけではない、周りをまきこんで初めて仕事が成り立つんだという…。大変な苦労なんだろうな…、と思いつつ、ちょっと妙な感じも。
運転間隔が開いてしまうことにより次の列車が遅延してしまうのを解決しよう、というのは当然なんだけど、逆に言えばなんでまた間隔が開いてるんだろうな…と。何らかの物理的にできない理由があるから間隔が開いてしまっているんだろうとこちらは解釈するわけで、そんな問題もなく等間隔にできるんだったら最初からしとけばいいのにね、と正直思うところもあります。
でもあくまでもお客さんの目線から少しでも便利にしよう、という姿勢は感服した次第です。

その点でいうとJRはもちっとなんとかならないのかな~。確かに地下鉄と違って特急やら貨物やらもあって、簡単に等間隔にならないのは理解するところではありますが、それにしても、という思いはありますね。特に小生が利用しているような近郊路線の退勤時間帯のダイヤのバラつきには正直閉口しております。それと湘南新宿ラインの大宮駅での乗換の改善。湘南新宿ラインは高崎線直通と宇都宮線直通と2種類あるんで、例えば新宿から高崎線直通に乗っても大宮で宇都宮線列車に、またはその逆パターンでもそんなに待たずに乗り換えられるようになって欲しいとJRに投書したりもしたんですけどね、改善される兆候まるでなし。
高崎線直通列車が大宮に到着したと同時に宇都宮線が発車するなんてことが多くてね、全く配慮が感じられない。まあそれでも10分少々待てばいいんですからそんな騒ぐことでもないんだけど。
そこはお客様目線で…というところを見習って欲しいものです。
コメント
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