毒を放出!

日々生活のストレスを放出し、スッキリノビノビやっていこう!

根尾村へ

2006-05-07 00:17:28 | MTB
GW3日目は、前日に引き続き嫁さんと子供を実家に置いたまま一人でお気に入りの場所”岐阜県の根尾村”へサイクリングに行くことにした。

ここは山あり川ありで大変お気に入りの場所である。
オフの林道がありぐるっ走れるというところではないのだが、川沿いのアスファルトの道を鼻歌でも歌いながらサイクリングしたくなる場所でもある。
この日はそれを決行!

今までも何回か来ているので、車を停めておく場所も決めてある。
そのすぐそばでこの写真を撮る。

樽見鉄道 日当駅(ひなたと読む)である。無人駅で駅の向こうにすぐ鉄橋ありトンネルありのすごく風情のある駅だと思っている。
なんだかこの素朴さがすごく好きだ。

いつかこの路線の出発地点から自転車を輪行し、汽車(この路線は電化してない)に揺られ終点まで行き、そこからのんびりツーリングをして帰りたいと思っている。
ささやかな夢である。

さて、自転車を車からおろしサイクリングに出発!  根尾川沿いに上っていく。

こんな景色も大好きです。 今年は雪も多かったせいか水量も豊富で水が冷たそうに感じました。でもクリアできれいです!

根尾は特別天然記念物「根尾谷断層」でも有名なところです。
それは明治24年に起きた濃尾大地震によって出来た総延長80キロにも及ぶ世界的にも珍しい断層です。
ここに地震断層観察館というものがあるのだが行こうと思いながら、まだ一度も入ったことがない。
そして今回も入りそびれてしまった・・・。今度こそ・・・。


根尾で更に有名なのがこの「薄墨桜」。国指定の天然記念物で、樹齢1500年とされている。
当然ながら既に葉桜になっているのだが、満開の時に来たかった・・・。
以前から満開の時に来たいと思っているのだが、なかなか実現しないのが悲しい。
いつかは満開の時に行ってやる!と思っている。

ここで名古屋からロードに乗ってやってきた方に出会い、少しばかり世間話をする。
距離にして80キロ弱だったそうです。「既に疲れて、帰ると思うとウンザリ」って言っておられました。 お疲れ様です。
ロードに乗ってこの川沿いを往復するのも以前からの夢だったりする。早くに実現できればいいなぁ。。。


さて気持ちよくサイクリングしながら、脇道に林道になりそうな道を見つけてはそれを上って行ってみることにする。
2本見つけて、一本は最終的には行き止まりになっていたがそこそこ上ることが出来た。
あまり車が入った形跡はない。
面白そうだが、反面何かあったら恐いなぁ(小心者です)と思いつつトレーニングのつもりで休憩しながらドンドン上っていく。
そして、行き止まりになり自転車置いて100M程歩いてみると・・・ 
こんなものがありました。 カモシカさんでしょうか? 毛は残っているものの白骨化してます
写真右下部がちょうど頭ら辺です。角があるの分かりますか?

   
(写真左)根尾川北方面に見える白山連峰。まだ雪が十分残っている模様。
(写真右)すごく立派な杉の木!どうりで・・・天然記念物に指定され樹齢800~900年らしく幹周囲9.5M、樹高約30Mあるという。
周りの木より一際立派で存在感のあるこの木はただでさえ神秘的的なのだが、その下にある小さな神社が雰囲気をより一層神秘的に感じさせるのは気のせいだろうか?

お気軽サイクリングだが、フラフラ走り結構疲れてきたので、ここらでUターンし、車の所まで戻ることにした。
その後一大事が起こるとも知らずに・・・。

時間的にはまだゆとりがあったので、バイクを車に積み撤収準備をしながらこれからどうするかを考えていた。
「違うところへ行き、短くはなるがもう一度お気軽サイクリングをするか?はたまた、温泉でも行ってゆっくり浸かって帰るか?」
「ま、とりあえず車乗って移動するか」と、その時!

車の前方で「ガッ ガキキ」という音が・・・

「!!」
「サーッ」←血の気の引く音
車のフロントバンパーに立てかけておいたクロスマックスを自分の車で轢きました・・・
それに気付いた私は一気に血の気が引き、車から降りて下を覗き込むとボディーの下でつっかえておりました
つ、遂にやってしまった・・・こんなことがあってはならないと気を付けていたつもりだったのに・・・(大泣)

手で引っ張るも動きません、こじって引き出して余計に悪化させてはならないと車載工具を取り出しジャッキアップし取り出します。
「見たところリムに傷はない、けどクイックシャフトが見事に曲がっている・・・。これじゃ走行不可能・・・。ハブは大丈夫か?リムも変形してないか?」
もうこうなったら考えていたプランは全てキャンセルし岐阜市内のMTBショップに急遽持ち込むことにした。
念のため電話番号で探し営業しているかを確認してから向かう。
到着し状況説明し、とりあえず曲がったシャフトを抜いてもらう。プライヤーを使い案外すんなりホイールより外れた。
次にそれの修整を試みてもらう。
見た目かなり真っ直ぐになるまで修正してくれたが、一度曲がってしまったものはビミョーに真っ直ぐにならず、使い物にならなくなってしまった。
「くそー!マビックのクイックがー!」(泣)
そして店主は引き続きハブのチェックとリムの振れ具合も確認してくれた。なんてイイお店なんだ!
「よかったね、ホイール自体は大丈夫だよ」とのお言葉を頂き胸をなで下ろす。
そして、次の日も乗るつもりをしていたので、とりあえずの応急用としてLXのクイックを購入し丁重にお礼を告げてお店を後にした。

今日の教訓
「バイクを車に積むときは出発前に必ず車の周りを一周しましょう」
コメント (12)
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