事故

今日のニュースで安部典史という元ＷＧＰライダーが公道上の事故で亡くなったということを知った。
安部典史と言えば、私がその昔ＷＧＰなどのモーターサイクルレースに夢中になっていた頃の日本を代表するライダーの一人だった。
当時のＷＧＰはコンピューターも入ったハイテクノロジーな２ストローク５００ＣＣのモンスターマシンが全盛の時代。
１８歳にしていきなり全日本で優勝しタイトルを取って世界に挑戦、ノリックという愛称で呼ばれ、早いか転けるかというような極端なライディングで、危なっかしいテールスライドをさせながらコーナー攻める姿がとても印象に残っている。
そして今年は３２歳で全日本に参戦しているとのことだった。
そんなライダーが公道の事故で亡くなった。

そういえば・・・という言い方をすると失礼かもしれないが、数ヶ月前に沼田憲保というライダーがサーキットの事故で亡くなったというニュースもあった。
このライダーはスズキのワークスマシンＲＧＶ－Γ２５０の開発ライダーで全日本を走り、スポットで世界に参戦していた記憶がある。
その当時までスズキは２ストローク２５０のカテゴリーにはマシン投入をしておらず、沼田憲保が初のワークスライダーだったはず。
マシン的にはホンダやヤマハにトップスピードで劣ってはいたもののシュワンツファンだった私は同メーカーであるΓ２５０のワークスマシンを応援していた。

そんな私の記憶に残っているライダーが事故で相次いで他界した。
最近はモーターサイクルの話題にかなり疎くなってしまった私ではあるけど、とても残念で悲しい。

ご冥福をお祈りします。