TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

YOU’VE GOT A FRIEND

2010-03-18 23:46:43 | AORとか
今年の初めに行ったJINOMASAJのライブ。
飛び入り参加のボーカリストとJINOがデュエットで歌っていた。
先日買ったDONNY HATHAWAYのベスト盤にもROBERTA FLACKとのデュエットナンバーとして収録されていた。
あの「WINTER SPRING SUMMER OR FALL~」の下り。小生実のところ触りくらいしか知らない曲だったにもかかわらず、このあたりのメロディが、新しい曲をすぐに覚えられない小生としては珍しく、心にスッと入り込んで記憶に残ったんですね。文字通り心に残る名曲です。
まあそんな経緯もあってか、この「YOU'VE GOT A FRIEND」って、JAMES TAYLORとCAROLE KINGのデュエット曲だと思いこんでいた。

昨日のBS-TBSの「SONG TO SOUL」。「YOU'VE GOT A FRIEND」の特集でした。
実際にはJAMES TAYLORとCAROLE KINGがそれぞれ別に録音してたんですね。とはいえ実際に二人は親友であり、CAROLEが思いついたこの曲を聴いていたJAMESがすぐさまギターで弾いて形にしたということのようで。実際今度の4月の来日ではデュエットで聴かせてくれるんだろうし、5月にリリースされる二人のライブアルバム「TROUBADOUR REUNION」にもデュエットで収録されてるんでしょうね。40年の時を経ても色あせない名曲、この番組を見終わったとき、何故か涙が…。

それにしても番組に出演していたDANNY KORTCHMARの存在感が渋かったですね。DON HENLEYの一覧のアルバムでの活躍や、TOTOの「KINDOM OF DESIRE」や SECTIONでの活躍からして、かなりハードロックな人だと思ってたんだけど、もともとはJAMES TAYLORとのユニットが原点であり、CAROLEとJAMESをつないだのもこの人のおかげ。ウェストコーストのまさに職人ギタリスト、凄い人なんだなぁと。

ちなみに番組では、今回のツアーのリハーサル風景も。もちろんDANNYをはじめ、LELAND SKLAR、RUSSEL KUNKELのSECTIONの面々が。皆さん相当な年なんでしょうね...。お元気で何よりです。
この来日に合わせてJAMES、CAROLEそれぞれのアルバムが紙ジャケとかでリイシューされますが、実はSECTIONの「FOLK IT OVER」というアルバム(3枚目かな?)もリイシューされるというのが地味に興味深いところだったりします。
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CD買おうぜ

2010-03-16 23:23:53 | Weblog
たまたま朝日新聞のニュースサイトで見つけた記事
音楽のネット販売に対抗してCDを買おうと呼びかける運動が行われているとか。
掲載されているグラフを見てびっくりしました。この10年でCDの生産額は半分近くに減っているんですね。ダウンロード販売がその分増えているのかと思いきや、決してその減り幅を補っているものでもない。これって違法ダウンロードの影響もあるのだろうか。
ただ、CDはモノの原価も含んでいるとともに流通在庫という見えない負債も当然あるわけだから「生産額」になっているのであって、ダウンロード販売はモノがないだけに、売上がすなわち文字通り売れたということで、当然利益率も高いはずですから、その辺は割り引いて考えるべきなんだろうけど。それと輸入盤や音楽DVD(昔に比べれば映像作品も安くなって身近になりましたから、音楽メディアにおけるシェアも高くなってるだろうし)がカウントされているかどうかなんだけど…まあ洋楽は昔ほど売れるものでもないだろうから、そんなに気にすることもないのかな。

とはいえまあとにかく、CDが売れていないという現状に間違いはない。ジャケットのデザインも曲順も作品の一部、小生的にはクレジットも含めてね、こういう主張は小生も以前からここで書いているように、全くもってその通りと思います。

関連してPINK FLOYDがEMIを相手取り訴訟を起こして勝った、なんて記事が最近ありました。アルバムの楽曲のバラ売りを許さないということです。確かにシングルカットされるような曲がバラ売りされるのはなんの不思議もないけれど、PINK FLOYDのようなアルバムを通して一つの作品を形成している「コンセプトアルバム」の曲をバラ売りするのは制作者の意図とは相容れない行為であるのは明白。いわば1枚の絵画を切り売りするようなものでしょうか。バラ売りしていいものと悪いものというのはケジメとしてあるべきとは思います。まあアーティスト側の意図しないベストアルバムをレコード会社が勝手に出してもめるみたいな話は昔からありましたけどね。
iPodのシャッフル機能なんてのもその意味では似たような無用な機能。iPodが開拓した音楽のデジタルデータ化・ダウンロード販売というのも今までにない利便性をもたらしたのと同時に、このような問題を作りだしてしまったわけで。そのうちiPadとかが普及してきたら、今度は本を買おうぜということになるのかな。いずれにしても利便性一辺倒の「作品」が普通になってしまうのって本当に味気ない世界です。

「CD買おうぜ」運動を応援します。関連サイトはこちらです。メッセージを読んでもらえれば、同感するところは多々あろうかと思いますよ。
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JANNE SCHAFFER / IT'S NEVER TOO LATE

2010-03-15 22:43:56 | TOTO&FUSION
YOUTUBE漁りをしてたらこんなのを見つけた。
JANNE SCHAFFERの「IT'S NEVER TOO LATE」。
めっちゃファンキーでカッコエエギターインストです。
このJANNEなんちゃらさんなんて初めて聞く名前ですが、インフォメーションによればどうもスウェーデンのセッションギタリストさんだとか。この曲のドラムはJEFF PORCARO。ちなみにベースはMIKE PORCARO、パーカスはJOE PORCAROときてるようです。他の曲にはSTEVE PORCAROも参加しているというとな。
元ネタはこちらのアルバムということですが…もうPORCAROファミリー全面バックアップのまさに垂涎のアルバム。これはめちゃくちゃ欲しい!!
だけどやっぱり悲しいかな国内では入手困難なのね…。
とはいえこれはもちろんMP3に落して早速iPodに収納。ヘヴィローテーションです。
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最新のJIMSAKU

2010-03-14 23:32:58 | J-FUSION
ダイナースのイベント「JAZZ SESSION ON YOUTUBE」。
ブルーノートで行われたファイナルイベントの様子がイベントサイトで公開されています。

そう、やはり注目はホストプレーヤーであるJIMSAKU & BOB JAMES!!
しっかり3人でのセッションの様子がYOUTUBEにアップされています。
曲は神保彰の「FOUR COLORS」と櫻井哲夫の最新アルバムから「MELODIA」。そしてスタンダードナンバー「NARDIS」。
トリオでの演奏です。トリオだと音がどうしても薄っぺらいのが勿体ないのですが。
それにしても…神保彰&櫻井哲夫というコンビでの演奏って何年振りなんでしょうかね。もしかしてCASIOPEA&櫻井哲夫20周年の時以来なのかな?そんなことはないだろうと思いつつもう~ん思い当たらないな。
今回はあくまでもイベントとしてのプライベートライブでしたから、それこそCASIOPEAも含めてJIMSAKUの再結成とか…とにかく一般向けにも何らかの形でコンビ復活を願いたいものですね…。
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ラストラン

2010-03-13 23:09:22 | Weblog
昨日は急行「能登」、寝台特急「北陸」のラストランの日でありました…。
ちょっと前からそうだけど、夜行列車廃止の日って、結構マスコミにも注目されるようになりましたね。各ニュースサイトでは写真付きでいろいろ掲載されてるし、テレビではニュース番組で出発風景を生中継してたりとか。最近いわゆる鉄ヲタのマナーの悪さが世間の話題にはなっているところですが、昭和を象徴したモノの終焉というノスタルジーな側面もあって、そのあたりをひっくるめた社会現象の一つというとらえ方からの話題なんでしょうか。

まあ正直わざわざ最終日に写真撮りに行かんでもそれまでに撮っておけば…なんて普通は思うんだけどね。まともな写真を撮ろうと思ったら、あんな状況で撮れるわけがないのはわかりきったこと。でもそういう特別な日の写真を撮るということが、ある意味一つのイベントに参加するというような、みんなでその空気を共有したいという、そういう感覚なんでしょうか。また、それだけ人が集まる、注目されるからこそ、報道の対象にもされるわけで…。なんか複雑な思いがあります。ただこれだけ報道されるようになったからこそ、こういう状況が世の中に知られるわけで、実は今に始まったことでもなく、その昔から同じようなことは繰り返されているのもまた事実なんですけどね。

それにしても…ホント夜行列車というものがなくなってきました。もう、指折り数えられるような本数しか残っていません。小生が学生の頃は周遊きっぷを使って、夜行列車の上り下りが深夜にすれ違うあたりで相互に乗り換えることで宿代1泊分浮かすなんてこともやっていたな。それに何と言っても、夜行列車を使えば翌日の早朝から行動ができる、という利便性は何物にも代えがたい優位性だと思うんですけどね。そりゃ夜行バスもありますけど、結局そこから先鉄道使うんだったら最初から鉄道の方が楽だし、バスよりははるかに車内での自由度は高いしね、もちろんかかる金もそんなに変わるとも思えないし…。
とにかく今の状況が寂しいということもあるけど、旅の計画を立てるにあたっても行程の選択肢のなさに閉口してしまう次第です。

ところでそんな状況下にありながら、こんな話題も。
寝台列車用の新しい機関車が導入されるそうで。
おそらく当面の間は残るであろう、対北海道向けの夜行列車限定でしか使われないんだろうけど、何故今なのか…というのがかなり不思議ですね。あれだけ国鉄時代の機関車をひたすら使い続けていたのに。意地でも寝台列車が全廃するまで、というか、寝台列車用の車両がもうどうしようもなくなってしまうまで、そのまま使い続けるものと思ってましたよ。
これで夜行列車に新たな展開が期待できれば…なんてありえないんだろうな、やっぱり。
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怒涛の週後半

2010-03-12 23:26:52 | Weblog
この3日間は小生的にはかなり珍しく、飲み会3連荘でありました。
一昨日は会社の同期とやけに真面目な話を語りながら。
昨日は懐かしの学生時代の友人と10年以上振り?だったかな、大いに盛り上がって。
そして今日は…実はこの二日間会社の研修で朝から晩まで缶詰になっていたもので、軽くですけどね、打ち上げの懇親会があって。ただでさえ朝から晩まで結構緊張感を強いられた研修に加え、二日続けて午前様。世の中そういう生活されてる方は結構多いんでしょうけど、比較的健全な規則正しい生活をしている小生にとっては、朝から夜中までなんかこういつもと全然違う生活だったもので結構疲れましたわ。でもこうして懐かしい面々と酒を飲めるっていいことです。疲れたとはいえ、しんどいというより心地よい感じの疲れかな。
規則正しい生活してるのはそれはそれでいいんだろうけど、やっぱり行動も保守的になってしまうものです。時には生活のリズムを崩さないと人生面白くないよね、なんて今更ながら。
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ここは我慢のしどころ

2010-03-10 23:29:31 | Weblog
たまたまHMVのサイトを開いたら、2日間限定で、輸入ジャズCD全品40%オフなんてやってる~!!うぅ…欲しいのはあるんだけどな~、ここんとこCD買いすぎとカミさんに怒られてるもんでここは我慢のしどころ…。正直こんなん見せられると辛いわ…。

それにしても今日も寒いな...。
今日はこんだけ。
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STEVE LUKATHER AND SPECIAL FRIENDS

2010-03-09 22:43:03 | TOTO&FUSION
L.A.の知る人ぞ知るライブハウス、BAKED POTATOの40周年イベントでこんなスペシャルなユニットが誕生するそうで。
メンバーはSTEVE LUKATHERとSTEVE WEINGARTというのはともかく、リズム隊がVINNIE COLAIUTAとTAL WILKENFELD!!
JEFF BECKのリズム隊をそのまんまにSTEVE LUKATHERバージョンになるようで。凄いな~。そりゃアメリガで行って見るわけもないけど、こんな組み合わせ、こないだのSOULBOPに近いレア度です。とにかくこういうの、音源をCDにして欲しいものですな。なんでもLUKATHERはニューアルバムをレコーディング中ということでもあるんで、その中の1曲でもいいし…ね。
ちなみにJEFF BECKの来日公演はメンバーは前回と入れ替えてくるそうで。VINNIE & TALのリズム隊でニューアルバムをリリースするのに…ね。今回はNARADA MICHAEL WALDENとRHONDA SMITHだそうです。(やっぱベースは女性かい!)
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DONNY HATHAWAYのこと

2010-03-08 23:28:21 | その他の音楽
もうだいぶ経ってしまったが、先日CSテレ朝チャンネルの番組「源流JAZZ」で、JINOJAMのライブを放送していました。ホントはもっとファンキーファンキーな曲も期待してたんだけど、「JAZZ」というタイトルからなんでしょうか、比較的大人し目な選曲だったのがちょっと残念だったかな。まあJINOJAMのこと、1曲1曲がなにかと長~いからね、編集して時間内に収めるのが大変だったんだろうな…とも思ったりもして。

その番組1曲目がDONNY HATHAWAYの「EVERYTHING IS EVERYTHING」。JINO関係のライブではよく演っている曲ですね。実は原曲は聴いたことないんだけど、おかげで触りは覚えていました。ちなみにDONNY HATHAWAYという人の名前も実はJINO関係のライブで耳にするまでそれほど意識したことがなかったんですね。娘さんであるLALAH HATHAWAY、KENYA HATHAWAYが参加してるCDはいくつかあるんで、DONNY HATHAWAYも女性なのかと思ってたくらいで…(大恥)。
いわゆるブラコン・ソウルといえば、せいぜいSTEVIE WONDERやE,W&F、いいとこMICHAEL JACKSONですか、そんなくらいしか聴いていない小生、こういう方面もいろいろ聴いておかねばなるまいということで、DONNY HATHAWAYのベスト盤を購入してちょこちょこ聴いております。全然知らなかったはずなのに聴いたことのある曲ばっかりでね。1曲目からして、なんだか忘れたけどCMで使われていたのがすごい印象に残っている曲だったし、ついこないだ買ったMICHAEL McDONALDがカバーしてた「THIS CHRISTMAS」とか、佐藤竹善と岩崎宏美がカバーした「BACK TOGETHER AGAIN」とか、オリジナルではないけど「YOU’VE GOT A FRIEND」とかね。(そういやもうすぐCAROLE KING & JAMES TAYLORがTHE SECTIONのメンバーを引連れて来日だそうで…)もちろん「SOMEDAY WE'LL ALL BE FREE」とか「THE GHETTO」なんて誰の曲とも知らずに聴いた覚えのある曲だったし。今更ながらこの世界において偉大な人であったんだな~と。まだまだ知らない世界がたくさんある小生、ライブで聴いて興味を持って原曲を聴いてみるってのもそれはそれでいいものですわ。

ちなみにJINOJAMの源流JAZZは3月末頃にも放送されます

JINOJAM
KENJI"JINO"HINO(b,vo) JOSEI(p) NOBU-K(keys) ANDY WULF(sax)MASA KOHAMA(g) JAY STIXX(ds)
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まさに衝動買い

2010-03-06 23:32:04 | Weblog
しつこくもまたこないだのSOULBOP SPECIAL EDITIONネタということで…当日何気に物販カウンターを覗いてみたら…目が釘付けになってしまいました。
BILL EVANS画伯による楽器やプレーヤーのイラストが売られてたんです。
小生別に絵画系の芸術にはなんの興味もないんですけど、音楽好きとしてはこんな絵が家に飾ってあるのも「あり」なんじゃないかな~と。
というわけでもう完全な衝動買いをしてしまった次第。

いや~正直言ってこの絵が上手いんだか下手なんだかはよくわかりませぬ。音楽好きの琴線に触れたセンスとBILL EVANSが描いたというプレミア感だけです。
ちなみにこれはカラーコピーなんだそうで。直筆じゃありません。(サインは直筆だそうですが)それで値段が9,000円。えぇ、正直高いと思いますよ。大体カラーコピーという言葉を聞いた時点でなんかすんごい安物感が漂ってしまうんですが、印刷されてる紙自体はしっかりした厚みのある高級紙。そこはこの手の「アート」と言われる商品ですし、スーベニアという意味もあって価格には納得して買わせていただきました。

それにしてもBILL EVANSがこんな作品を描いて売っているなんて知らなかったもので、家に帰ってから調べてみると…本人の公式サイトでもしっかり通信販売をしてましたね
でよく見ると…同じものを$225で売ってるではありませんか!う~む、この値段なら最近のレートで換算すると20,000円は下らない金額。そう思うと安い買い物だったんだと。ちょっと得した気分。でもカウンターで軽く見ただけで買ってしまったものだから、こうして改めて作品一覧を見てしまうとやっぱりBILL EVANSなんだからSAXのイラストの方が良かったな~なんて思いも無きにしも非ず。そこは逆にちょいと残念だったかな。
まあいずれにしてもたまにはこういう非日常的な買い物も楽しいものです。

ちなみにこの「カラーコピー」、サイトによると500年の品質保証があるそうで。500年経って劣化してしまったらお金返してくれるんだそうな…まあなんとも遠大なジョークだこと。

ところで、この作品を入れて飾るための額縁を探したんですが…どうも日本では既成サイズとしては売られてないようです。ひぇ~特注になるのか~、と思ったら額縁の世界って特注品でも安いのって結構あるのね。調べてみて初めてわかる、これまた知らなかった世界です。
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