先週の乗り鉄話の最終回。
長岡からは特急「しらゆき」。
E653系ですね。いわゆるヘッドマークの部分は「いなほ」と違って白地のまんま。こういうところになんだかこの列車の存在価値が窺えてしまうものです。もちろん自由席も予想通りガラガラ。この先あまり長くもなさそうな気もする列車です。
日も暮れようとしている信越本線、雪景色と海景色はいい感じに味わえました。
日もとっぷり暮れて、上越妙高駅に到着。
上越妙高駅では最後のお楽しみとして、乗り鉄お馴染みの温泉・・・駅のすぐ横っちょにあるんですよね、温泉が。
「銭湯 釜ぶたの湯」。
銭湯、というだけあって入場料も440円と格安。
その代わり、休憩処や食事処もなく、ロビーに少し椅子が置いてあるだけで、本当に風呂に入るだけの施設です。見た目は結構立派で新しい建物なんですけどね。
もちろん風呂も大浴槽と、屋外(露天とはちょっと違って、空は見えません)風呂があるだけで、いわば温泉ホテルの大浴場、といった感じでしょうか。でもね、かなり粘度の高いお湯で温泉らしいお湯で、あったまりました。
上越妙高での乗り換えで少々時間があったら是非とも、のオススメの温泉なのです。
暗闇に浮かぶ山々を眺めながら上越妙高駅に戻り、NEWDAYSで少々土産の買い物を。
もうこの時間、NEWDAYSしか開いてませんからね、この駅は。
もちろん新潟のあれやこれやの土産物を売ってますが、
上越ならではのこんなパンも。
なんかテレビの旅番組でもやってたような気がします、素朴なコッペパン。土産を兼ねた明日の朝食用に購入したのでした。
さて、上越妙高駅、ホームに上がっても寂しい限り。スキー客はそれなりにいるのかな~とも思ってたけど、もう夜も8時にもなればひと段落ついてしまうんですかね。誰もいないホームを独り占め、という感じ。
更には乗車した新幹線「はくたか」も・・・ガラガラもガラガラ、一車両に一桁の人数しか乗っていません。
こんな感じ、やはりコロナ禍だから?なのかはわからないけど、さみしい限りの旅の締めでした。
115系も乗れたし、それなりに観光も楽しめて、日帰りの割には何かと充実した乗り鉄旅でありました。