ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.2.3 ゼローダ・タイケルブ休薬5日目 春よ来い~節分によせて

2014-02-03 19:56:33 | 日記
 ゼローダとタイケルブの休薬から丸5日が経過した。
 止めたことで改善されたのは下痢。ようやく朝1回軟便という、ほぼいつものペースまで戻ってきた。だが、これも小建中湯とラックビーの助けがあってのことだ。胃の痛み、食欲不振も併せて改善されているが、これまたタケプロンの助けを借りている。
 一方、昨日も書いたけれど、口内炎が一向に収まらない。唇の荒れも、今朝は出血がなかったものの相変わらず。鼻の下が切れており、鼻をかめば鼻血が滲むのも続いている。
 家にいれば不愉快そうにして「痛いから喋りたくない。」とも言っていられるけれど、いざ仕事に出ればそうはいかない。電話なり窓口なりで喋らないわけにはいかず、口を動かすと歯や舌に口内炎が当たって本当に痛い。どうしてもモゴモゴと、出来るだけ当たらないように話すので滑舌も悪くて、なんとも切ない。

 そして、いよいよ一番心配だったゼローダの副作用、手足症候群の兆しが現れてきている。昨日から全ての手指の先がチリチリピリピリと痛み始めた。特に温めると痛みが増すようで、入浴後、ベッドに入ってからもずっと痛みが続いてまいった。こうなると、ホットヨガは今まで通りは続けられないかもしれない。指先の指紋が消えてツルツルしてきている。親指の爪の生え際が痛む。早くも肉芽腫の心配をしなければならないのだろうか。
 僅か10日服用しただけで、休薬している状況でこうした副作用が出現してきたのでは、内服を再開したらより酷い副作用の出現は必至だろうか。ちょっとしたことでも指先が使えない(もしくは使いづらい)というのは本当に不便だ。今はなんとかパソコンのキーボードを叩いて仕事をしているけれど、スマホの画面を親指でスクロールするという軽い摩擦でも痛むのだから、いささか気持ちが萎えてしまう。

 規定量頑張って飲んでも、酷い下痢では殆ど吸収されていないでしょう・・・と主治医の判断で休薬したのだが、じわじわと元気がなくなってきたここ数日のことを思うと、十分に体に作用して骨髄抑制もしていたのだな、と思う。
 もちろん、こうした副作用だけでなく、奏功するという作用がないとあんまりなのだけれど・・・。
 先週末から、息子が塾から帰って来る時間まで起きていられないのだ。夫と夕食を済ませリビングに横になると、2時間近くうたた寝してしまう。とにかくだるくて眠くて、なんとなくずっと熱っぽさが続いている。

 さて、今日は節分。明日は立春、暦の上ではいよいよ春だ。
 今日は天気予報の通り、本当に暖かかった。お昼休みにダウンコートで外に出たらびっくり。コートなしで歩いている人も沢山いた。帰りはコートの前を開けたまま戻ってきたけれど、いきなり春がやってきたかと間違うほどのポカポカ陽気だった。
 だが、一転して明日は最高気温が12度も下がって、雪が降るかもしれない、とのこと。息子の私学入試が始まるというのに、なんとも無情なお天気である。

 とにもかくにも我が家の恒例行事、節分の豆まきが家族揃って今年も出来ることが何より嬉しい。
 「福(合格の春)は内!鬼(弱い心、邪気)は外!」と唱えながら、本当の“春”を我が家にも呼び込みたいものだ。
コメント
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