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TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

MIDDLE MAN / BOZ SCAGGS

2007-12-16 23:07:54 | TOTO&FUSION
HMVのマルチバイついでで買ったのがこのアルバム。
昔、MICHAEL MCDONALD、JOE WALSH、BOZ SCAGGSのジョイントライブが日本であって、その模様がテレビ放送されましたが、その時に一番印象に残っていたのがタイトルチューン、「MIDDLE MAN」だったもので、このアルバムをチョイスした次第です。
TOTO/BOZ SCAGGSのライブも行きますからその予習(になるのかな?)も兼ねて。

BOZは「SILK DEGREES」や「HITS」はよく聴いてましたけど、この「MIDDLE MAN」を通しで聴くのは実は初めてだったりします。リリースされた当時はこのジャケットを見て「何やねん、この偉そうなオッサンは!」と思って生理的に受け付けないものがあったんですけどね、それも今となっては若気の至りということで。
とはいえ、意外と知ってる曲ばかりだったりします。不思議なものですよね、知らず知らずのうちに耳に入っていて、しかもちゃんと憶えてる。いかに当時流行っていたか=BOZを含めたAORが全盛だったかということでしょうか。

ところで、タイトルチューン「MIDDLE MAN」に小生がこだわった理由、それはやはりこの曲全体の印象がTOTOの「HYDRA」の持つ雰囲気にかなり近いというのがまず上げられます。イントロ・間奏のブレイクで印象的に流れる「HYDRA」っぽいピアノのリフに、「ALL US BOYS」や「TALES OF A MAN」を連想させるようないかにも当時のLUKATHER節バリバリのギターサウンド、そしてこれまたJEFF節炸裂のアグレッシブなドラミング。この曲が「HYDRA」に入っていても全然違和感ないんじゃないかな。
ちなみにてっきりピアノはDAVID PAICHだと思ってたんですが、DAVID FOSTERだったんですね。言われてみれば確かにDAVID PAICHはこういうエレピサウンドはあんまり使わないのかもしれない。でもベースはDAVID HUNGATE、ギターはLUKE、ドラムはJEFFですから当たらずとも遠からずということで。

それに「MIDDLE MAN」だけじゃなくて、もちろん超有名な「JOJO」もいいですし、「SIMONE」なんかの雰囲気もめちゃくちゃ好きです。しばらくはヘビロテになりそう。
今更ですが当時のBOZはやっぱりTOTO色満載です。

MIDDLE MAN / BOZ SCAGGS
BOZ SCAGGS(vo)
DAVID FOSTER/LARRY FAST/MICHAEL BODDICKER/STEVE PORCARO/DON GROLNICK/DAVID PAICH/JAMES NEWTON-HOWARD(keys)
DAVID HUNGATE/JOHN PIERCE(b)
RAY PARKER JR.(g,b)STEVE LUKATHER/CARLOS SANTANA(g)
JEFF PORCARO/RICK MAROTTA/JOE VITALE(ds)
LENNY CASTRO(perc)ADRIAN TAPIA(sax)
DAVID LASLEY/SHARON REDD/CHARLOTTE CROSSLEY/VENETTA FIELDS/PAULETTE BROWN/BILI THEDFORD/JULIA WATERS/OREN WATERS/BILL CHAMPLIN/CHARLES IRWIN/ROSEMARY BUTLER(vo)
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20~NEWISH~/DIMENSION

2007-12-14 23:35:12 | J-FUSION
1曲目からしてどこか最近のDIMENSIONと違う、という印象を持ったのは今回、ベースにCHRIS MINH DOKY、ドラムスにLIONEL CORDEWが参加する、という先入観があったのかもしれない。だけどそれだけではない「活きの良さ」みたいなものを感じます。
思えば最近のDIMENSIONのアルバムは打ち込みによるリズム隊が基本で、時にドラマーの石川さんが何曲かに参加、時に増やん、おのきんがベースを弾くというようなスタイルが続いてましたから…。考えてみれば本職のリズム隊がまともに参加して制作されたアルバムって「HEARTS」以来のことなんじゃないかな。増やん・おのきんベースもそれはそれで味がありますが、所詮は片手間、やっぱり餅は餅屋ということ。やはり生身の人間がぶつかり合うことで生まれるグルーヴ感は打ち込みでは絶対再現できない。やはりバンドスタイルというものの良さを感じますね。やっぱりフュージョンってこうでなきゃ、と改めて認識。

ところでなんでまた突如CHRIS MINH DOKYなんて人が出てくるのかと思ったら、CHRISはANNNEKEIさんのお友達なんだそうで、なるほどなるほど。
道理で、東京JAZZ2007中継のオフステージ映像にCHRISとANNNEKEIが親しそうに語り合っているシーンがあったわけだ。

そういや、と思ってCHRIS MINH DOKYのアルバムを引っ張り出してきてクレジットを眺めてみると…RANDY BRECKER、HIRAM BULLOCKにMIKE STERN、小曽根真…そして今回のDIMENSION。そうか東京JAZZ2007の陰のプロデューサーは実はこの人だったんだ…と勝手に納得。

20~NEWISH~/DIMENSION
TAKASHI MASUZAKI(g)KAZUKI KATSUTA(sax)AKIRA ONOZUKA(keys)CHRIS MINH DOKY(b)LIONEL CORDEW(ds)
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JAY GRAYDON のDVD

2007-12-13 23:54:53 | TOTO&FUSION
話題沸騰中?の「JAY GRAYDON ALL STARS LIVE IN JAPAN 1994.1.19」。
今日届きましたんで、とりあえずは時間もないので飛ばし見~。
なるほどね、って感じです。解説によればこの映像は身内の資料として撮影されたもの。
(ライブやったりすると、自前で撮影したりしますよね。そんな感じでしょうか)
それが10数年を経てようやく日の目を見たとのこと。
道理でカメラは1台で定点からの撮影で、カット割りも何もあったもんじゃない。画質もその当時のホームビデオカメラ並のもので決していいとはいえない。実際BOOTLEGでも出回ったんだそうですが、確かにBOOTLEGっぽい映像です。
でもね、音は凄い。オーディエンス録画のBOOTLEGだったりすると音は聴けたもんじゃないですけど、これは非常にいい状態です。若干バランスがひよってたりしますが、これはライブそのものの音ですから多少は仕方が無い。特別盤では音だけをCDにしたものがついてるそうですが、確かに音だけで充分聴けるクオリティがあります。
もちろん、このお宝映像が公式盤としてこれだけのクオリティでリリースされたってのは凄いことですし、それを見ることができる我々は幸せです。
JAY GRAYDONのボーカルも聴けるし、JOSEPH WILLIAMSもまだまだ若い。この時期のSTEVE PORCAROって一瞬びっくりするくらいJEFFに似てますし、なんといっても作曲者であるBILL CHAMPLINのボーカルが聴ける「TURN YOUR LOVE AROUND」に「AFTER THE LOVE HAS GONE」なんて感涙モノです。
貴重なコレクションアイテムですよ。

JAY GRAYDON ALL STARS LIVE IN JAPAN 1994.1.19
JAY GRAYDON(g,vo)BILL CHAMPLIN(vo,g,keys)JOSEPH WILLIAMS(vo,keys)KENJI SANO(b,vo)SHERWOOD BALL(g,vo)STEVE PORCARO(keys)BILL CANTOS(keys,vo)JOHN VAN TONGEREN(keys)PAT MASTELOTTO(ds)TAMARA CHAMPLIN/JANEA CHADWICK/AMYE WILLIAMS(vo)

BILL CHAMPLINとJOSEPH WILLIAMSって夫婦で参加してたのね~。知らんかった。
あと関係ないけど、最後の曲でJAYのギターソロのアップ画面で背後の機材の陰に人の顔がぼ~っと…正直「かなり」ビビらせていただきました。…後ろからビデオカメラ回してたスタッフだったんですけどね…。
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STEVE LUKATHERの新作 試聴できます

2007-12-12 23:01:13 | TOTO&FUSION
京都のことばっかり書いてたもので気付いてなかったんですが、STEVELUKATHER.NETに新作「EVER CHANGING TIMES」のページがいつのまにやら出来てました。しかも!4曲だけですが試聴できます。JOSEPH WILLIAMSの声も聴けますしね。ジャケット写真もすでに出来上がってるようで。
リリースは来年の2月22日、お馴染みのFRONTIERS RECORDSから。
まだまだ2ヶ月以上先ですけど、こうしてつまみ聴きさせられると期待も高まるものですな~。
そういやBILL CHAMPLINの新作の話はその後どうなったんだろ?

今日はこんだけ。
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京都~糸魚川~松本~新宿

2007-12-11 00:06:14 | 旅行記
今回はすんません、話を京都旅行に戻した上に鉄分100%ネタ。

TRIX冬のミニツアー@京都RAGの帰りの話。
結局時間的には急行「銀河」に乗ることもできたんですけど諸々の事情によりあきらめて、急行「きたぐに」で北陸経由で帰ったのでありました。
急行「きたぐに」といえば唯一の583系使用定期列車でありますが、国鉄からJRに以降してからこの20年間というもの京都総合運転所(旧向日町運転所)ではず~っと10両×6編成をキープしていたところ、シュプール号の廃止等の事情もあってかとうとう今年の6月にそのうちの1編成が廃車されてしまい、そろそろ京都の583系にも廃車の波が…ということもあって、もしかしたらこれも乗り納めになるかも知れん、ということでの選択となったわけです。ちなみに今回はグリーン車に乗車。(一応寝台よりは安かったもので)寝台だとわかりにくいんですが、座席車だとよ~っくわかるあの583系ならではの天井の高さ。これはいつ見ても感慨深いものがあります。写真に撮っておこ~っと。

急行「きたぐに」は糸魚川まで乗車。続いては大糸線に乗り換えて、これまたJRの古豪気動車、キハ52(昭和40年製/小生よりも年上なのです)単行の普通列車です。ちなみに大糸線のキハ52はいわゆる国鉄色に復刻され、鉄分の濃い観光客を呼び寄せる手法でその存続努力を行っているところ。
それでも朝6:13に糸魚川を出る列車なんてほとんど乗る人は…同業者が数人といったところです。終点までに乗ってきた乗客も2人だけ。赤字路線なのが手に取るようにわかってしまいます。
このキハ52、やはり古い車両は古いなりの良さとでもいいましょうか、その重々しい走行感はその辺の新しい車両では絶対味わえないもの。JR東日本における運用が全て終了してしまっただけに、残るはこの大糸線を走る3両だけの稀少な存在になってしまいました。これまたいつまで持つことやら…。

南小谷で電車に乗り換え、下車したのが信濃木崎。目的は…相変わらずの温泉です。
いや~京都では歩きまくってへとへとでしたし、それに夜行での強行軍ですから、どっかでちょっとほっこりしないと…ということで探し当てたのがこれ、ゆーぷる木崎湖という日帰り温泉施設なのです。内湯はかなり熱めでゆったりつかるには厳しかったんですが、露天は程よい温度でゆったりと。まあ、内湯と露天しかない、あまり面白みはない温泉施設ですが、駅から近いのはなんといってもありがたい。疲れた体にはたいへん美味しゅうございました。
駅を下りたときは濃霧で、100m先が見えないくらいでしたが、温泉を出た頃には見事に晴れてきて、雪化粧のアルプスの山々(写真がその景色)がこれまた大変美しく、無理してでも来て良かったな~と思う一瞬であります。

その後は松本に移動、松本からは「スーパーあずさ」で新宿まで中央線を一っ飛び。これでようやく小生のあの頃探しの京都歩き&TRIX冬のミニツアー&急行「きたぐに」と大糸線キハ52乗車体験&ついでに木崎湖温泉入浴の全行程が終了したのでありました。

まあ、ライブに遠征するついでにこんなことやってる奴も珍しいとは思いますけどね。若かりし頃はただ目的もなく列車に乗ったり、普通に観光地をめぐったりするのもそれはそれで良かったんですが、最近はどうもそれでは空しさを感じる一瞬があるので、こうしてライブ&温泉っていう目的は現在の小生にとって恰好の乗り鉄ネタなんです。いや~これだから遠征はやめられまへん。
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野呂一生&則竹裕之 スペシャルライブ

2007-12-10 01:47:42 | J-FUSION
キヤノンのエンジョイフォトパークin品川というイベントの一環で12/7に品川インターシティホールで行われたスペシャルライブ。500人定員ということでしたが、応募したところ見事?当選しましたもので喜び勇んで行かせていただきました。
実は野呂さんのソロアルバムって最初の「VIDA」しか持っていないもので、知らない曲ばっかりなんだろうな~、でも2月リリースのソロアルバムの曲もやるのかな~なんて思いながらの参加ではありました。野呂さんのソロアルバムは熊ちゃんが参加していることもあって、そのうち買おうを思ってHMVのウィッシュリストには入れてたんですが…このライブ前に買っときゃ良かったと反省しきりです。とはいえ、曲知らなくても思っていた以上に楽しめたひと時でした。

おおよその構成はライブ30分、トークショー30分、そしてライブ30分の1時間半。
完全に銀髪になってしまった野呂さんを先頭にメンバー一同がステージに登場したところで、まずは記念撮影コーナー。なんと客席最前列にメンバーが座り、ステージ奥から客席全体を入れた写真を撮影します。で、帰りまでにこの写真を印刷して全員に配ってくれました。500人からの客席ですから一人一人の顔なんてわかりゃしないような写真ではありますが、こういうイベントならではのものですし、たとえ顔わからなくてもこういう写真なんて普通ありえませんからね、貴重なものであります。無料でここまでサービスしてくれるなんて太っ腹ですねキヤノンさん!

野呂さん、則竹さんの「PHOTO×MUSIC」トークショーも結構面白かった。野呂さんは豪華クルーザーでの旅行の写真、則竹さんはインドネシアにジャズフェスか何かで行った時の写真(といってもホテル内の写真ばっかりでしたけど)を後方のスクリーンに映し出しながらのトークセッション。トーク自体もなかなか面白い上に写真がこれまた美しく、確かに見ている者に写真を撮るということの良さが充分伝わる内容でした。小生も一応撮り鉄してた関係で、一眼レフを数台使っていろいろ凝った写真を撮っていた時期もありましたが、デジカメ時代到来とともに普通のコンパクトデジカメユーザーになってしまっています。お二方の美しい写真を見ていると、これを機に小生もまた写真の世界に戻りたくなりました。
ちなみに小生はこれまでず~っとPENTAXのユーザーでしたが、ご存知の通りHOYAとの合併騒ぎでカメラ事業が今後どうなってしまうのか先が見えない状態。ということで、次にカメラ買うときはやっぱりキヤノンかな~…なんてちょいと宣伝。いやでもIXYの画像、ホントきれいでした。
則竹さんのIXYで撮影された動画の中で櫻井哲夫さんの顔が一瞬映ったりとか、後半のライブはお二方の写真をスライドショウで映しながらの演奏だったんですが、その中に則竹さんと神保彰さんのツーショットがあったりとか、CASIOPEAファンをちょいとくすぐるネタが仕込まれてたのが笑えます。しかもそれが野呂さんの写真じゃなくて、則竹さんの写真に映っているというところがなんとも時代の変化を感じさせてくれますね。ちなみに演奏中に上映されてた則竹さんの写真、やはり鉄分がかなり入っていると見えて、駅、列車、線路の風景がたくさん出てくるところがなんとも「らしさ」満載でした。

ところでライブですが、曲名をあんまり紹介してくれなかったのでよくわからんのですが、
1曲目はキヤノンのCM音楽を野呂さんがアレンジし直したものということで、これがまためちゃくちゃカッコ良かった。最初は今度のニューアルバムの曲がキヤノンのCMに使われているのかと思ったら、そういうことではないようでこの日限りの演奏だったようです。これは是非ともボーナストラックとかで収録して欲しい、もっと聴きたい1曲でした。
前半は他に則竹さんの「勇者」とか野呂さんの「EARLY BEGINNING」とかで4曲。
後半1曲目は野呂さんが例のYAMAHAのサイレントギターを使い、2,3曲目はフレットレスでの曲。4曲目は「VIRTUAL LIFE」と言ってました。今回のライブではニューアルバムからの新曲披露はなかったようです。ちなみに野呂さんのギター、SGシリーズの新製品なんでしょうか。表面片側にバイオリンにあるような「f」溝がついてます。
そしてアンコールは「NESSA」。唯一小生が知っていた曲だったこともあって、終了後はこの曲が頭の中でエンドレスになりながら帰途についた次第です。

帰り際にいただいた、キヤノンさんからのお土産は例の記念写真とそれを入れるため?のフォトフレーム。そして写真のピックストラップでした。もちろん山盛りのカタログも入ってましたけど、今後の参考にさせていただきます!タダでライブ見してもうて、お土産までいただいてしまって…。キヤノンサマ様であります。

メンバー
野呂一生/ISSEI NORO(g)則竹裕之/HIROYUKI NORITAKE(ds)
扇谷ケント/KENTO OHGIYA(keys) 箭島裕治/YUJI YAJIMA(b)

ちなみに野呂さんの新作「INNER TIMES」は2/14リリース。
そのリリースライブが3/28にSHIBUYA-AXであるそうです。(メンバーは上記メンバーからドラムが神保さんに代わり、キーボードに林良さんが加わります)
今回初めてベースの箭島裕治さんを見ましたが、6弦ベースを駆使してのグルーヴィな演奏には感心いたしました。
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TRIX冬のミニツアー@京都RAG 後編

2007-12-08 01:23:22 | J-FUSION
ということで、TRIX冬のミニツアー@京都RAGについての後編。

新曲に続いては「FORCE」から3曲。
8. DOUBLE UP
9. MA-TSU-TA-KE
10. PUMA

「MA-TSU-TA-KE」では窪田さん、太鼓の音で「ちょっとだけよ」のパターンをやったり「クマに対抗」とかいいながら足鍵盤で大太鼓を超速で鳴らしてみたり。さらに「おぉ~」の掛け声で3人が一本足打法をやってみたり、イントロでは全員でパラパラやったりと、TRIXらしさ盛りだくさん。もうライブには欠かせない1曲になりそうです。
続く「PUMA」。ストさんのベースソロ乱入では小生なぜかストさんとご丁寧な挨拶を交わしてしまいました。そして熊ちゃんのスーパードラムソロ。いんや~熊ちゃんの超速ツーバスの足の動きは文字通り目にも止まらぬ速さでしたわ。まるで痙攣してるみたい。よくもまあ、あれで足がつらないものです。

…次は最後の曲、ということでお約束の「A」。
ところが、最後に「A」じゃない変な音が…。窪田さん気を抜いててボリュームペダルに足かけたまんまで鍵盤に手があたって変な音を出してしまったんだそうな。

11. MALAGA

途中窪田さんソロの途中に寝入ってしまうという小芝居あり。「お父さ~ん、朝ですよ~」の声にすっくと起き上がりビシっと始めようとしますが…他のメンバーはそれを放置。「みんなのってよぉ~!」と言いながらいじける窪田さんでした。
最後は前回の「RECOLLECTION」エンディングネタの東映~♪バージョンでステージ終了となりました。

…アンコール

突如鳴り出す電子ドラムの音。あまりの音に心臓が飛び出そうでしたわ。
鼓笛隊よろしく乱入用電子ドラムを装着した熊ちゃんを先頭に皆さん再入場して、壁にかけてあった毛根ヅラの装着準備。
今回はサムライヅラではなくて、バッテリータイプにバージョンアップした毛根ヅラで乱入モードです。
ところが熊ちゃん、腰に装着したバッテリーパックのスイッチ投入がうまくいかないようです。熊ちゃん相当あせってはりましたね。手がブルブル震えているのが至近距離で見て取れましたんで、思わず手伝ってあげたくなりましたけど、やっぱりここは要領をわかっていない人間が手を出すとかえって邪魔になるのでここは遠慮。ギリギリセーフで毛根ヅラ装着完了でした。

12. 毛根FUNK

お約束の全員乱入で大騒ぎ。もうギターのチョーキングやらシンセの高音が爆音でビシビシきまくって、小生一瞬気が遠くなりましたわ。しかも柱のおかげで死角になってしまい乱入シーンはほとんど見えなかったのが残念です。ヅラのリモコンもまわってきましたけど、誰のなんだかもわからんかったんでスルー。そのリモコンはその後お子様が独占してたようですが、まそれはそれでよしとしましょう。

次の曲は「RECOLLECTION」?でもこの曲やりすぎたしな~やっぱり「PASSION」?…どっちがいい?なんて客席に問いかけつつも、既に熊ちゃんヘッドホン装着済み。足元のセットリストには「RECOLLECTION」または「PASSION」とは書いてありましたけど、何だかんだ言いながら「PASSION」をやる気満々な熊ちゃんでした。

13. PASSION

ということでサンバダンスで大盛り上がりの後、22時過ぎにお開きとなりました。ちょっといつもよりは短かったかな。
何度見ても聴いても面白くて楽しくてカッコイイ!やっぱりTRIXは最高でした!

それにしても熊ちゃんの見事なドラミング、至近距離で堪能させていただきました。これは何物にも代えがたい今回の収穫でした。
とはいえ、やっぱりスピーカーのど真ん前。そのせいか、どうも音程までおかしく聴こえてしまったりするし。見るには最高でしたけど、聴くには…最悪の席だったのかも。う~っむこれぞ天国と地獄。翌日も終日名残の耳鳴りが…。

ところで、見込みより早く終わってしまったもので、余った時間を使って京都駅周辺で遅い晩飯。入ったのは「なか卯」でした。店では海鮮かきあげ丼のキャンペーンをやっていました…って、もしかして窪田さんと熊ちゃんが行ったうどん屋って「なか卯」?
ちなみにMCで小うどんは「こ」うどんなのか「しょう」うどんなのかという議論があって、「こ」は聞き間違いで、「しょう」が正しいということで落ち着きましたが、店では確かに「こ」うどんと言ってましたよ。
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TRIX冬のミニツアー@京都RAG 前編

2007-12-07 01:29:26 | J-FUSION
ということで、ようやくTRIX冬のミニツアー@京都RAGについて。

小生にとって初めてのRAG。それこそ京都在住時代からその存在は知ってはいたものの、終ぞ足を運ぶことがなかったわけですが、ようやくそれを達成した瞬間であります。

想像してたよりはちょっと狭い感じですが、小生の整理番号が81番だったところからすれば確実に100数十人は入っているんでしょうね。
で、席はなんと!右サイド柱とメインスピーカーの間。ステージに近すぎます。手を伸ばせば熊ちゃんのドラムセットにいたずらできそうなところ。それだけに自分の席からあんな写真まで撮れてしまう。ドラムセット足元に置いてあったセットリストもそのまま覗き見ることができちゃって、既に開演前からセットリストは把握済みでありました。但しその反面、スピーカーのど真ん前。こりゃライブ始まったらどえらいことになりそうだなという悪寒も走る。エリア制というRAGの座席システムにおいて、サイド席というのはいいとこもあれば悪いとこもある、という微妙な席なんですな。しかし、柱の裏側にも席があって、そこに当たった日にゃ目の前柱というあんまりなことにもなりかねないという危険なエリアでもあります。

開演時間を5分ほどまわった頃、メンバー皆さんが「静かに」登場。今回はそのままステージでチューニングやらを始めるというTRIXらしからぬ「普通な」始まり方でした。
熊ちゃんの「じゃ始めるよ~」の掛け声でライブ開演。

1. くりくり
2. DYNASEA
3. JUMPING FLASH

それにしてもとにかく熊ちゃんに近かった。ドラムテクニックに小生釘付け。ここまで至近距離でプロのドラマーの手技足技を見れるのは最初で最後かも。感激です…もちろん、爆音に頭クラクラしながらではありますが…。
ここでMC。
熊ちゃん開演前に一杯ひっかけてきたそうで、「ステージ前に飲むと、ドラミングがアグレッシブになる」んだそうな。その反面段取りがグダグダになるようで、今回もオープニングでジャンジャカジャ~ンと一発かましてから曲に入るはずだったのが、それをすっ飛ばしてしまってました。本人はそれを指摘されてもキョトン。「やったとばっかり思っていた。」そうで。ここで気を取り直してオープニングを改めてジャンジャカジャ~ン!
窪田さん「クマ、さっき一緒にうどん屋行ってメシ食ったんだけどさ、メチャクチャ緊張してたよ~。オレ海鮮かき揚げ丼食ってて、クマが小うどんだったんだけどさ、かき揚げちょっとあげたら「うん、なるほどなるほど」とか訳のわかんない反応してた。」いや、熊ちゃんほどの方でも初日は緊張するんですね~。
そこで平井クン「ボクうどん屋誘われなかった…」。結局ストさんとコンビニ行っておにぎりだったそうで。それにしても最近は平井クンよく喋るし突っ込むし。ストさんの出る幕が減ってる気がします。
続いても3曲続きますが、やはりグダグダな熊ちゃん、「3曲」が言えずに「三脚」になったり、次の曲のスタートも「あ、ごめんオレだった」。

4. GRASS ISLAND
5. ROSSO LIQUIDO
6. 小樽

「MODE」から3曲。いずれの曲もイントロをちょっとジャズっぽくいじっていて、最初は何の曲かわかりませんでした。そして「小樽」はアコースティックバージョン。(と、セットリストには書いてあった)ドラムは竹ひごを束ねたようなスティックを使ってました。やはりブラシだと音量が足らないんでしょうね。この竹ひごスティックならブラシニュアンスの音を出しつつそれなりに音量もあります。
ということで、今回はなぜか「MODE」からの選曲が多め。いや~それは気がつかなかったな~という平井、須藤両氏に対し窪田さん
「いや、オレは気付いてたよ。リハ前にキーボードにCD4枚並べてセットリストの曲を順番に聴きながら練習、練習~♪ってやってたんで」

続いては新曲です。「キングレコードから次のアルバムも出していいよ!って言われた」んだそうで。よかったよかった。タイトルは「SPRING BLUE(仮)」ということで、お約束の平井クンのボケ「青いバネ???」。「そっちのスプリングじゃなくて!」「じゃ伸びるんじゃなくて縮むほう?」みたいな。

7. SPRING BLUE(新曲)

これまたキャッチーでキメキメなTRIXらしい王道フュージョンナンバー。2小節目のバスドラの頭が裏にくる「EYES OF THE MIND」みたいなパターンは熊ちゃん曰く「飽きがこない」んだそうな。ストさんの「それって野呂さん?」という指摘にすかさず熊ちゃんがやったバスドラパターンは「STREET PERFORMER」だったような気が。

長くなりすぎましたんで今日はとりあえずここまで。
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知恩院前、そしてRAGへ

2007-12-06 00:29:22 | 旅行記
ということで、TRIX冬のミニツアー@京都RAGついでの、小生のあの頃探し京都旅行記の最終回。

京都市営バス59番系統で三条京阪へ…。と思いきや、バスのルートが変わってたんですね。当時は河原町三条からそのまま三条京阪に向かいましたが、京阪京津線の地上部分の廃止に伴い、四条河原町を経て三条京阪に戻る経路になったようです。
めちゃ混みの四条河原町ではバスも動きやしませんので、四条河原町で下車してまたひたすら歩いて向かったのが知恩院前。

小生実は松ヶ崎に住んでいたのは最初の1年間だけで、学校の新校舎開設に伴いこの知恩院前のアパートに移り、残る3年間を過ごしたのでありました。
よくそんなとこに住むな~などと地元衆に言われながらも、便利な場所であることは間違いなく、サンダル履きにちゃんちゃんこで祇園から河原町方面をうろうろしたこともありましたな~。祇園から東山三条にかけてのいわば観光の中心地あたりが生活圏という、今思えばなんと無謀な3年間であったことか…。

で、ありましたありました、当時住んでいたアパート。古門前東大路をちょっと入ったところに、当時と変わらぬたたずまいで。こちらは未だ現役のようです。やっぱり立地からして需要はあるようで。アパート名の看板がずり落ちていたのはご愛嬌でしたけど。
そしてそして、当時の小生の胃袋を満たしてくれていた店もかなり残ってます。東山三条をちょこっと下がったところの「マルシン飯店」という中華、店のオヤジとオカンが客の目の前であろうがしょっちゅうケンカしていた「はやし食堂」。建物も建て替えられて代替わりしてるのかな。そして祇園にほど近い「天下一品」とかね、週に数回は通ってました。
ただこの辺りでちょっと異様な雰囲気を醸し出していたのが…知る人ぞ知る有名なかばん製造会社「一澤帆布」。当時は古いその辺りの住宅とマッチした、薄いガラス引戸の素朴な雰囲気の店構えでしたが、すっかりお洒落~な雰囲気の店になっていたのはいいんですけど…そのはす向かいに行列をなしている店があり、その名も「一澤信三郎帆布」!いやいやお家騒動があったとは聞いてましたが、まっさかはす向かいに店を出しているとは知らなんだ。しかも…行列は店の前だけでなく、裏通りまで続いています。もの凄い人気。小生がその辺りに住んでいた当時、京都市内では「一澤帆布」のタグを付けたカバンを至るところで見かけたものですが、店の前に行列まで出来ているのは見たことなかったです。それが今や全国的なブランドになっているんでしょうかね、「一澤信三郎帆布」として。(結局お家騒動で、職人が全員一澤信三郎帆布に移ってしまったということで、本当の意味での一澤帆布は「一澤信三郎帆布」が承継し、現在の「一澤帆布」はいわばもぬけの空の状態のようですな。客の入りがそれを証明しているようです。)

ちなみに「一澤帆布」の隣にある異様な住宅。(ブレててちとわかりにくいですが写真の建物です。)一応「道具」という看板を掲げているので古道具屋のようではありますが、二階部分に雑多なガラクタがこれでもかと積み上げられています。観光客も足を止めて指さしてはニヤニヤしながら見上げてますが、これ一体何なのでしょうね…。当時からその異様さは変わってません。(ただ、当時一番目立っていた埴輪がなくなってたりして、のっかってるものがだいぶ減っているようには思いますが…)古道具屋にしても店として開いていたのを見た覚えがありませぬ。だけど…この妙な風景が変わっていないのが実は一番懐かしく思えたりするものです。

さて、そんなこんなで東大路をふらふらしているうちに雲行きがだんだん怪しくなってきました。これはやばい、そろそろ目的地に向かわなくてはと、知恩院前から三条京阪まで歩いているうちに雨も本降りに。天気予報は雨降るなんて言うてへんかったやん。(にわかに関西弁に戻る)
京阪京津線の駅跡地あたりにあったこれまたやけにお洒落なレストランスペースや、三条京阪の地下駅スペースでしばし雨宿り。
時計はそろそろ17時半を回ろうかとするところ。
本当はちょこっと足を伸ばして南禅寺~哲学の道あたりも行きたかったんですけどね、さすがにもう時間はない。
さて…と。それでは最終目的地であるRAGに向かうことにしよう。
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元田中~百万遍~今出川

2007-12-05 00:23:07 | 旅行記
ということで、TRIX冬のミニツアー@京都RAGついでの、小生のあの頃探し京都旅行記の続き。

修学院から叡電に乗る。これまた当時は車掌さんが乗っていて車内で切符を買ったものですが、当然のごとくワンマンカーになってます。(っていうか当時からしても車掌さんが切符を売ってる電車なんて結構珍しかったんですけどね)
元田中で下車して向かったのは…「ひらがな館」(写真)といういわば学生食堂です。当時は一乗寺に店を構えていたんですが、ここのマスタードバーグが小生大好物でして、松ヶ崎から引っ越した後も時折行ったものでした。(それ以来マスタードなんやらという料理には必ず手が出てしまいます)一乗寺にあったこの店が移転してこのあたりで営業しているとのことで、せっかく来たんだからここでマスタードバーグを食べようと訪問。
いや~迷いました。
全てはこのyahooグルメの地図が嘘っぱちだったのが原因。
http://gourmet.yahoo.co.jp/0005150871/P012171/
この地図では住宅街の真中にあるような表示になってますが、実際は御蔭通というちょっと広い道沿いです。もし行かれる場合はこの地図ではなくて、「元田中駅より徒歩3分 東大路通を南へ、田中里ノ前交差点左折直進左手」という文章を信じてください。
で、さんざん迷った挙句、あきらめて駅の方に向かった途中で偶然発見!
もちろん店構えとかは全く別物になってましたが、マスタードバーグは相変わらずの旨さです。ちょいとカリッとした焼き加減に、ホワイトソースと粒入りマスタードをからめたソースが絶品!ちょっと当時より辛かったかな。当時はホントに汚げな学生の溜まり場といった感じでしたが、今ではなぜか女性客ばっかりで、小洒落たレストランみたいな雰囲気でしたね。家族連れも来てましたけど、親御さんも学生当時この店の世話になっていたのかな。

ひらがな館を後にして、東大路を下ります。そして至るは百万遍。多分小生が一番長いこと続いていたバイトが、この百万遍にあった喫茶店でした。(他には南禅寺の料亭で皿洗いとかも結構やってました)
喫茶店自体がなくなっているのは知ってましたが、今や建物も全く別のものになって、やたらと派手なカラオケボックスになっちゃってました…。ま、これも仕方のないこと。

気を取り直して、今出川通を烏丸に向かいます。川端通手前に懐かしいビルがありました。
時々オールナイトで借りてバンドの練習をやったレンタルスタジオ「TAKE-ONE」。当時はこの「TAKE-ONE」と寺町の「MU」というスタジオをよく利用してましたね。…生ドラムを叩いたのはもう何年前になるだろうか…。

そのまま今出川通を歩き、河原町通を越えてしばらく歩くとそう、そこは小生の母校。文化財とされる建物がたくさんあるだけに、キャンパスの雰囲気は20年前と何も変わることはありません。しみじみとこうしてキャンパスを歩くのは卒業以来になるんだろうな。1人で歩くのはちと寂しいけれど、そもそも学生時代はず~っと独り者でしたから何も変わらないか…なんちって。
びっくりしたのは学生会館。いんや~立派にならはって。めっちゃくちゃ綺麗で立派な建物になってました。小生がいたのは部室もない音楽サークルでしたからいつも学生会館のラウンジが溜まり場でした。ラウンジに行けば必ず誰かしら仲間がいたもので、学生会館がいわば第二の生活の場だったようにも思います。思い出の詰まった場所だっただけに…若干のショック。でもこうして新しい立派な建物が建つのはOBとしたら嬉しいことでもあります。
でもこのあたりの店って、それほど当時と変わってない。それこそすぐになくなりそうだったゲームセンターが未だに健在だったのは感動モノでした。

しばし、当時の思いに耽りつつもようやく腰を上げて次なる目的地に向かいます。
京都市営バス59番系統で三条京阪へ…。

しっかし元田中から烏丸今出川まで歩いたのは結構キツかった。足の付け根が痛い痛い。
コメント (1)
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