偶然の無駄遣い

先日朝の通勤電車の中でのこと…。
小生の視界に立つ二人のサラリーマン、もちろん赤の他人。たまたま隣り合って立っているに過ぎません。
気がついてしまいました。この二人、全く同じワイシャツを着ているのです。もちろんただの白色シャツではありません。いわゆるクールビズ仕様のモノ。布地のストライプ、そしてその光沢具合、ボタンの色、大きさ、質感はもちろんのこと、ステッチの入り方も一緒。何よりも最近のクールビズのシャツってエリ裏とか袖口裏、そして前の合わせの隠れる部分に模様というかデザインが施されているのをよく見かけますが、そのデザインも縦ストライプで同じ色。間違いありません、全く同じ商品なのです。
いやいやこれは貴重な偶然。一時期のユニクロのフリースみたいにもう街中あっちこっちで見かけるような商品ならまだしも、ワイシャツの種類なんて星の数ほどあるわけですから、なかなかこんなシーンに遭遇できるものではありません。当然本人達も、そもそも自分がどんなシャツ着てるかなんてそう意識してないでしょうから、お互い気付くこともない。
どっか同じチェーンの量販店かなんかで買ったんでしょうかね。ホント大きなお世話ですけど、教えてあげたいくらいだった。
いやはやこんな偶然もあるもんだ…と感心しつつ、ふと改めて思い返せば、小生こんな物凄い偶然に遭遇したわけながらも、自身にとって何の得にもなっていない。だから何なんだよ、と。よくよく考えてみれば明らかにこれで小生の持っている偶然・まぐれポイントを無駄に消費してしまったわけで。いやはやこれで宝くじに当たることもしばらくないのかな…それとも、だからこそ今買えば当たるとか?

ま、ネタとしては面白かったけどなんかつまらん話。

今日の通勤音楽
THE NYLON CURTAIN / BILLY JOEL
MINUTE BY MINUTE / DOOBIE BROTHERS