ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2019.6.21 パージェタ、ハーセプチン6クール目翌々日のこと

2019-06-21 21:39:05 | 日記

 昨夜は相変わらず手足が辛くて、帰宅後はほとんどずっと、クッションを複数積み上げた上に足を乗せて横になって過ごした。吐き気がないから余計手足の状況に神経が集中してしまうのかもしれない。手も足も赤みを帯びてテカテカしている。ゼローダの手足症候群ではないけれど、痺れに加えて痛みがあるので、不快度は結構高い。

 眠る時も枕やブランケットを台にして足を高くしている。明け方1度お手洗いに起きたけれど、お腹は少し落ち着いていた。
 こうして足を休ませて、朝起きた時は少しいい感じだけれど、起きて動き出すともうだめだ。
 ひとまず瞑想ヨーガで気持ちを整えてから、と瞑想を始めたら、終わる間際になって腹痛でお手洗いへ。下痢の一歩手前といった状態。

 漢方2種類を飲み、昨日と変わらず普通どおりの朝食を頂く。味はわかるし、とにかくきちんと食べることで下痢のダメージを最小限にしたい。テーブルに座って足が下がっているから、どんどん水分が下に下りて重くなっていくのが分かる。今日も食後、ロキソニン、タケプロン、ビタノイリンカプセル、ミヤBM錠合わせて4錠を飲んで出勤。
 出勤前もなんとなく腹痛だったが、ひとまずその後何度も下痢を繰り返すことはなかった。まあ、お腹にはあまり排出するものが残っていないのだろう。
 体重は昨日とほぼ変わらず。カラダ年齢は30歳だった。

 今日、明日頑張らねばと午前中は明日の準備等をしたが、学内を回って歩くだけで足裏がジンジン傷む。石畳は今の私の足には凶器に感じる。
 水曜日に3剤投与するとこれまで金曜日からはどんどん辛くなる一方だったが、ハラヴェンを中止にしたことで、それほどの辛さはない。それだけが救いだ。やはり分子標的治療薬は抗がん剤に比べて身体に優しい。
 昼食もカフェでランチセットを完食。食後はやはりちょっとお腹が緩くなった。

 今日も夫は宴会で、火曜日より一台遅い(1時間遅い)ライナー帰り。なんとか定時まで頑張って、帰宅後は溜まった洗濯をしてから横になってずっと足を上げた状態で、ビデオをつけたままだらだらウトウト。夕飯も適当に一人きままな生活をさせてもらった。

 ハラヴェン投与後なら明日は間違いなく篭城蟄居で寝込むしかない体調だろうけれど、土曜出勤があるのだから、そうもいかなかった。けれどそんな状態でちゃんと仕事が出来るとは思えない。
 つくづく水曜日に中止してよかったと思う。

 ステージⅣのいわゆる再発進行(転移)がんは、基本完治はしない。けれど、なぜ、何のために治療をするか、それは延命、というかなるべく長く今の生活を続けていくためだ。
 だから今、自分らしい生活を続けるための休薬や減薬を必要以上に躊躇うことはない-そのことを改めて実感する金曜日の夜である。
コメント
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