TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

LPレコードの時代 / BILLY JOELについて

2009-01-19 23:16:15 | AORとか
先日BILLY JOELの「THE STRANGER」のCDを買ったなんてことを書きましたが、そのアルバムを一生懸命聴いていたあの頃、小生はまだ中学生でした。当時はもちろん今みたいにCDバカバカ買える財力もなく、(今ほど安くなかったしね)LPレコード買うために小遣いためるなりして頑張ってたものです。それゆえ、買うLPも厳選されてたわけで思い出してみると当時の趣味がモロに反映されていて我ながら興味深い。ということで、当時買ったLPレコードを思い出すというネタをしばらく。
まずはBILLY JOELから。

前回も書きましたけど、「THE STRANGER」は自分で買ったものではなくて、友人が買ったLPを録音させてもらって一生懸命聴いておりました。で、「THE STRANGER」聴かせてもらう代わりと言ってはなんですが、小生は「STREETLIFE SERENADE」を買って録音して上げたりして。まあなんだかんだ言って「PIANO MAN」、「TURNSTILES」「52ND STREET」「GLASS HOUSES」「SONGS IN THE ATTIC」はその彼に借りてたんですけどね...。そして小生はその後「AN INNOCENT MAN」を新星堂のスタンプを集めてそれで買ったような記憶があります。

そのせいか、やはり小生にとってBILLY JOELは「THE STRANGER」よりも「STREETLIFE SERENADE」の方が好きなんですよね。「ROOT BEER RAG」なんてぶっ飛びな曲も入ってるし(確かドーナツ盤の「HONESTY」のB面に入ってなかったでしたっけ?)全体的にLOSという都市の裏側を音楽で描いたようなコンセプトアルバムっぽくまとまっていて、タイトルの醸し出す雰囲気そのものって感じ。そう、このアルバムを聴いているとホントに自分がアメリカを旅していてその場で聴いているいるかのような感覚に陥ってしまうのです。以前も書いたことがありますが、小生が初めてアメリカの地を踏んだとき、なぜかこのアルバムの「LOS ANGELENOS」がそれこそ10年ぶりくらいに突如思い出されて頭の中をグルグル回ってしまい、帰国してすぐにCDを買いに走ってしまったなんてこともあったりして。いろいろと思い入れのあるアルバムなんです。BILLYのアルバムとしてはそれほど評価は高くないようですけど、「THE STRANGER」や「GLASS HOUSES」には絶対にない味わいがこのアルバムにはありますから、小生にとってはBILLYのNO.1アルバムなんです。

ちなみにこのアルバムのジャケットに関する思い出を一つ…。
学校の夏休みだったかの宿題で絵を1枚描かなきゃならなかったんですけど、写生に行くような時間がなくなった小生、苦し紛れにこのアルバムのジャケットの絵そのものを写生したのでありました。元は油彩なんでしょうかね、いざ真似て描いてみると、これまたもの凄い奥が深い。単純に一色に見える色がよくよく見るといろんな色を重ね合わせて塗られていて、遠目に見て初めてその色になっているものですから、それを水彩で再現するのに思いのほか苦労しました。しかもジャケットですから画面は正方形、画用紙は長方形。左側が妙に間延びした風景画になっちゃいましたけどね。でもそのおかげか小生美術はいっつも成績は3しかとれないのに、この絵だけはクラスで銅賞だったかの賞をとってしまったのです。でも今思えばそれって反則だよな~。ただ、絵を真似して描いてみるって結構勉強になりましたからその努力は…ね。でかいLPレコードのジャケットだからこそできたんでしょうな。
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今度は神保さんが「みゅーじん」に…

2009-01-18 22:34:45 | J-FUSION
時々ジャズフュージョン系ミュージシャンをとりあげてくれるテレビ東京の番組「みゅーじん」。
来週1月25日の放送は神保彰さんです。11月から密着取材されていたそうで、足掛け2ヶ月ですか。テレビ番組の制作って大変ですよね、2ヶ月も取材していたものを30分間に凝縮しなきゃなんないんですから。
11月からの取材ということでしたから、年末の熱帯とか、年始のワンマンとかの映像も入ってくるんでしょうかね。とても楽しみです。ただもうちょっと早ければ新作のレコーディング風景なんかも…?(さすがにLAまで取材に行く予算まではないか…)
忘れないようにもう既に録画予約をして心待ちにしております。

ちなみに神保さんの新作「JIMBOMBA」は2月25日リリース~。
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今度は則竹さんがDIMENSIONに

2009-01-17 18:53:49 | J-FUSION
昨日KKJAMに行ってきたカミさんがもってきたチラシに、BLUESALLEYで3月にやるDIMENSION 2DAYSのチラシが。
ほほ~今度のドラマーはアルバム参加に引き続き、なんと則竹裕之さんとな。多分ナルチョと同様一時的な参加と思いますけど、ちょっとこれには興味が…。3/20,21という連休日程ですからお客さん多いんだろうな~。チケット発売は2月ですからこれはちょっとキープということで。まだ決まってないベーシストは…ストさんやナルチョだったら即決ですけど。
それにしても則竹さん、活動範囲が広がってますね。年末には渡辺貞夫もやってましたし、本田雅人WITH BOB JAMESのBLUENOTE公演(って本田雅人バンドの延長か…)に渡辺香津美トリオをやったり、そしてDIMENSIONへの参加ですか。さすがです~。
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エセフュージョンマニアなウチの息子

2009-01-15 23:12:15 | J-FUSION
今日の我が家の食卓での会話。
カミさんがかけてたSPECTRUMの「OPTICAL SUNRISE」のCD、何故かウチの子供達にやけにウケが良かったようで。
カミさん曰くMY BEST100選のアルバムに入るとかゆーことを話してたら、じゃアーティストは誰がいいか、ということになったんで「CASIOPEA?」と小生がボケる。
そしたらウチの息子が「CASIOPEAっていえばタララララララララララララララの曲?」と言う。(字にすると全然わかんないけど、これ「TRUTH」です)
まあ、間違いではあるが、よくその曲が出てくるなと思いつつ「それはASAYAKEがSQUAREの曲、SAMURAIがDIMENSIONの曲だというのと同じくらい大きな間違いだ」と両親からの厳しい指摘。
それにめげずウチの息子「CASIOPEAって、向谷さんとぉ、ナルチョとぉ、神保さんとぉ….あと誰だっけ?」肝心なお方の名前が出てこない。しばし悩んだ挙句「是方?」だって。
いやそれも間違いだけど、普通小学生の口から「是方?」なんて出てこないよ…と小生感心することしきり。そんな名前を知っている小学生は少なくとも君の通っている小学校には1人もおらんだろう。
「CASIOPEAのベースは昔はナルチョじゃなかったんだけどね~」と小生が言えば「櫻井さんでしょ、TETSUJINOの」と返す息子。
やっぱり親がそんな音楽ばっかり聴いてるもんだから影響あるもんなんだね。さすがおかあちゃんの腹の中にいたとき勝田のブチ切れサックスを聴くとノリノリだったのかどうかわからんけど大暴れしたという我が息子だけある。

とはいえ、小生も全く知らんようなGreeeeNだのキマグレンとかの歌を普通に歌えてしまうわけで。ウチではそんな曲全然聴かないんだけどね。どこでそんなん聴いてるんだろうか。
やっぱり子供って、知らん間に何かと成長しているものである…。
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THE STRANGER / BILLY JOEL

2009-01-14 23:24:57 | AORとか
ということで前回に続きBILLY JOELの「THE STRANGER」。
ひたすら懐かしいですね。
当時はもちろんLPレコードなんて買えなかったし、レンタルもまだ地元にはなかった。
友達が持っていたLPをカセットテープに録音さしてもらって何べんも聴いたものでした。
改めて今聴くとやっぱり音楽に古い新しいは関係ない。録音の音質とかはもちろん違うけど、温故知新、いい音楽は30年経ったっていいものなんです。

で、このアルバムを買って初めて気が付いた。
バックの演奏はLIBERTY DEVITTO、DOUG STEGMEYER、RICHIE CANNATAを中心としたその後のBILLY JOEL BANDの面々だけがやってるものと思い込んでたんだけど、実際はそれに加えて、小生的には意外や意外ギターはHIRAM BULLOCKがやってたんですね。ゲストにはRICHARD TEEやDOOBIEのHUGH McCRACKENなんて名前も。ちなみに「JUST THE WAY YOU ARE」のサックスソロもRICHIEじゃなくてPHIL WOODSだったのか…。何十年ぶりかの新発見でありました。HIRAMのカッティングとか、かみしめながら聴かないとね...。

THE STRANGER / BILLY JOEL
BILLY JOEL(vo,keys)DOUG STEGMEYER(b)LIBERTY DEVITTO(ds)RICHIE CANNATA(sax,fl,keys)STEVE KAHN/HIRAM BULLOCK/HUGH McCRACKEN/STEVE BURGH(g)RALPH MACDONALD(perc)PHIL WOODS(sax)DOMINIC CORTESE(acc)RICHARD TEE(keys)PHOEBE SNOW/LANI GROVES/GWEN GUTHRIE/PATTI AUSTIN(vo)
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内外価格差?

2009-01-13 23:46:53 | Weblog
今日、久々にHMV数寄屋橋に行った。最近はネット購入ばっかりで店舗に行くことはまずなかったので、1年以上行ってなかったかも知れない。
理由はついでがあった、というのもあるんだけど、一番の目的はBILLY JOELの「THE STRANGER 30TH ANNIVERSARY EDITION」を買おうと思ったから…。じゃなぜこれを買おうかと思ったのか、ということになると今度はHMVのポイントがあと2ポイントで2,500円になるんで、とりあえずポイント制度が変更になるまでに何か買っておきたかった、というのが実際のところ。(だってこのまま2ポイント不足のまま放置したら1,240円にしかならないんだから)元々以前から買おうかどうしようかと迷ってたところカミさんがピアノのネタに「JUST THE WAY YOU ARE」を聴きたいと言い出したのが背中を押したという次第である。

いやね、本当はいつも通り通販で購入しようとしたんですよ。そしたらシステム設定がおかしいのかサイト画面では2,969円なのに、カートに入れた瞬間から何故か3,035円に値上がりしてしまったものでどうも気色悪い。マルチバイでは2,227円になるっていうんだけど、いいかげんマルチバイに釣られるのはよそうと思ってたもので、この際ついでがあるんで店に行ってみるかと思った次第です。

で、店に行って正解。店ではこのアルバム2,490円で売ってました。なんのこっちゃ。
しかも、国内盤でも新譜以外はほとんど10%引きしていて、2枚で20%、3枚で25%なんてキャンペーンをやってる。通販じゃ対象商品4枚以上で初めて25%引きなのにね。
以前は店で買うより通販の方が安いってんで完全に通販購入派になっていった経緯があるんですが、単品で買おうと思ったら今じゃ店頭価格の方があからさまに安いのね。(まあ、店頭在庫って売れ筋商品に限られちゃうんだろうけど)なんてこったい。
これだもん、HMVは。前から書いてるけどホンドとめ買いする時以外はHMVの通販は卒業して値段本位で購入先を選ぶようにするから。
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ショッピングモールのライブイベント

2009-01-12 23:24:45 | J-FUSION
一昨日、ウチのカミさんがピアノの連弾ユニットとして素人ながらもとあるショッピングモールのステージで演奏してきました。テレビ番組の主題曲とかを中心に、オリジナルを交えながらの演奏でありました。
一応小生も会場に足を運んでビデオを撮りながら見ておりましたところ、たくさんのお客さんにご覧いただきお聴きいただいたようで。大変ありがたく思っており、この場を借りて御礼申し上げます。

で、たまたま今日、同じショッピングモールに立ち寄ったところ、同じステージイベントの時間帯に今度はプロの方が演奏されてました。演っていた曲はHERBIE HANCOCKの「WATERMEON MAN」とか、CRUSADERSの「STREET LIFE」とか、MARVIN GAYEの「WHAT'S GOIN'ON」あたりの洋モノファンクフュージョン系のナンバーをSAXを含めたカルテット編成で演奏してました。この選曲も、演奏そのものも小生にとってツボでしたんでず~っと見ておりましたが、面白いものでウチのカミさんの時と違ってお客さんは最初から結構な人数いらっしゃいましたけど、ほぼ固定していて立ち去る方もほとんどない代わりに、新たに立ち止まって聴き入ろうとする方もそれほど多くはなかったようにも思います。ちなみにウチのカミさんの時は最初から最後まで聴いていかれるお客さんは少なかったけれど、入れ替わり立ち代りでいろんなお客さんに立ち寄っていただいたような感じ。同じ音楽としても演奏する内容によって、一般のお客さんの反応ってだいぶ違うものですね。傍で見ているとそれがよく見えたもので、改めて興味深かったです。
それにしてもこういう場を提供していただけるのは演奏する側、そしてたまたま居合わせたお客さんにとってもこうして生の音楽に接することができるのはいいことですね。今後もちょっと通いたくなってしまいました。

ちなみに今日演奏していたのがSWING SOUL SESSIONSというグループ。こういったショッピングモールとかライブハウスとかで活躍されているグループとのことです。
ちなみにカミさんもえらい気に入ってそのバンドのCDを買ったのですが、これがなかなかGOODです。ステージではカバー曲ばかりでしたけど、CDはオリジナルナンバーで構成されていて、これがDIMENSIONをもっとポップにした感じとでもいいましょうか、なかなかいい雰囲気のフュージョンミュージックなんですよね。しっかりMD録音して通勤で聴くことにしようっと。

ところでこのバンドのベースの人、FODERAの5弦を使っていたし、ソロ回しの雰囲気なんか見てたら櫻井哲夫さんリスペクトなのかな~なんて思ったんですけど、どうなんでしょう?
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JEFF PORCARO参加アルバムリイシュー2題

2009-01-11 22:37:04 | TOTO&FUSION
まずはこれ
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2815108
ドラマーとしての参加のみならず、作曲者としてのクレジットに(JEFFREY PORCARO、STEVE LUKATHER)なんてのが2曲も。こりゃあ聴かねばなるまい。
こちらは1月21日にリリースです。
ちなみにこの人の2002年のアルバムにもSTEVE LUKATHER、BOBBY KIMBALL、SIMON PHILLIPSが参加してますけど、いかんせんジャケット写真がちと…でスルーしてたんですけど、この「MAKIN’ ROCK」が素晴らしかったらこちらも買いかな。


続いては御大ナベサダ。何故か突如昨年末あたりから大量にナベサダ作品がリイシューされますが、その中の1枚で、JEFFは10曲中4曲に参加しているということ。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3444493
結構ありそうで実はこれしかない貴重なJEFF参加のナベサダ作品。こちらは2月25日リリースです。
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パーチ・マーチ

2009-01-09 00:05:08 | J-FUSION
TRIXの3月のツアーが決まったそうで、そのタイトルが「パーチマーチツアー」とな。
「パーチマーチ」って聞いたことあるなと思ったら、小生以前にこんなことを書いてしまっておりました
あぁ…なんかインサイダーなことを書いてしまったような後ろめたさがなんとなく…。
ただもちろん一般公開されてるデータベースから拾ったネタでしたからそこは何卒ご勘弁を。
やっぱりこのツアーでは「パーチ・マーチ」もご披露されるんでしょうか。これまた楽しみですね。

ちなみにクマちゃんのHPもつぶのりが更新されていて、次のアルバムのリハに入るとか。やはりリリースは6月頃なんでしょうかね。こちらも楽しみであります。
ところで、HPのINFORMATIONのページ、ツアーの告知はまだですけど、なんか過去に逆戻りしているような気も…?
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引退

2009-01-07 23:50:54 | Weblog
ギタリスト井上堯之さんが引退するそうで。
去年EnTRANSで初めて井上さんのステージを見たばっかりなんでびっくりしましたけど、まあ大丈夫かいなこのおっちゃん、って感じはちょっとあったんですけどね。とはいえアル中とかじゃなくて、タバコの吸いすぎ?がどうも原因のようで。

日本のミュージックシーンをいろんな側面から支えてきた人ですから残念ではあるんですけど、やっぱり寄る年波には勝てないということなんでしょうな。小生が聴くような音楽やってる人って、やっぱりどうしてもいわゆる中年以上の人が未だ第一線で活躍されてますから、あと10年20年と経つにつれ、世代が代わっていくのかはたまた廃れてしまうのか…。
今の「売れてる」音楽業界を見渡してみれば、井上さんみたいにいろんなジャンルの音楽でマルチに活躍できる人ってのはいるんだろうか…。もちろん特定のジャンルごとに限れば生き残っている人はそれなりにいるんでしょうけど、やっぱり井上さんみたいな存在とは格が違うような気がしますね。そんな意味で勿体無い引退宣言です。

でもミュージシャンも人の子、サラリーマンではとっくに定年を超えてしまっている人に第一線での活動を期待をしてしまうのも酷なものです。ゆっくり第二の人生を楽しんでいただくとして、音楽ってスポーツ選手みたいに引退したらもうできなくなるわけじゃないですから、気が向いたときにでもギターを弾くというのも、それはそれでその人の人生の楽しみ方ですよね。
とりあえずはお疲れ様でした。
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