TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

テンイチ

2010-02-18 23:28:14 | Weblog
「天下一品」。(略して「テンイチ」)
昨日のテレ朝シルシルミシルの特集でした。
餃子の王将、COCO壱番屋に並んで学生時代に世話になった店です。

大学に入って最初の下宿の先輩から、京都にはえげつないラーメンがあると教えられました。
なんでも箸を真ん中に立てて時間が経つとスープが固まって箸が盛り上がってくるとか。
それが「天下一品」のラーメン。
よく京風ラーメン~なんてうたって薄味細麺のラーメンを売ってる店がありましたが(最近はあまり見かけないかな)、あんなの嘘です。京都のラーメンといえば天下一品。これは今日と名物と言ってもいいでしょう。
いやこれを初めて喰った時の衝撃は計り知れず。今でこそとんこつ醤油とかで結構コテコテのラーメンが主流になってますけど、当時はこんなのなかったですからね。まさにポタージュでラーメンを喰ってるような…そんな感覚のドロドロスープ。クセになります、というか、クセになって一時期は3日にいっぺんは喰ってたこともありましたわ。地元のツレが京都に来たときに連れてったらそいつも思いっきりハマってしまって、未だに群馬から(群馬にはまだないんです)埼玉まで喰いに来てるとか。それほどの魅力の詰まったラーメンなんです。
学校の近くの店では学割なんてのもあったし、王将に対抗してか餃子無料券もあっちこっちで配られたりしてましたしね。店によってスープの濃さが違っていて、やっぱり北白川本店のが一番濃いとか、「ニンニク入れますか」と聞かれて「ハイ」と答えると店員さんが嬉しそうな顔をするとかいう妙な噂があったなそういえば。そうだこないだの音数トリオのライブに学生時代のツレと行った時の〆もテンイチだったな。一時期やっぱり学生時代のツレとよく飲んでいた時期があったけどその時の〆もいろんな場所のテンイチ探訪をしたものでした。とにかく学生時代を京都で過ごした者にとって忘れられない、思いで深いモノのひとつ。結局のところいろんなラーメンを喰いますけど、味の基準になるのはやっぱりテンイチ。なかなかこの味と衝撃を超えるラーメンは出てきません。
卒業して東京に出てきてからも、学生時代のツレと喰いに行ったものです。当時はまだ関東には数えるほどしか店なかったんですけどね…今や200店舗を超えるのか…。やっぱり旨いものは美味いんですな、ホント。

しかし...今一番近い店「大宮大成店」は改修のためしばらく休業だって...。
今度は通販で買って自宅で喰うのもいいかな。
ちなみに写真はなぜかテンイチのストラップ~~。

それにしてもシルシルミシル、以前ポテチ工場だのCOCOイチだのテンイチの特集やってくんないかな~とか書きましたけど、みんな実現しちゃってますね。なんかいろんな意味で夢みたいな番組です。でもこれだけ願いがかなっちゃうと、そろそろネタが尽きてくるのかな…?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする