ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.2.7 ゼローダ・タイケルブ休薬9日目、花金は突然のシングル!

2014-02-07 20:42:27 | 日記
 休薬9日目。相変わらず明け方は腹痛で目覚め、泥便が始まる。今日は出勤するまでにさらに同様の泥便が2回。水様便にはならないが、いまだそんなお腹の状態である。口内炎が軽減してしっかり食べられるようになったが、まだ腸の調整は追いつかない、というところか。
 おてもやん状態の顔の湿疹については、ステロイドのおかげで随分良くなっている。今日は朝ドタバタしてマスクをして行くのを忘れてしまった。なんという間抜けさ。
 朝のうちはまあこのくらいならなんとか大丈夫、と思っていたけれど、昼頃、室内の温度が上がって顔が火照って来るにつれて赤いポツポツが目立ち始めた。トホホ・・・である。
 手指については、パソコンのキーを叩いて仕事をするにはなんとか我慢出来るが、角が尖った紙をめくったり、重いファイルを持ちあげようとして指先で掴んだりすると、焼け付くように痛む。
 お昼にバケットを頂いたのだが、そうした切り口が尖ったパンを持つだけで痛いとは一体どんだけ・・・と思ってしまう。まぁ、手の平全体、特に全ての指先を火傷したのだと思ってやり過ごすしかなさそうだ。いずれにせよ、原因であるゼローダはもう飲んでいないのだから、身体からその成分が抜けてくれるのを待つしかないのだろう。それとも一度出てしまった副作用は、そう簡単には消えないのだろうか。タキソテールの浮腫みもナベルビンの痺れも、相当長い期間消えなかったこと(現にまだ足の痺れは残っている。)を思い出して、ちょっと下を向いてしまう。

 さて、息子は今日・明日と連チャンで都心で入試だ。明日は都心でもかなりの大雪になるという予報を聞き、朝、急遽前泊が出来るなら安心か、と宿泊先を探すことにした。当然のことながら、皆考えることは同じだから一番の最寄り駅のホテルはもう一杯。必死でネット検索をして、なんとか隣駅のホテルのツインルームを確保した。それからアワアワと荷物のパッキング。夫がキャリーケースを持って出勤。同宿してくれるので安心だ。
 さすがの息子も、一人でホテルに泊まる勇気はないようだ。モーニングコールをしたところで、特大の目覚まし時計の音でも起きない彼には意味がないだろうし・・・。地方出身の受験生を思えば、甘えん坊、過保護といわれればそれに尽きるのだけれど。

 いずれにせよ今日の帰りに2時間弱、そして明日の朝2時間弱かけての通勤時間帯の往復がなくなったので、かなり体力温存が出来るだろう。とりあえず電車でひと駅なら、ホテルからタクシーに乗ってもワンメーターくらいだ、ということで。いきなり予期せぬ出費ではあるけれど、背に腹は代えられない。都心の交通網はなんといっても雪に弱いから、電車が遅れて、ひいては止まってしまって、試験に間に合わなかったなどという最悪のシナリオを、事前に排除してやれるならそれに越したことはない。私も仕事や通院で前泊システムにはいつもお世話になっている身であるし。
 出がけに息子は「こんなにしてもらってダメだったら・・・と思うとプレッシャーだな~」と呟いていたけれど、ラインで“がんばるもん”のスタンプが来た。何よりポジティブ思考の息子。メンタルは大丈夫そうである。

 ということで、突然金曜日の夜、花の(?!)シングルになってしまった。
 仕事を終えて、息子の花粉症の薬を頂きに耳鼻科に行き、薬局で延々と待たされて帰宅したら生協の配達品の処理。その後は1度洗濯機を回し、食事の支度も水仕事はしないで夕飯は冷凍食品で済ませてしまうことに。
 突然降って沸いた一人の時間。明日の朝のモーニングコールまでどう過ごそうかと、実は一人ほくそ笑んでいる。
コメント (2)
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