TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

贅沢だ…

2010-03-05 23:14:14 | TOTO&FUSION
昨日行ったSOULBOP SPECIAL EDITION、未だにその興奮が冷めぬ状態です。
とにかくあれだけのメンツが目の前で演奏してくれてたんですから。それこそSTEVE LUKATHERのボーカルなんて生声が聞こえそうなくらいの位置だったし。とんでもないスーパーバンドです。生きてるうちにもう一度見ることができるだろうか…もうないだろうな。
まさに「贅沢」そのもの。銀行でおニャン子を見かけた伊藤淳史クンの気分…どころじゃないなやっぱり。我々フュージョンファンにとっては。とにもかくにも贅沢なライブでした。

ちなみにこのSOULBOP BAND。意外にもCDは1枚だけしか出てないんですね。一昨年だかの東京JAZZにも出てましたから結構コンスタントにやってるユニットかと思ってましたけど。CDはライブ盤。元々はRANDY BRECKERが今は亡きBOB BERGとのツアーを企画していた時にBOBの悲報に接することになり、BILL EVANSとBOBに捧げるライブツアーを2003年に行ったのが始まりとか。CDは2004年のツアーから収録されたものでした。
当時のメンバーはRANDY BRECKER、BILL EVANSの他、HIRAM BULLOCK、DAVID KIKOSKI、VICTOR BAILEY、STEVE SMITH。このアルバムはリリース当時試聴して即買いでしたね。
ちなみに東京JAZZではRANDY、BILL、そしてHIRAMの他ベースはCHRIS MINH DOKY、ドラムは今回と同じRODNEY HOLMESでキーボードレスでした。

で、今回のSOULBOP SPECIAL EDITION、やはりHIRAMの逝去がきっかけで歌える新たなギタリストとして、STEVE LUKATHERとROBBEN FORDというスペシャルなゲストが加わったということなんでしょうかね。更には演奏されていた曲はBRECKER BROTHERSの「HEAVEY METAL BE-BOP」から3曲(SPONGE、INSIDE OUT、SOME SKUNK FUNK)もセレクトされていたところを見ると、MICHAEL BRECKERにも捧げられていたのでしょうか。そんな複雑な思いも感じられます。

とにかくこのライブに行けたことが…一生の思い出になりました。これからアジアツアーにも向かうようですから…このライブ音源は是非ともDVDでもCDでもなんでもいいから残して欲しいな…。

SOULBOP SPECIAL EDITION
RANDY BRECKER(tp)・・・まさにトランペット界のレジェンド。生のお姿を拝めただけでも大満足。
BILL EVANS(sax,vo)・・・STEVE LUKATHERの「NEVER WALK ALONE」で聴かせたソプラノサックスソロ。痺れました。
STEVE LUKATHER(g,vo)・・・もう1音聴いただけでも納得しちゃうLUKATHERサウンド。彼にとってはBILLBOARD LIVEのステージはちょっと狭かったようで。
ROBBEN FORD(g,vo)・・・スタイル・プレイ・そして声も若々しいですね。意外とLUKATHERよりも音が大きかったような…?
DARRYL JONES(b)・・・RANDYも凄いけどこの人は更に輪をかけた巨体ですね。まるで在りし日のHIRAMを思わせるような…。でもROLLING STONESのステージでは飛び回っていたような印象があったんだけど、こんなんなったの最近なのかな。
RODNEY HOLMES(ds)・・・この人のドラミングって、体が小さいせいか見た目が凄く美しく感じる。
STEVE WEINGART(keys)・・・EL GRUPOのCDジャケットのイメージからハードなロッカー風をイメージしてたんだけど、実際は眼鏡かけていてかなり知的な雰囲気のあるジャズプレーヤーでした。

実はこのメンツなら…ということでDAVID GARFIELDの「GIVING BACK」収録の「TUNE FOR TONY」(BRECKER BROTHERSとSTEVE LUKATHERが共演してます)を密かに期待してたんですけどね。でもサウンド的にはかなり近いものがありました。
コメント
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