TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

SONG TO SOUL~HARD TO SAY I'M SORRY 素直になれなくて

2010-02-09 22:52:45 | TOTO&FUSION
BS-TBSの番組「SONG TO SOUL」。先週の放送はCHICAGOの「HARD TO SAY I'M SORRY」の特集でした。
ROBERT LAMMのインタビューに絡めてCHICAGOの紹介から始まり、(CHICAGOってデビュー時はCHICAGO TRANSIT AUTHORITYというバンド名だったんですな。知らんかった~。)DAVID FOSTERと出会ってCHICAGO16に至るまでの経緯…。中でも感激したのはDAVID FOSTER自身による解説つきの「HARD TO SAY I'M SORRY」の弾き語り。これは貴重な映像でしたね。ちなみにDAVID FOSTERはこのアルバムのためにメンバーが書いてきた曲を全て没にしたんだとか。道理でほとんどの曲作りにDAVID FOSTERが参加してるし、JOSEPH WILLIAMSやDAVID PAICH/STEVE LUKATHERの曲もあるわけだ。ROBERT LAMMが作曲してボーカル参加した曲はないしね。CHICAGOメンバーにとっては多分屈辱的だったんだろうな…でもこれがきっかけで再び浮上することができたんだから、やっぱりDAVID FOSTERって凄すぎます。それでも「HARD TO SAY~」に「GET AWAY」を曲間なしに繋げた発想というのはCHICAGOらしさもしっかりアピールしたいという気遣いもあったりして。「GET AWAY」はカッコエエです。
この曲のレコーディングはTOTO/AOR系では超有名エンジニアのBILL SCHNEE氏の未完成だったスタジオを、この曲のレコーディングのために急遽完成させて使用したとか。スタジオはまだTOTOのメンバーのサウンドチエックが終わったばっかりでまだまだこれからだみたいな話もあってね、ああまさに80年代の人脈だな…と。DAVID FOSTERも凄いけど、BILL SCHNEEという人も西海岸のドンです。

そういやこのアルバムから参加したBILL CHAMPLINについては何も触れられていなかったな…。これもこのアルバムの大きなトピックだったはずなのに…と思ってたら…残念なことが。
BILL CHAMPLINは昨年にCHICAGOを脱退していたんですね…。う~むだから完全スルーされてたのか。この残念度は小生にとっては計り知れないものが。BILLのボーカルナンバーはどうするんだろう…。
その代わりに加入したのがLOU PARDINIPETER FRIESTEDTの「L.A.PROJECTⅡ」ではBILLとも共演しているベテランプレーヤーです。そのアルバムではボーカルもやってますんで、そのままBILLのパートを受け継ぐのかな…?
LOUも参加するCHICAGOの来日公演は2/19,20です。
コメント
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