TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

LOVE, GRATITUDE AND OTHER DISTRACTIONS / WILL LEE

2013-10-02 23:11:00 | TOTO&FUSION
WILL LEEの20年振りのソロアルバム…。
結構気に入ってよく聴いてしまいます。ステレオの前で何聴こうと考えると思わず手にとってしまうのがこれ。
正直、WILL LEEはジャズ・フュージョン系のベーシストであるが故、ボーカルメインのアルバムというのも…というのがあって、20年前のアルバムは結局迷って買わず終いだったのです。
でもその後主にDAVID GARFIELDでのアルバムでその美声を聴く機会も増え、決して悪くないな…それじゃ前のアルバムも買ってみようか…なんて思っていたところにリリースされたのがこのアルバム。
以前からよく書いてますが、このアルバムも小生がハマりがちな、いろんなジャンルごった煮系。なんとも壮大な雰囲気の「GRATITUDE」から始まり、これまた意外な組み合わせ、ZZ TOPのBILLY GIBBONSとの共演であり泥っぽいギターサウンドが特徴的な「GET OUT OF MY LIFE WOMAN」、カントリー系AORナンバー「MISS UNDERSTANDING」、さりげなくさわやかなインスト~フュージョンナンバー「PAPOUNET'S RIDE」、ジャジーでメロウなAORナンバー「FOOLED HIM」と続き、民族っぽいイントロから一転してキャッチーなサビに至る、なんとなくPOLICEっぽい面影を感じる「SHAHARA」、ゆったりとして幻想的な矢野顕子とのデュエットナンバー「1,2,3」、WILLのフレットレスベースがメロディを奏でるインスト「SIMPLE WAY TO SAY I LOVE YOU」、そしてDAVID GARFIELD、STEVE LUKATHER、OZ NOY、STEVE GADD、CJ VANSTONという豪華なメンツによる、ラス前を飾る緊張感あふれるヘヴィなロックナンバー「NATIVES」、そしてラストは奇しくもSTEVE LUKATHERの「TRANSITION」と同じくチャップリンのナンバー、CHUCK LOEBとのデュオによる「SMILE」、とまあ濃厚でバラエティ豊かな10曲が収録されているのです。まさにジャンルを問わないWILL LEEの音楽性がよく表れた1枚ですね。聴いてて飽きることがありません。

LOVE, GRATITUDE AND OTHER DISTRACTIONS / WILL LEE
WILL LEE(b,vo,g,keys)BILLY GIBBONS(g,vo)AKIKO YANO(vo,keys)PAUL SHAFFER/ALLEN TOUSSAINT/KENNY WHITE/BOB JAMES/DAVID DELHOMME/OLI ROCKBERGER/MITCH FORMAN/DAVID GARFIELD/CJ VANSTON(keys)LENI STERN/HUGH McCRACKEN/LARRY CAMPBELL/CHUCK LOEB/JOHN TROPEA/STEVE LUKATHER/OZ NOY(g)CHRIS PARKER/SHAWN PELTON/TOMMY ALLEN/NARADA MICHAEL WALDEN/STEVE GADD/ZACH DANZIGER/PETER ERSKINE(ds)YACOUBA SISSOKO/KOFO AYANANFOWORA(perc)JEFF KIEVIT(tp)GIULIO CARMASSI(strings,sax,tp,cl,tb,keys)GARY SCHREINER(harm)DAVE EGGAR/LOUISE SCHLMAN(strings)MARK HUDSON/LARRY HOPPEN/CHRISSY AMPHLETT/TABITHA FAIR/NEAL COOMER(vo)

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コメント
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