20時半にテントに入り、寝る準備をしていざ寝ようとしたものの、眠れそうでなかなか眠れない。
友人曰く「早くにイビキかいてた」らしいが途中目が覚めたりで寝てる気がしないのがホントのところ。
その友人は冷え性らしく「寒い」を連発し、準備いいことにカイロまで持ち出して寒さ対策をしている。
かと思えば私はインサレーションを着たままシュラフに入ったが少々暑く感じたので途中で脱いで足元に掛けて寝ていた。
ちなみに寝て数時間経ったときのテント内の気温はスント計測で2度、私の使っているシュラフはモンベルのU.L.スパイラルダウンハガー#4(今期カタログ落ち)は快適睡眠温度が3度~になっていてちょうど良い環境の筈だが、深夜にかけて流石に冷えて寒くなったので脱いだインサレーションを再び着て眠る。
ところで忘れてはならないのが雪の上に寝てること。
マット無しでは間違いなく寝れない。
シュラフも大事だがマットの出来不出来で眠れるか眠れないかの差が出るような気がした。
私は今使っているサーマレストのZライトしか使ったことないので他の物との比較は出来ないが、なかなか良いマットだと実感。
しかし寝相が悪く少しでもはみ出すと冷たくてすぐ目が覚めます(笑)
また、寝ている間に風が出てきたようで風の音がかなり聞こえ、それに伴い「パチパチ」という音も聞こえ雨が降ってきたかと思わせるような感じが度々あり、昨年夏の白山テン泊の記憶が蘇り気が気でないときもあった(笑)
でも実際には雨も降っておらず、音の割にテントもさほど揺れないことから「良い場所で張ったんだ」と実感。
それでもいつの間にか深夜3時。
友人がシッコに起きた時に私も目が覚めたのだが、なぜか天井が明るい。
「もう夜明けか」と思ったその明るさは月だったらしい。
「外は何度だろう?」だとか「星空キレイかな」だとか思うのだけど、一度テントに入りシュラフに潜り込むともう外には出られず、その光景を見ることもなくまた眠りに落ちる。
そして次に目が覚めたのは5時。
いよいよ夜明けという感じの明るさがしていたので、夜明けを見ようと一人外に出てみる。

まさにちょうど日が昇ってきたところ!
ええもん見させてもらう。
そして振り返ると

月が見えた。
実にキレイでええ景色。
前後に見える太陽と月とこの景色を独り占め!
泊まりでこないとこの景色は拝めない、来て良かった。

(写真左)気分満喫する為一人周辺をウロウロウロウロ。
(写真右)丸くなってまだ寝ている友人。

東の方には雲が見えるが他には全く雲が見当たらない! 快晴!
さて、あそこまで登るか!
その前に。。。

(写真左)友人を起こす。
(写真右)軽く朝飯を食う。 メニューはパンとコーンポタージュ。
ちなみにコンロはそこそこ高所で低温なので新品ガス缶持っていったのに火力が弱い。

(写真左)テント、荷物はそのままにして身軽なカッコで山頂まで歩き出す。
(写真右)気温はまだ低いのでレインウェアを羽織って歩く。

私の右にはまだ真っ白な白山が見える。

(写真左)踏み跡を辿り斜面を行く。
6本爪アイゼンを持ってきてはいるが、雪はボソボソなのでアイゼンは全然不要。
(写真右)雪のないところにはザゼンソウが見られる。

祠到着!
今年も来ましたよー!
ありがたくお参りする。
まだ私達以外誰もいない、当然ながらその日の一番乗り♪

(写真左)ここの山は山頂と呼ばれる場所よりも、この祠からの展望の方が良い。
(写真右)まだ早い時間とスンバラシイ天気に景色、もうわけも分からず周辺をあちこち歩きたくなる。

夏季シーズンに来ると笹薮が凄くて歩く気失くす尾根も雪がある今ならサクサク歩いていける。
これ残雪シーズンの醍醐味。

毒が抜けていくのが実感できる。
ま・さ・に、毒を放出!
あまりの気持ちよさにアチコチ歩きすぎた(笑)
これだけゆったり出来るのもテン泊のおかげ。

山頂の一等三角点にももちろん行く。
そして下山前にはまだ誰も来ない山頂より思いっきりの声出しシャウト!
私は3発、友人は2発。
やまびことなり山々に響き渡るその声を聞くのは気持ちイイもんだ。

豪雪の厳冬期にここまで来る猛者もいるらしい。
私も行ってみたいが、自分のスキルと根性じゃ無理だな・・・。
7時前より歩き出し、9時半にテン場に戻ってきた。
2時間近く山頂で遊べるのもテン泊ならでは。

(写真左)テン場に戻ってきてからシュラフやテントを干しながらダラダラ。
昨晩の晩飯の残りを温めてまた食べる。
(写真右)雪で冷やして食べたオレンジは格別の味。

(写真左)テントのフットプリントにはネズミか何か小動物の糞が落ちてた。 寝てるすぐ脇に来てたのか?
(写真右)パッキングも終了し、いよいよ出発。
この時11時、既に数組の日帰り登山者の姿を見かける。
オレ達どんだけダラダラしてんねん(笑)

帰り道は行きにもましてダラダラする。
さっさと歩いて帰ってしまうのはもったいない。

この景色ももう見納めという場所まで来た。
とてもとても名残惜しいのでサーマレスト広げてまたダラダラ座って景色を楽しむ。
そしてこの写真を最後にW80のバッテリーも切れた。
下山し温泉入って帰る。
疲れたが今回はトラブル無く、サイッコーの天気に恵まれ過去一番満足度の高い山行きだった。
余談①下山時に左足つま先を傷めた。未だに痛い。
余談②W80はバッテりーのもちがかなり悪く感じる。こういう1泊2日の時はスペアバッテりーを持つべき。
友人曰く「早くにイビキかいてた」らしいが途中目が覚めたりで寝てる気がしないのがホントのところ。
その友人は冷え性らしく「寒い」を連発し、準備いいことにカイロまで持ち出して寒さ対策をしている。
かと思えば私はインサレーションを着たままシュラフに入ったが少々暑く感じたので途中で脱いで足元に掛けて寝ていた。
ちなみに寝て数時間経ったときのテント内の気温はスント計測で2度、私の使っているシュラフはモンベルのU.L.スパイラルダウンハガー#4(今期カタログ落ち)は快適睡眠温度が3度~になっていてちょうど良い環境の筈だが、深夜にかけて流石に冷えて寒くなったので脱いだインサレーションを再び着て眠る。
ところで忘れてはならないのが雪の上に寝てること。
マット無しでは間違いなく寝れない。
シュラフも大事だがマットの出来不出来で眠れるか眠れないかの差が出るような気がした。
私は今使っているサーマレストのZライトしか使ったことないので他の物との比較は出来ないが、なかなか良いマットだと実感。
しかし寝相が悪く少しでもはみ出すと冷たくてすぐ目が覚めます(笑)
また、寝ている間に風が出てきたようで風の音がかなり聞こえ、それに伴い「パチパチ」という音も聞こえ雨が降ってきたかと思わせるような感じが度々あり、昨年夏の白山テン泊の記憶が蘇り気が気でないときもあった(笑)
でも実際には雨も降っておらず、音の割にテントもさほど揺れないことから「良い場所で張ったんだ」と実感。
それでもいつの間にか深夜3時。
友人がシッコに起きた時に私も目が覚めたのだが、なぜか天井が明るい。
「もう夜明けか」と思ったその明るさは月だったらしい。
「外は何度だろう?」だとか「星空キレイかな」だとか思うのだけど、一度テントに入りシュラフに潜り込むともう外には出られず、その光景を見ることもなくまた眠りに落ちる。
そして次に目が覚めたのは5時。
いよいよ夜明けという感じの明るさがしていたので、夜明けを見ようと一人外に出てみる。

まさにちょうど日が昇ってきたところ!
ええもん見させてもらう。
そして振り返ると

月が見えた。
実にキレイでええ景色。
前後に見える太陽と月とこの景色を独り占め!
泊まりでこないとこの景色は拝めない、来て良かった。


(写真左)気分満喫する為一人周辺をウロウロウロウロ。
(写真右)丸くなってまだ寝ている友人。

東の方には雲が見えるが他には全く雲が見当たらない! 快晴!
さて、あそこまで登るか!
その前に。。。


(写真左)友人を起こす。
(写真右)軽く朝飯を食う。 メニューはパンとコーンポタージュ。
ちなみにコンロはそこそこ高所で低温なので新品ガス缶持っていったのに火力が弱い。


(写真左)テント、荷物はそのままにして身軽なカッコで山頂まで歩き出す。
(写真右)気温はまだ低いのでレインウェアを羽織って歩く。

私の右にはまだ真っ白な白山が見える。


(写真左)踏み跡を辿り斜面を行く。
6本爪アイゼンを持ってきてはいるが、雪はボソボソなのでアイゼンは全然不要。
(写真右)雪のないところにはザゼンソウが見られる。

祠到着!
今年も来ましたよー!
ありがたくお参りする。
まだ私達以外誰もいない、当然ながらその日の一番乗り♪


(写真左)ここの山は山頂と呼ばれる場所よりも、この祠からの展望の方が良い。
(写真右)まだ早い時間とスンバラシイ天気に景色、もうわけも分からず周辺をあちこち歩きたくなる。


夏季シーズンに来ると笹薮が凄くて歩く気失くす尾根も雪がある今ならサクサク歩いていける。
これ残雪シーズンの醍醐味。

毒が抜けていくのが実感できる。
ま・さ・に、毒を放出!
あまりの気持ちよさにアチコチ歩きすぎた(笑)
これだけゆったり出来るのもテン泊のおかげ。


山頂の一等三角点にももちろん行く。
そして下山前にはまだ誰も来ない山頂より思いっきりの声出しシャウト!
私は3発、友人は2発。
やまびことなり山々に響き渡るその声を聞くのは気持ちイイもんだ。

豪雪の厳冬期にここまで来る猛者もいるらしい。
私も行ってみたいが、自分のスキルと根性じゃ無理だな・・・。
7時前より歩き出し、9時半にテン場に戻ってきた。
2時間近く山頂で遊べるのもテン泊ならでは。


(写真左)テン場に戻ってきてからシュラフやテントを干しながらダラダラ。
昨晩の晩飯の残りを温めてまた食べる。
(写真右)雪で冷やして食べたオレンジは格別の味。


(写真左)テントのフットプリントにはネズミか何か小動物の糞が落ちてた。 寝てるすぐ脇に来てたのか?
(写真右)パッキングも終了し、いよいよ出発。
この時11時、既に数組の日帰り登山者の姿を見かける。
オレ達どんだけダラダラしてんねん(笑)


帰り道は行きにもましてダラダラする。
さっさと歩いて帰ってしまうのはもったいない。

この景色ももう見納めという場所まで来た。
とてもとても名残惜しいのでサーマレスト広げてまたダラダラ座って景色を楽しむ。
そしてこの写真を最後にW80のバッテリーも切れた。
下山し温泉入って帰る。
疲れたが今回はトラブル無く、サイッコーの天気に恵まれ過去一番満足度の高い山行きだった。
余談①下山時に左足つま先を傷めた。未だに痛い。
余談②W80はバッテりーのもちがかなり悪く感じる。こういう1泊2日の時はスペアバッテりーを持つべき。