昨夜は仕事を終えてから3週間ぶりにSさんの瞑想ヨーガのクラスに向かった。
5月の日程表を頂く。指導者養成コースでご一緒した方たちの中で既に3名がクラスを持ち始めているが、今月も新たに3名がデビューすることになっていた。休日には自主練習会も続けていらして、夢を現実に変えていく姿は眩しい。
今の私にとっては治療を恙なく続け、QOLを落とさずに日々の暮らしを送ることが至上命題。細く長く今の生活を続けるために、学んだことを実践出来る場があって羨ましいという気持ちは封印しておかなければと思う。
クラスには初めての方も複数いらしていて、Sさんのアイスブレイキングの話題から和やかな雰囲気で始まった。アンテナのポーズやヨーガムドラーのポーズでゆっくりと気持ちよく身体をほぐした。いつもながら充実の90分。幸せに「明日も大丈夫」という気持ちになって、Sさんに感謝の気持ちを伝えることが出来た。
クラスの後、Iさんに均整術をお願いしたかったが、千客万来で今回は残念ながら断念。着替えを済ませHさん、Aさんと駅までご一緒して、私鉄とJRに乗って病院最寄り駅に到着。予報通り雨がポツポツ降り出していた。
チェックインしてハーブティを頂いた後は、入浴。程よく身体を動かし心地よく疲れていたせいか、よく眠れた。
今朝は夫にモーニングLINEした後、恒例の熱めの浴槽足湯を済ませる。治療後の悪心に備えて食べ過ぎないように、サンドイッチとヨーグルト、ジュースの朝食を済ませ、チェックアウトして病院へ向かった。
今朝も雨降りだ。午前中に止むという予報だから、帰りは傘を差さずに済むだろう。
自動再来受付機の設置場所が変わっており、案内の方が数名出て誘導していた。IDカードを通して採血受付機へ。ピンクの番号札を見ると20人ほど待っており、15分待ちとあった。荷物を整理して態勢を整えているうちに、採血室へ入れた。
初めてあたる女性で、テキパキしているというよりも、むしろちょっと乱暴な感じ。針刺しも痛む。今日は2本だけだったので早かったけれど、抜く時もビリビリと痛い。私のしかめっ面が分かったようで「ああ、痛かった・・・ですね。」と代弁されてしまう。素直に「はい。痛かったです。」と頷いた。
止血しながら腫瘍内科受付に移動。月初めなので保険証チェックも済ませる。まだ早いので、待合椅子はいつもの定位置を確保できる。読書を開始。今日は点滴途中で眠ってしまい、文庫が1冊だけ読めた。明日以降に、と言うとまた書かずじまいになりそうなので、一言だけ。
4月末の新刊、三浦しをんさん、萩原浩さん、道尾秀介さんら9人の「短編少女」(集英社文庫編集部編)。帯には「珠玉のガールズ・センセーション、豪華作家陣共演!!」とある。裏表紙には「多感な時期の憂いやときめき、ときに切ない気持ち。そしてそれらの先にある成長を、思い出のアルバムをめくるように楽しんでください。」とあった。どれも甲乙つけがたい作品だった。道尾さんの「やさしい風の道」は以前連作短編集「鏡の花」で一度読んでいたが、今回もしみじみ再読。中田永一さんは初めましての方だったけれど、「宗像君と万年筆事件」はとても印象深いお話だった。ラストの村山由佳さんの「イエスタディズ」の回想には、しんみりほっこり。今月は「短編少年」、来月は「短編学校」と3か月連続のアンソロジー刊行とのこと。楽しみだ。
小1時間ほど経って、そろそろ掲示板に番号が出るのではないかと血圧測定へ。102-58、脈拍は82。予想通り5分ほどして中待合に入れ、15分ほどして先生がお顔を出された。
「さて、GW(の体調は)いかがでしたか?」と問われ、「2週間休薬でしたので、おかげさまで体調良く過ごせました。痛みも出ず、ロキソニンも朝だけですみました。休み中、息子に会いに行ってきました。」とお答えする。「そうではないかと思っていました。ただこんなお天気だと(痛みは)どうですか。」と。「おかげさまで、今回はそれほど痛みがありません。お腹の調子も良いです。瞼の爛れも手指の皮膚の赤みも軽減しています。」とご報告。
採血の結果、白血球は4,300と高く、好中球も2,000あるという。こんなに高いのは・・・とPCの過去の数値を遡って見せてくださる。昨年の9月以来の2,000台である。他の数値も問題なしだという。「うーん、ほんの微妙な量(5割と4割)でこんなに違うんですね。次回からは4割で続けましょう」ということになる。2,000あれば来週半減しても1,000だから十分投与に耐えられるだろう。念のため来週も白血球を測りましょうとのこと。
ジェムザールは、今回も体表面積により1,850mgのところ6割減量して4割の750mgに。吐き気止めは、今回もナウゼリンとノバミンの両方を5日分処方して頂き、痺れ止めに3週間分の漢方2種と、低カルシウム血症対策のデノタスチュアブル、ロキソニンの処方となった。抗生剤は使わなくて済んだので、今回は処方なし。診察室での検温は6度9分。ご挨拶をして診察室を後にした。
化学療法室へ移動。待ち時間にはいつものように夫やお友達に報告LINEやメールを打つ。待合椅子はそこそこ混んでいる。15分ほどしてMさんから声がかかって、内側のリクライニング椅子に案内された。その後、10分ほどで待ってKrさんが針刺しに見える。今日もちょっと痛い、程度で済み、ほっとした。
薬が届くのに30分ほど待つ。今日もハーセプチン、デキサート(ステロイド)とアロキシ(吐き気止めのセロトニン拮抗薬)の混合、6割減量のジェムザール、生理食塩水の4本だ。Krさんが点滴を始めてくださり、ハーセプチンから開始。KwさんやOkさんがかわるがわる様子を見に来られる。Okさんからは「先々週カルテを見たら、やっぱり5割はアチャー・・・でしたね。」と。
1時間ちょっとかけて、吐き気止めは20分弱。この頃から急激に眠気に襲われ、なんとなく気持ち悪くなりそうな感じで、読書をやめて寝ることにした。
ジェムザールの30分強と最後の生理食塩水の15分ほどの間、すっかり眠ってしまった。
始まって2時間半弱で終了。抜針はMさん。緊張しているのか、ポートの皮膚周りをかなり強く引き伸ばして抜こうとするのでその痛みもあるし、何しろ衝撃が強い。さらには止血のためにポートの上をかなり強く抑えるので、これまた痛い。そんなに押さえつけなくても大丈夫なのだけれど・・・と言いたくても口ごもる。血圧は110-60、脈拍は63。
看護師さんたちにご挨拶して化学療法室を後にする。
計算時間を見計らって自動支払機へ移動。IDカードを通し採血と点滴、3割負担で5万円弱をカードで支払う。
外に出ると曇天。雨はとりあえず小やみになっている。薬局に入ると、待合椅子は相変わらず混んでいる。またしても順番を追い越されて40分ほど待つ。「5割でもダメでこれからは4割です。既に気持ち悪くて・・・」とお話しながら、袋一杯の薬を受け取る。抗生剤がないので2,000円弱を現金払い。
病院と薬局の滞在時間は5時間半あまり。食欲はないが、今食べておかないと、と駅ビルのレストラン街に。酸っぱくて喉通りが良いものなら食べられるかも、と冷麺をチョイス。ハーフサイズをなんとかお腹に入れた。小さなアイスキャンディがデザートにサービスされて、嬉しかった。同時に暖かい玉蜀黍のお茶でほっこりする。
電車で席も確保し、またしてもウトウト。昨日まであんなに元気だったのに、いきなり病人になってしまった。乗換駅ではお弁当を調達して、最寄り駅からはタクシーで帰宅。
帰宅後は最低限の片づけをしてリビングで横になる。夫が帰ってきた時も知らずに寝込んでいた。ムカつきが酷く、食欲はなく、ウトウトダラダラ。怠くて眠くて、気持ち悪くて何もする気が起きない。夫に助けてもらって小さなお弁当を半分ほど頂いた。
明日は朝から都心横断の会議だ。しんどいなぁと思う。お風呂に入って少しでも早く休みたい。
昨日届いた今月初めてのお花は淡いピンクと薄紫のカンパニュラが合わせて5本、黄色いソリダコが1本、沢山のつぼみをつけた紅花が2本。花言葉はそれぞれ「感謝」、「寂しさ」、「包容力」だという。
5月の日程表を頂く。指導者養成コースでご一緒した方たちの中で既に3名がクラスを持ち始めているが、今月も新たに3名がデビューすることになっていた。休日には自主練習会も続けていらして、夢を現実に変えていく姿は眩しい。
今の私にとっては治療を恙なく続け、QOLを落とさずに日々の暮らしを送ることが至上命題。細く長く今の生活を続けるために、学んだことを実践出来る場があって羨ましいという気持ちは封印しておかなければと思う。
クラスには初めての方も複数いらしていて、Sさんのアイスブレイキングの話題から和やかな雰囲気で始まった。アンテナのポーズやヨーガムドラーのポーズでゆっくりと気持ちよく身体をほぐした。いつもながら充実の90分。幸せに「明日も大丈夫」という気持ちになって、Sさんに感謝の気持ちを伝えることが出来た。
クラスの後、Iさんに均整術をお願いしたかったが、千客万来で今回は残念ながら断念。着替えを済ませHさん、Aさんと駅までご一緒して、私鉄とJRに乗って病院最寄り駅に到着。予報通り雨がポツポツ降り出していた。
チェックインしてハーブティを頂いた後は、入浴。程よく身体を動かし心地よく疲れていたせいか、よく眠れた。
今朝は夫にモーニングLINEした後、恒例の熱めの浴槽足湯を済ませる。治療後の悪心に備えて食べ過ぎないように、サンドイッチとヨーグルト、ジュースの朝食を済ませ、チェックアウトして病院へ向かった。
今朝も雨降りだ。午前中に止むという予報だから、帰りは傘を差さずに済むだろう。
自動再来受付機の設置場所が変わっており、案内の方が数名出て誘導していた。IDカードを通して採血受付機へ。ピンクの番号札を見ると20人ほど待っており、15分待ちとあった。荷物を整理して態勢を整えているうちに、採血室へ入れた。
初めてあたる女性で、テキパキしているというよりも、むしろちょっと乱暴な感じ。針刺しも痛む。今日は2本だけだったので早かったけれど、抜く時もビリビリと痛い。私のしかめっ面が分かったようで「ああ、痛かった・・・ですね。」と代弁されてしまう。素直に「はい。痛かったです。」と頷いた。
止血しながら腫瘍内科受付に移動。月初めなので保険証チェックも済ませる。まだ早いので、待合椅子はいつもの定位置を確保できる。読書を開始。今日は点滴途中で眠ってしまい、文庫が1冊だけ読めた。明日以降に、と言うとまた書かずじまいになりそうなので、一言だけ。
4月末の新刊、三浦しをんさん、萩原浩さん、道尾秀介さんら9人の「短編少女」(集英社文庫編集部編)。帯には「珠玉のガールズ・センセーション、豪華作家陣共演!!」とある。裏表紙には「多感な時期の憂いやときめき、ときに切ない気持ち。そしてそれらの先にある成長を、思い出のアルバムをめくるように楽しんでください。」とあった。どれも甲乙つけがたい作品だった。道尾さんの「やさしい風の道」は以前連作短編集「鏡の花」で一度読んでいたが、今回もしみじみ再読。中田永一さんは初めましての方だったけれど、「宗像君と万年筆事件」はとても印象深いお話だった。ラストの村山由佳さんの「イエスタディズ」の回想には、しんみりほっこり。今月は「短編少年」、来月は「短編学校」と3か月連続のアンソロジー刊行とのこと。楽しみだ。
小1時間ほど経って、そろそろ掲示板に番号が出るのではないかと血圧測定へ。102-58、脈拍は82。予想通り5分ほどして中待合に入れ、15分ほどして先生がお顔を出された。
「さて、GW(の体調は)いかがでしたか?」と問われ、「2週間休薬でしたので、おかげさまで体調良く過ごせました。痛みも出ず、ロキソニンも朝だけですみました。休み中、息子に会いに行ってきました。」とお答えする。「そうではないかと思っていました。ただこんなお天気だと(痛みは)どうですか。」と。「おかげさまで、今回はそれほど痛みがありません。お腹の調子も良いです。瞼の爛れも手指の皮膚の赤みも軽減しています。」とご報告。
採血の結果、白血球は4,300と高く、好中球も2,000あるという。こんなに高いのは・・・とPCの過去の数値を遡って見せてくださる。昨年の9月以来の2,000台である。他の数値も問題なしだという。「うーん、ほんの微妙な量(5割と4割)でこんなに違うんですね。次回からは4割で続けましょう」ということになる。2,000あれば来週半減しても1,000だから十分投与に耐えられるだろう。念のため来週も白血球を測りましょうとのこと。
ジェムザールは、今回も体表面積により1,850mgのところ6割減量して4割の750mgに。吐き気止めは、今回もナウゼリンとノバミンの両方を5日分処方して頂き、痺れ止めに3週間分の漢方2種と、低カルシウム血症対策のデノタスチュアブル、ロキソニンの処方となった。抗生剤は使わなくて済んだので、今回は処方なし。診察室での検温は6度9分。ご挨拶をして診察室を後にした。
化学療法室へ移動。待ち時間にはいつものように夫やお友達に報告LINEやメールを打つ。待合椅子はそこそこ混んでいる。15分ほどしてMさんから声がかかって、内側のリクライニング椅子に案内された。その後、10分ほどで待ってKrさんが針刺しに見える。今日もちょっと痛い、程度で済み、ほっとした。
薬が届くのに30分ほど待つ。今日もハーセプチン、デキサート(ステロイド)とアロキシ(吐き気止めのセロトニン拮抗薬)の混合、6割減量のジェムザール、生理食塩水の4本だ。Krさんが点滴を始めてくださり、ハーセプチンから開始。KwさんやOkさんがかわるがわる様子を見に来られる。Okさんからは「先々週カルテを見たら、やっぱり5割はアチャー・・・でしたね。」と。
1時間ちょっとかけて、吐き気止めは20分弱。この頃から急激に眠気に襲われ、なんとなく気持ち悪くなりそうな感じで、読書をやめて寝ることにした。
ジェムザールの30分強と最後の生理食塩水の15分ほどの間、すっかり眠ってしまった。
始まって2時間半弱で終了。抜針はMさん。緊張しているのか、ポートの皮膚周りをかなり強く引き伸ばして抜こうとするのでその痛みもあるし、何しろ衝撃が強い。さらには止血のためにポートの上をかなり強く抑えるので、これまた痛い。そんなに押さえつけなくても大丈夫なのだけれど・・・と言いたくても口ごもる。血圧は110-60、脈拍は63。
看護師さんたちにご挨拶して化学療法室を後にする。
計算時間を見計らって自動支払機へ移動。IDカードを通し採血と点滴、3割負担で5万円弱をカードで支払う。
外に出ると曇天。雨はとりあえず小やみになっている。薬局に入ると、待合椅子は相変わらず混んでいる。またしても順番を追い越されて40分ほど待つ。「5割でもダメでこれからは4割です。既に気持ち悪くて・・・」とお話しながら、袋一杯の薬を受け取る。抗生剤がないので2,000円弱を現金払い。
病院と薬局の滞在時間は5時間半あまり。食欲はないが、今食べておかないと、と駅ビルのレストラン街に。酸っぱくて喉通りが良いものなら食べられるかも、と冷麺をチョイス。ハーフサイズをなんとかお腹に入れた。小さなアイスキャンディがデザートにサービスされて、嬉しかった。同時に暖かい玉蜀黍のお茶でほっこりする。
電車で席も確保し、またしてもウトウト。昨日まであんなに元気だったのに、いきなり病人になってしまった。乗換駅ではお弁当を調達して、最寄り駅からはタクシーで帰宅。
帰宅後は最低限の片づけをしてリビングで横になる。夫が帰ってきた時も知らずに寝込んでいた。ムカつきが酷く、食欲はなく、ウトウトダラダラ。怠くて眠くて、気持ち悪くて何もする気が起きない。夫に助けてもらって小さなお弁当を半分ほど頂いた。
明日は朝から都心横断の会議だ。しんどいなぁと思う。お風呂に入って少しでも早く休みたい。
昨日届いた今月初めてのお花は淡いピンクと薄紫のカンパニュラが合わせて5本、黄色いソリダコが1本、沢山のつぼみをつけた紅花が2本。花言葉はそれぞれ「感謝」、「寂しさ」、「包容力」だという。