毒を放出!

日々生活のストレスを放出し、スッキリノビノビやっていこう!

山岳GF吉野 ③

2007-08-01 23:19:11 | ROAD
川上村給水所では水しか補給できません。
これからやってくるルート上最高標高地点の“五番関”に備えます。
備えると言っても“足の郷”で既にヤラレているので、気力が萎えます。
しかし走らなければならないので、手持ちのソイジョイを食べておきます。
パワーバーも持っているのですが、私の場合こういう時パワーバーはいつも後回しになります。
やっぱ食べにくいとか、美味くないからか?
そして、最終的にパワーバーを食べることなく大会を終え、また在庫持ちとなりました(笑)

この給水所を出発するといきなり上りです。これまた私にはキッツイ上りで、数百M走って早々に立ち止まり一袋だけ持ってきたアミノバイタルをイッときます。
でもコレの効用は痙攣等を回避させるもので、飲んだからといって足が強くなるわけでなく走り出してもまたすぐに立ち止まるの繰り返しです(←当たり前だ)。
根本的に足がないのです・・・。
給水所を一緒に出た皆さんは一気に視界から消えました(涙)
そして上ってから出てきた短い下りの段差でリヤを打ち付ける音がしてヤバイ気がしました。
すぐにエアが抜けることは無かったのですが、そのうちリヤタイヤが潰れてきました。
抜けきっている感じは無かったのでポンプで再充填するとそこそこにまで回復し、漏れている感じもなく何とか走れそうです。
パンク修理に腕の覚えが無い私にはそれが命取りになることも有りえます。
エア充填でとりあえず大丈夫そうなんで再スタート。
以降段差前には十分減速し十分抜重して走ることを心がけます。

そして、ここよりmanさんと会長さんと一緒の走行となりました。  
五番関へのピークは長く辛いのですが、manさんと雑談しながらのランデブー走行で気が楽だからかその前のピークの時に比べればまだ斜度が緩いような気がしました。

 途中、滝も見ることが出来て気が紛れます。

そしてコース上最高標高点“五番関”の第2ASになんとか到着! 
事前にもらったコースプロファイルによると此処は標高にして1100M程ある高い所です。
ココに来たらスントの高度計の写真を撮って記録に残しておくつもりでしたが、すっかり忘れてました(泣)
そしてオニギリ、柿の葉寿司、オレンジ、バナナをガツガツ頂き、梅干しにて塩分も補給。
ボトルに水とポカリスエットを補給してもらい、更にその場でポカリスエットガブ飲みです。

ここまで来たら暫くは長い下り道。
そない一気に下らなくてもええから、緩やかにそのままゴールまで行って欲しいのが本音です。
ハンセアニキやMアニキたちは足きりタイムが気になったらしく、既に出発済みで姿が見えず自分がいかに遅れたかが気がかりでしたが、スタッフの方は「大丈夫ですよ」と言っておられたので一安心。
でも余裕があるわけではありません。
そして、ここで金剛さんが私たちを待っていてくれたので、manさんと一緒に下り始めます。

ところが随分下り、民家やお店があるようなところまで来た時、またリヤタイヤが潰れ出してきました。
今度は流石にヤバいかも・・・と思いながら止まり、先と同じく騙し騙しポンプでエアを入れ再出発します。
しかしやっぱり今度はダメなようで、またすぐに本格的にタイヤが潰れ出しました。
再度止まり、自転車倒してリヤホイール外します。
最初は焦って手につきませんでしたが、近くの民家のじいちゃんが話しかけてきてくれたので落ち着いてチューブの入れ替えが出来ました。
そういえばこの大会中、地元の沿道の方々が「ガンバレヨー!」とか言って拍手してくれることが多数あり嬉しい限りです。
こういうありがたい声援は、ヘロヘロのダラダラになっててもシャッキリスイッチが入り元気出ます 

チューブ交換が終わった後は、ボンベにて初のエア充填をすることにしました。
ボンベは一つ、ドンクサイ真似して失敗してしまったら全てを小さいハンディポンプでしなければならず、チューブ噛まして再パンクなんてアホなこと(それをやってしまうのが私です)は許されずキンチョーしました(笑)
しかし「ブシュッ」っと1秒もかからずタイヤが膨らみ、パンパンになりました。
どうやら成功のようです! 
そして組みなおし片付けをして再出発。
この時、距離にして100キロを少し越したくらい。
パンクするまではmanさんと金剛さんと3人で走っていましたが、運悪く最後尾を走っていた私は2人に気づかれることなくパンクして遅れてしまったので、この先50キロ弱をソロで走ることを覚悟しました。

がしかし!数キロ走ると、なんと金剛さんが逆送して来てくれるではないですか!
全然そんなこと考えてなかったのでビックリしました。
いや~ありがたかったです、申し訳なかったです、ホンマ。。。
そして「パンクしまして・・・」と話しながら走っていると今度はmanさんが待っていてくれました!
いや~重ね重ね申し訳ない、面目ない。。。

 以後、アニキ達の頼もしい背中を拝みながらゴールを目指します。
おおむね下り基調でありながらも、幾つかの上り返し、川沿いの気持ちイイ道や車道の片側車線をいっぱいに使いながらのダウンヒル。
車が前後を走り窮屈なときもありましたが良いペースでのツーリングです。
終わりが近いことも分かっているので空気を楽しんで走ります。
山間部の道と、コンクリとアスファルトで固められた道の空気の違いを一気に肌で感じられます。
どちらがどれだけ気持ちいいなんて野暮ですが、ホンマお山の間を流れる川沿いの道はサイコーです!
でも実際は「ゴールはまだか?」「まさかまだ上りがあったりしないよな?」などと150キロへのカウントダウンを始めています(笑)

そして最後のASに立ち寄り、またまたおにぎりとオレンジをがっつき再出発。
ここで以前のビワイチでご一緒したTIMEのバイクに乗った方に偶然お会いしました。
お互いの言う言葉は・・・「きっついですね~」(笑)

そして残す十数キロを走りゴールへ!

当日の走行距離  152.68KM
AVE SPD 20.2KM/H
MAX SPD 60.9KM
AVE CDC 47RPM
走行時間   7時間32分


走った走った150キロ!
距離だけで言うとビワイチと変わらん距離ですが、私の個人的な走行感は300KMです!
(大げさか?^_^;)
でも、その分充実感もありました。
天候等のコンディションの良さもその好印象に多分に影響してますが、景色や雰囲気・空気も楽しめました。
参加して良かったです。

一緒に走ってくださった方々、大会運営に携わる方々とボランティアの皆さんホンマありがとうございました。


-オマケー
ゴールして撤収した後に寄ったテントで振る舞われていた“冷やししるこ”は絶品でした!!
コメント (17)
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