夏休み 乗鞍編

車内をフルフラットにしてマット敷いてシュラフに潜り込むという寝床は快適、熟睡　
がしかし、夜半、ルーフに打ち付ける雨の音で目が覚める。
聞かなかったことにしてそのまま眠る。
そして目覚ましが鳴った早朝５時。
やっぱり雨が降っている。

サイクリングは中止
もちろんハイキングも無し


７時まで２度寝を決め込み様子を見るが、雨は降り続きすぐには止みそうな気配ないので撤収準備。
寝床を片付けルーフに積んでいた自転車を車内に入れなおす。
自転車には万が一のためにビニールシート被せ濡れるのを防止できたのが唯一の慰め。
そして乗鞍を離れる前にもう一度湯けむり館に入って行きたいところだったが、営業が１０時からで３時間も待たなければならずそこまで気も長くないので出発。

で、安房トンネルをくぐり、平湯で温泉に入るかと早くから開いている温泉情報を収集。
見つけたのがココ。



早朝から開いており、料金は寸志（←こういう施設は貴重です、必ずお金を落としましょう）。
洗い場がなく温泉に浸かるだけという施設だが、非常に風情もあり気に入った。
泉質は茶褐色で硫黄臭と言うか鉄の臭いと言うかがキツめで源泉かけ流しらしい（今の時期もしかしたら加水して温度を下げているかもしれない）。

朝早く人も少なめで静かだったこともあり、浸かっては出て体を冷やしまた浸かるということを繰り返し、まず１時間ほど堪能。



その後一旦出て傍にある蕎麦屋で盛り蕎麦を食べて休憩した後、同じ温泉にまた１時間ほど浸かって結局昼前まで平湯に滞在。
サイクリング出来なかった不満を温泉で解消し気持ち良く帰るとする。

そして道中、高山に寄って高山ラーメンでも食って帰るかと思ったら・・・
市内ババ混み、ラーメン屋甚五郎、豆天狗共に行列が出来ておりとてもクルマを降りて並ぶ気にもなれず、渋滞につかまって時間を浪費しただけでスルー。
その後は高速を使わず、せせらぎ街道をのんびりドライブし途中土産買ったり喫茶店に入り抹茶をすすったりする。


思わず通り過ぎるところだったが、何か惹かれるものがあり突然入った喫茶店。
森の中にあり、縁側に通されもの凄くゆったりして心地良く１時間ほどぼんやりと呆ける。
雨が降ってたのも雰囲気良かったひとつの要因。

この後、また道の駅に寄り土産買って、徹夜踊りが行われている郡上を抜け美並より高速に乗って帰る。
貴重な休みの中、サイクリング＆ハイキングが出来なかったのは何よりも残念だが、違う楽しみ方が出来たのでそれはそれで良し。